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式だけ書けばいいわけじゃない(理系科目計算系記述問題のコツ)

こんにちは、
clue zemi 講師の阿部です。
今回は理系科目で見られる
計算系記述問題のコツについて
解説していきます。
理系科目の問題といっても
化学などで見られる知識系記述問題と
数学、物理の計算系記述問題では
わけが違うので別々に書いています。

計算系記述問題とは
その名の通り「計算過程も記せ」
って言われるやつです。
これは絶対に上手にならないといけない、
というのも、
ご存じの通り2次試験、
特に数学はほぼこれなのです。

当たり前ですが、大前提は
「自分は理解していることが伝わるように書く」
です。
答えだけ書いたら、
採点者はまぐれで当たったか
判別できません。

「(1)y=x2(2≦x≦3) の範囲をもとめよ。」

この問題を最大限分かったアピールして
解答を書けますか。
生徒A:軸x=0<2なので4≦y≦9 です。
生徒B:簡単すぎ、4≦y≦9 です。

「(2)では定義域を−1≦x≦3にしたらどうなるか。」

生徒A:軸が範囲内にあるので0≦y≦9です。
生徒B:1≦y≦9です。

採点者:生徒Bはやっぱりわかってないな。

生徒Bが
(1)で正解を出したのはまぐれですね。
だから途中式も書かせるのです。
過程を書かせると
本当に理解しているか如実に分かります。

ではどうするか。
普段の勉強で練習するしかありません。
やり方の一例をあげておきます。
まずは
最大限分かりやすいと自分が思う解答を
時間をかけてでも作ってみて下さい。
それから、
模範解答との比較し、
過剰なところ、足りないところを
あぶりだしてください。
模範解答は
ほぼ減点されない解答になっています。

普段の意識です。頑張りましょう。


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