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悲しい別れ、嬉しい出会い

地元に住んでいた頃、私は地域の図書館で司書として働いていました。
とても楽しくてやりがいがあって、天職とまで思ってしまうほどでした。

児童の担当になり、図書館でのおはなし会や小学校に行き絵本の読み聞かせをさせていただきました。
毎月のテーマ展示で飾りを作るのも楽しく。
ブックトークやストーリーテリングもさせていただいて、もっともっといろいろなこと身につけていきたいとおもっていた矢先……
学生の頃からなかなか診断がつかなかった病の症状のため退職することに……。

環境を変えようと、遠く離れた自然豊かな町で一人暮らしをはじめ。
謎の不明熱や体の痛みの症状は続いたまま……
移住した先で結婚。
嫁ぎ先の近所の病院で熱心な先生に出会い、やっと診断がついて治療をはじめた頃
また新たな出会いが。

近所の方に誘っていただき、近所の小学校の図書室ボランティアをさせてもらえることに。🍀。
体調のことが心配でしたが、
「調子のいいときに一緒にしよう⤴️」
と言って下さり、無理なく楽しく参加させてもらっています。
朝の読み聞かせは、時間の都合がつかないのと体調が不安定で休むと様々な方に迷惑をかけるので断念しました。
が、図書室ボランティアは週に一度二時間で、内容は本棚の整理や本の修理、展示コーナーの飾り付けや新しく買う本の選書など。
その日にできることをする感じです。
集まりの日に調子が悪くて休んでも、調子のいいときに家で飾りを作られるのでメンバー三人お互い気を遣わずにできます。
そしてたまに、ボランティアの時間帯に授業の内容に沿った読み聞かせやブックトークの依頼もあるので本を読ませてもらったり本の紹介をして楽しませていただくことも。

図書館の仕事を辞めたあと、もうこんなことはできないと思っていました。
地域の読み聞かせサークルに入るのも、体調のめんであなをあけたり他の人に迷惑をかけるのがこわくて控えていました。

でも、私にとってとても素晴らしい条件の図書室ボランティアでまたこどもたちと本をつなぐお手伝いができることとても幸せです。

与えていただいた場所で、私に出来ることを全力でやっていこうとおもいます。

素敵な出会いに大感謝です💕。 

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