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すべての"都合のいい女"たちへ 〜好きな人と曖昧な関係になることは、間違いじゃない!〜

このnoteの文章は、私がとある出版社さんと企画を進めている【女性向け恋愛本】のプロローグ案です。

書籍に向かない内容ゆえに、こちらの内容はおそらくボツになってしまうので(ほぼ確定済み)、ここで特別に公開します。供養させてください。

この路線のプロローグはボツになるものの、書籍の内容としてはこのマインドで執筆しようと思ってるから、出版した際はぜひぜひ手に取ってね!



すべての"都合のいい女"たちへ 〜好きな人と曖昧な関係になることは、間違いじゃない!〜


「好きな人と先に体の関係を持ってしまった!ここからどうすれば付き合えるの…?」

これは、世の女性が人生で1度は悩むテーマだと思う。恋愛中の女性にとって、これほどまでに深刻で、闇深い問題はない。

多くの男性にとって、女性と付き合う目的は"体を手に入れること"。
日本の恋愛本には総じてそう書かれているし、「付き合う前にセックスをしてはいけない」というのが一般的な恋愛のセオリーになっているから、その掟を破った自分を悔いる女性は後を絶たない。

でも、本当にそうかな?と私は思う。
あなたが彼と付き合えていないのは、先に体の関係を持ってしまったから?
じゃあ、体の関係を持っていなかったら、あなたは彼の彼女や妻になれてたの?

違うよね。あなたを都合のいい女にするくらいだから、その男性はとても魅力的で、あなたよりも恋愛市場でのレベルが上の人。そんな彼との関係を、あなたは肉体を差し出すことで、かろうじて維持している。
つまり、あなたが彼と先にセックスをしなかった場合にゲットできていたポジションは、"彼女"ではなく"他人"なんだよ。

最初から付き合いたいと思われてない女が選べる選択肢って【都合のいい女 or 彼女】ではなく【都合のいい女 or 他人】だから。そして接点を持てない他人が彼女の座にのし上がることは永遠に不可能。
だから今好きな人の都合のいい女になってる女性は、その選択が大正解。

世間で言われている「付き合う前にセックスをしてはいけない」という理論は残念ながら論ズレで、都合のいい女にならざるを得なかったような女性は肉体関係を拒んだ時点で関係を切られてるんだよね。
先にセックスしたから付き合えなかったのではなく、セックスしたからかろうじて関係を繋げられている。つまり、その状況が最善。

好きな人の都合のいい女になってる女性はそのときできる最善策を取ったわけだから、本人には何の落ち度もない。
むしろよくぞ都合のいい女になった、彼と繋がり続けるのにそれ以外の道はなかった、最高の選択だ!グッジョブ!!と私はスタンディングオベーションで言いたい。

「こう振る舞えば彼女になれてたのに…」はただの幻想で、自分を過大評価しすぎているし、論点のズレた一般論に惑わされている。
あなたが好きになった男性は、自分よりも格上の魅力的な男性で、だからこそ先に体の関係を持たないと、気を引くことができなかった。
あなたは現時点で最善の戦略を取れているし、もしその状態でこの本を開いてくれているとしたら、私はあなたを抱きしめて、「よくやった!よくここまで1人でがんばった!あとは私に任せて、ただただ笑顔でいて!!」と言いたい。

そして今から2年前、大好きな彼の都合のいい女として、何度も涙を流しながら恋人になる方法を試行錯誤して編み出した、過去の自分にも言いたい。
おつかれさま。今年、無事に彼と結婚したよ。
あなたが彼を好きな気持ちを諦めずにがんばってくれたおかげで、私はいま幸せです。本当にありがとう。

この本を読んでくれているあなたにも、いつかそう思える日が来ることを願って。



これが私が出版社に提出したプロローグ案で、表紙をめくってすぐの場所に書かれることになる冒頭文。

「これの何が書籍向きじゃないの?」って思った人もいるかもしれないけど、大きな出版社さんになればなるほど、書籍の内容に対して高めの倫理観を求められる。

私の恋愛戦略は、どうやら書籍向きじゃないらしく、この方向性での執筆は一旦ボツを食らってしまった。

巷の恋愛本にセックス先行型の恋愛戦略が書かれていない理由が分かった気がした。

男性向けの書籍では誰からも指摘されなかった貞操観念的なものを、女性向けの書籍では求められるのかもしれない。

とはいえ、これからどうにか内容を修正して、このマインドのままで私の恋愛戦略を本にできたらなって思ってるよ。

2024年中の出版を目標に、内容にこだわり抜いて書いていくから、楽しみに待っててね!


▼ 私の恋愛戦略はこちら(絶対に書籍化できない内容多数)


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