見出し画像

2023年株式会社ゆめみさんの技術発信の実態

こんにちは.株式会社ゆめみ で執行役員/テクニカルエヴァンジェリスト(自分で言っててよくわからんので技術広報と思っていただけると)をしております Keeth こと桑原です.

本記事は YUMEMI アドベントカレンダー2023 の3日目となります!

で,今回何書こうかなぁと思ってたのですが,今年1年採用を中心とした広報活動に従事する中で頂いたお言葉で

ゆめみさんって発信をたくさんやられてますね
採用にとても力を入れており,大成功をしている印象です
技術力が高そう・技術力が高いエンジニアさんがたくさん在籍していそう
マーケティング・ブランディングで伸び率がすごい

このようなお言葉を有り難くもたくさん頂戴しました.実際に昨年からお金も工数もかけてきたこともあり,色々成果に結びついたのはとても嬉しく,また達成感もあります.

余談:日本CTO協会が実施している Developer eXprerience Day 2023「開発者体験が良いイメージのある企業ランキング」 でゆめみ社は堂々の6位にランクイン🎉

今回は,実際にゆめみさんの技術周りのアウトプットをかき集めて色々分析してみようと思った次第です(=゚ω゚)ノ
※結構長いので気長に見て頂ければ🙇


前提

ちょっとデータが古いですが,数字で見るゆめみ という Web ページがあり,こちらの数字でいいますと,現在ゆめみ社にはいわゆる技術職のメンバーが320名在籍(※1)されているそうです.

また,今回対象のアウトプットは以下となります.(※2)

  • テキスト系のアウトプット(Qiita, Zenn)

    • organization や "#ゆめみ" などのハッシュタグがあるもののみ(※3)

    • Advent Calendar 2023 がスタート前に公開されたもの

  • 音声配信

  • connpass を媒体とした社外勉強会

では本編をどうぞ(=゚ω゚)ノ


Qiita

対象:https://qiita.com/organizations/yumemi/items

 もちろん手動で取得するのは面倒くさいので,Qiita API を利用して取得スクリプトを今流行の ChatGPT さんに作成いただき取得した.スクリプトは以下(Python.パラメータは変えたがコードのロジックは変更なし).

▼ 実行結果

・投稿数:174(昨年:153)
・投稿者数:55(昨年:54)
・いいね数:9579(昨年:13039)
・MAXいいね数:766(昨年:767)
・いいね数中央値:14(昨年:25)
・平均いいね数:約55(昨年:約241)
・1人あたり投稿数:約3.1(昨年:約2.8)

という結果になりました💁

▼月毎の集計
また月毎にデータを集計してみました.まずは数字.(やっぱテーブル表示するならマークダウンで書きたいなぁ…|д゚)チラッ

なんとなくグラフでも表示したかったのでしてみました💁

6・7月に爆増していますが,これは Qiita さんが Qiita Engineer Festa 2023 を開催しており,ゆめみ社も参戦したからですね.投稿数も83と全体の48%をこの2ヶ月で占めます.やはりゆめみの人はお祭りやイベント事が大好きなようですw

中央値が語っている通り,Qiita ではゆめみ社の不動のエース 無職やめ太郎(本名) さんが数字を稼がれていました.(※4)
また,Qiita に記事を書いているのはエンジニア全体で300名強の中55名ということで,個人的にはちょっと意外でした👀 書くこと強制したいわけではないですが,もっと盛り上がれるメンバーを増やしていきたいなと感じました💪

▼タグ

続いてタグ別にも見てみましょう💁多いものをいくつか順に並べます.

・Flutter:48本
・ChatGPT:17本
・React:15本
・TypeScript:13本
・Swift:8本

Flutter が2位とトリプルスコアでダントツの1位でした🎉 技術投資として Flutter を挙げていたのもあってこれは素晴らしい👏 2位は時流に乗っかって ChatGPT に関する記事が多かったですね.3・4位はフロントエンドのほぼデファクトな技術2つで,ラストが iOS の言語となりました.昨今のゆめみのアウトプットはネイティブアプリ開発の技術記事が多いことが分かりました📱

Zenn

対象(※5):
https://zenn.dev/p/yumemi_inc
https://zenn.dev/search?q=%25E3%2582%2586%25E3%2582%2581%25E3%2581%25BF

ぶっちゃけほとんど紐付けられていなかったり,RSS フィードも直近のものしか取得できなかったので,人力でできる限り探して来ました() 
また,昨年比較は心が折れたのでなしです🙇

▼実行結果

・記事数:84
・投稿者数:36
・いいね数:2689
・Maxいいね数:545
・平均いいね数:約 32
・いいね数中央値:273
・1人あたり投稿数:約 2.3

という結果になりました💁
記事投稿数は Qiita の半分くらいで,ゆめみメンバーは Qiita への投稿のほうが多めのようです.(※6)

▼月毎の集計
こちらも Qiita 同様月毎にデータを集計してみました.

