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【新機能】リモート署名導入によりAATL証明書に対応しました

クラウドサインでは、合意締結したPDFファイルに対して、電子署名と一般財団法人日本データ通信協会が認定する「認定タイムスタンプ」を付与することで、契約が存在していた事実と改ざんされていないことを立証しております。

今回、クラウドサイン利用者のさらなる安心と利便性向上を実現するため、業務提携をしておりますサイバートラスト社の「iTrust 電子署名用証明書」と「iTrust リモート署名サービス」を導入し、AATL証明書に対応いたしました。

電子署名がAATL証明書に対応しました

合意締結された書類のPDFファイルに付与される電子署名の証明書がAATL(Adobe Approved Trust List)というAdobeに認証を受けた証明書になりました。

リモート署名でAATLに対応するイメージ図

これまでは、ルート証明書を設定しない場合、Adobe Acrobat ReaderでPDFファイルに「署名に問題があります」と表示されるケースがありました。
今後は、そのようなルート証明書の設定をせずとも、「署名済みであり、すべての署名が有効です」と表示されるようになります。

合意締結からすぐにPAdES-A(長期署名)が付与されるようになりました

クラウドサインでは、スタンダードプラン以上のプランをご契約中のお客様は、送信書類の合意締結後、PDFファイルに長期署名を付与することができます。

リモート署名で長期署名がすぐに付与されるイメージ図

これまでは、長期署名(PAdES-A)の付与までに24時間の経過が必要だったため、合意締結通知メールには長期署名済みのPDFファイルは添付されませんでした (※6MBを超えるファイルの場合はURLが記載されます) 。
そのため、PAdES-A長期署名済みのPDFファイルを取得するためには、合意締結から24時間経過後に、改めてクラウドサイン上で長期署名済みのPDFファイルをダウンロードする必要がありました。

今後は、合意締結通知メールに長期署名済みのPDFファイルが添付されるようになります。
また、合意締結と同時にAPIで書類を取得した場合にも、PAdES-A(長期署名)があるPDFを取得できるようになります。

署名処理がバックグラウンド処理されるようになりました

PDFファイルに電子署名を施す処理が非同期化され、バックグラウンドで処理されるようになりました。
これにより、クラウドサイン上で書類を送る際、入力項目(フリーテキスト欄、押印欄、チェックボックス)が多いため署名の完了までに時間がかかる場合でも、長時間に渡って送信画面上で待つことなく、送信のリクエストを受け付けたタイミングでページを離れることが可能になりました。
なお、署名処理におけるエラーは、画面表示ではなくメールで通知されるようになる場合がございます。


ID署名表示の変更

リモート署名への署名方式の変更に伴い、Adobe Acrobat Reader等のPDFファイルビューワーの左下に表記されるID署名の表示のフォントが変更されます。

(従来のID署名の表示例)

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(リモート署名時のID署名の表示例)

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リモート署名によるAATL対応に関する問い合わせは、クラウドサインWebページの画面右下にて提供しているチャットサポート窓口にて承っております。

お気軽にご相談ください。