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zemi新聞【vol.33】

英語勉強の落とし穴

学校で配られているプリント、ドリルで単語も練習したし、文法事項も確認した。でも定期テストで点数が取れない…なぜだ…と苦しんでいる人はけっこういます。今日はその原因と対策についてお伝えします。

みなさんが定期テストに向けて頑張ってやっているプリント、ドリルにある単語や表現、文法。それを仮に100%覚え切ったとしましょう。さて、テストで高得点が取れるでしょうか?残念ながら答えはNOです。

たとえば単語だと一つの単元に2,30個の新しい単語が登場しますが、その文章の中にはその何倍もの既出の単語があるわけです。それを仮に10倍だとすれば、300語を知っていて、初めて文章を把握できるということになります。たかだか30語をマスターしたところでどうにもなりません。

しかし、多くの人が「テスト対策」としてやっているのが新出の単語だけ。それもそのはず、そのプリント・ドリルにはすべての単語に関しての言及はありません。社会や理科であれば、与えられた課題を覚え切れば高得点を取ることができるのですが、英語の勉強法はそれとは全く異なることに注意しましょう。

ではどうすればいいか。私がお勧めする対策は「全訳」です。みなさんがいちばん嫌いなやつです。やりたくないのはわかりますが、既出の範囲で抜けがあるのはどこか?を確認するのには全訳しかないと思っています。

次に、全訳が正しいかどうかをどうやって確認するかですが、これは市販の「教科書ガイド」などを買うのがいいでしょう。これに書いてある日本語と自分の日本語を照らし合わせて確認することです。ただ、教科書ガイドはけっこう高価だし塾に通っている人とかであれば、書いた全訳を講師にチェックしてもらうのもいいでしょう。ガイドだけでは判断できないミスや、ちょっとした工夫なんかも教えてもらえると思うのでおすすめです。

clue zemi 講師から(ご挨拶)

東北大学薬学部の武田と申します。数学と化学が好きで、特に有機化学が大好きです。最近は、近所のラーメン屋さん巡りを楽しんだり、健康のために筋トレもしています。より良い勉強への向き合い方や勉強法等を伝えたいと思っております。よろしくお願いします。



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