Zenn の方は Qiita のイベントもあったせいか,5〜9月が多めに投稿されていました💁昨今の技術記事は Zenn へ投稿されているケースがかなり増えてきていますので,他社さんの数字も気になるところです.

▼タグ

続いてタグ別にデータを見てみましょう💁多いものをいくつか並べてみます.

・iOS:21本
・Jetpack Compose:8本
・Kotlin:8本
・Android:7本
・WWDC:5本
・React:5本
・KMP:5本

見事にネイティブアプリ系の記事ばかりが今年多く書かれていることが分かりました😂 WWDC だけで5本あるように,WWDC での Apple の発表内容に関連する記事も多く目に映りました.またAndroid 周りの記事では Jetpack Compose の記事が多く,知見もかなり溜まったのではないでしょうか?

音声配信

対象:パジャマパーティー!!

まずは数字を見てみましょう💁

・配信数:16本(うち2本は外部ゲスト)
・再生数(今年):754回
・再生数(合計):1916回
・フォロワー数:61

対象:ゆめみかけのRadio

・配信数:4本
・再生数:60回
・フォロワー数:12

どちらも採用目的の配信となります💁 ゆめみの中の雰囲気やワチャワチャ感を感じていただく目的で発信しておりますが,「聴いています!」という声や「この配信聴いてゆめみを知って入社しました!」という事例も生まれまして,しっかり成果に繋がっていることを実感できています😀

管理画面から聴いている人の属性も見れるのですが,USA,ドイツ,オランダ,中国,ベトナム,オーストラリア等,日本以外からも聴かれていました!(※7)

しかし,「ゆめみかけのRadio」は今年からスタートした配信ですが,ちょっと中の人が多忙すぎて配信数が少なくなかなか数字が伸びなかったなと.反省🙇

connpass

こちらは簡単に数字だけで済ませちゃいます🙇

・イベント回数:212(※8)
・参加者数:4293
・Maxイベント参加者数:796「勉強法の勉強会
・メンバー数:3852

ちなみに connpass API からデータを取得するスクリプトはこちらです.(Node.js です)

connpass のハッシュタグは 𝕏 のハッシュタグのため,基本的には企業かorganization に紐付けるようなもののみをつける慣習のため,どういう技術の勉強会なのかはタイトルやディスクリプションから判断せざるを得ず,正確には分かりませんが,今年のゆめみ主催の勉強会の9割はネイティブアプリ開発の技術に関するものが多かったと思います.

社内勉強会は毎月コンスタントに150本くらいは開催できていますが,昨今あまり社外勉強会を開催できていませんでした.その中この数字はかなり頑張ったのではないかと思います🎉しかし,ベンチマークとさせていただいている企業さんの connpass のメンバー数には程遠いので,こちらも継続して頑張っていきたい所存ですぞい💪

また昨年同様 YUMEMI.grow と称していろんな企業さんとコラボして社外勉強会を開催させていただきました!各企業様改めて感謝申し上げます.ありがとうございました!来年も引き続き開催していきたいと思っておりますので,是非一緒に勉強会を開きつつ業界を盛り上げていきましょう!

まとめ?総評的ななにか

ということで,ゆめみの発信についてのいろんな数字のアレコレを集計してみましたがいかがでしたでしょうか?

全体通して,今年のゆめみの技術発信の中心はネイティブアプリ開発の技術のメンバーだということがハッキリしました👏また,ゆめみの人はお祭り好きが多くその中で発信をするメンバーが複数記事を書いており,全員で発信しているわけでもない,ということも判明しました.

思ったより発信の数が少ないと感じられた方も,逆に受け取られた方も多いと思いますが,これはあくまでいくつかの面を切り取っただけで,エンジニアの技術発信の場は幅広く,

  • OSS

  • 技術書典

  • 技術書同人誌博覧会

  • 各種勉強会やカンファレンスの登壇(本当はこれこそ集計してみたかった…!)など

    • speaker deck や slideshare,slides など

など本当全部を追うのは大変で,今回はなるべくデータを取りやすいものや API が公開されているもののみをピックアップして見ました.参考になれば幸いです!

また,技術広報の方とも今後も接点持ちたいと思っておりますので,是非今後ともゆめみを何卒よろしくお願い致しますー!

ではでは(=゚ω゚)ノ


注釈

※1: 職種を複数掛け持ちしているメンバーもいますので,正確な数字ではないです…🙇
※2:本当はゆめみメンバーの全てのアウトプットやテクニカルなアウトプット(GitHub や OSS へのコミットなど)も集めたいですが,流石にそれは厳しく断念しました…🙇
※3:ハッシュタグがついていても,社外の方が投稿されているケースも有り,厳密性は欠けている可能性があります
※4:やめ太郎さんお一人で,3964 いいねを叩き出しています(流石の一言👏)
※5:スクラップやブックはスレッドもひっくるめて1本ずつでカウントしています
※6:個人ブログや note への投稿もありますので,分散されていることもあると思います
※7:ぶっちゃけると,ゆめみメンバーがいる国ばかりではあります←
※8:業務委託の方のコンスタントな Swift の勉強会で回数はかなり伸びています

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?