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カヌー界をたった一人でDX!?メルカリ出身凄腕エンジニアがCloudbaseで実現すること

【プロフィール】
成瀬 真(なるせ まこと)
Cloudbase株式会社 エンジニア

京都大学工学部情報学科を卒業後、メルカリに入社。通知基盤のマイクロサービスの開発、グループ共通のメール配信基盤の刷新などに従事。
2022年8月よりCloudbaseにジョイン。フルマルチクラウド(AWS,GCP,Azure)人材としてセキュリティスキャンの開発やお客様との伴走を行う。


Cloudbaseとの出会いは一人のユーザーとして

ー まずは、お名前と簡単な自己紹介をお願いします。

成瀬真と申します。新卒でメルカリに入社して、1年4か月働いた後にCloudbaseに入社しました。Cloudbaseでは社内の開発コミュニケーションの中心となる存在として、みんながどうやったらうまく回るかを考えながら開発をしています。

ー Cloudbaseはどのようにして知りましたか?

CEOの岩佐のことは大学1年の頃から知っていて、東京に来たときに一緒にご飯などに行って近況報告していくうちに、将来的にいつか一緒に何かできたらいいなと思うようになりました。
こんな風に思っていたときにTwitterでCloudbaseがリリースしたことを知り、副業で勤めていた企業での利用を目的として問い合わせを送りました。

割り箸からアプリへ、カヌーの大会をDXする。

ー 学生時代はどのようなことをしていましたか?

大学ではカヌースプリントというスポーツをやっていました。大会運営をする連盟の業務で、手動でやっているものをなんとかシステム化できないかとWebアプリを書き始めたことが開発のきっかけでしたね。割り箸でしていた抽選や、大会結果の発表など、大会当日現地でないと得られなかった情報を、オンラインで確認できるようにしました。情報の不均衡というか、知りたいのに知れない人がいるのをおかしいと感じていて、システムを作ったら解決するんじゃないかと思っていました。実際、Webアプリには大会期間中に10万以上のアクセスがありました。

ー Webアプリをやってみてどういう点に喜びを感じたかや、今後もエンジニアを続けようと思うモチベーションを教えてください。

善人ぶってる感じかもしれないですが、僕は純粋なものづくりが好きというよりかは、誰かの役に立つことが好きです。システムを作ってるときも、単純にコードを書くのが楽しいというよりかは、これがもしも完成してみんなが使ってくれるようになったら、すごくみんなが楽になるんじゃないかというモチベーションで進めています。現に多くの人に使っていただいたというのは、自分の中でかなり大きな嬉しいことですね。

ー システムを作る上で意識していることはありますか?

綺麗にどう書くかというところが先行してしまう人も中には一定数いると思うのですが、僕は課題解決の手段としてプログラミングをやり始めたので、ユーザー目線に立つことを意識しています。例えば、先ほど話した大会のWebアプリでは、実装上は複雑になってしまいますが、各大学の結果を一括で表示できるページなど、マネージャーさんやOBさんが振り返ることができるような画面を作りました。
ただチーム開発に携わったときに、プロダクトを使ってくれる人だけの幸せを考えていると、作っている側がしんどくなってしまうこともありました。今は勿論プロダクトを作るのもそうなのですが、どう作っていくかという部分に興味が向いていますね。

入社を後押ししたのはプロダクトへの信頼

ー スタートアップに飛び込む不安などありましたか?

不安などを考えるときにリスクとリターンの話が出てくると思います。Cloudbaseに飛び込むことはメルカリのような大企業にいることよりもリスクが大きいかもしれません。それでもCloudbaseっていう環境がものすごく楽しいというのと、自分が初めから携わって、この会社を大きくしたという、人生でそういうことを言えることがすごく大きいと思いました。リスクとリターンを考えた結果、もちろん不安はゼロではなかったのですが、Cloudbaseに移るっていう選択をしたのかなと思います。

 Cloudbaseを選んだ決め手は何でしたか?

決め手は3つに分けてお話しします。
1つ目が人や雰囲気、単純にCloudbaseで関わることが楽しいと感じたというのがすごくポジティブな要因になっています。
2つ目がプロダクト的な要因です。副業で今も少し携わっている会社があるのですが、そこでセキュリティの課題を感じていたときに、CloudbaseのTwitterの投稿を見つけました。まさしくこういうものが欲しいと思って申し込みをしたので、自分がいいって信じられるプロダクトであることがすごく大きな要因になっています。
最後3つ目が、実際にCloudbaseに投資してくださっているArenaホールディングスのJackさんとの対話です。ものすごく大きなファンドのパートナーの方がCloudbaseはどうやったら良くなるか、こういうところはどうかという話を僕たちと一緒に数時間かけて考えてくれていること自体が異常事態だと思いました。自分だけがプロダクトの良さを信じている状況だと少し不安が残ったかもしれないですが、強力な投資家がプロダクトの良さを信じてるっていうのが強い裏打ちになっていました。それが3つ目の要因、リスクが限りなくゼロに近いと思ったことです。

実現力の高さが強み。Cloudbaseで取り組むこととは

ー 入社前後で感じたギャップはありますか?

現に想像してた以上に、あまりにも出来事が多いっていうのは結構ギャップとして感じてましたね。

ー それは僕もすごく思います。機能面もそうですし、お客様の獲得であったり、あらゆるイベントが多いですね。なんだか僕も、まだ成瀬が入って半年間なのに3年間ぐらいやってる感覚です。

ー 半年間で一番苦労した仕事のエピソードについて教えてください。

苦労したところは、エンジニア全員が生産性高く検証できる環境を作るには、どこを着地点にしたらいいのかという話し合いです。デザインドキュメントを書くにあたって、考えられる選択肢を挙げて全てのメリットデメリットを列挙するという過程があるのですが、それはエンジニアの前職などによって色々な意見が出てくる部分になります。しっかりとすり合わせをする中で、Cloudbaseの場合は、こういう体制で進めるからこういう手法があってるよねといった決め方をしました。Cloudbaseに転職してきてくださるような方の会社の体制は整ってることが多いので、そこは若干ギャップがあったのですが、何がCloudbaseにとって一番かを重要視していましたね。

ー 先ほどの1週間ですごい色々なイベントが起きることの裏返しとして、こちらも柔軟性がないと対応しきれないというところがありますね。


ー 逆に成功を感じたことややりがいを教えてください。

僕は先行的にいろんな機能を調査してコーディングをするということをやっています。その中の経験の2つを上げさせていただきたくて、1つ目はCloudbaseのリリースしているリソースマップの機能になります。これは他のエンジニアがPoC的にざっくりとした構想を上げて、なんとなくこれができたらインパクトが大きいという話をしていました。僕の好きなことや得意なことというのは、ざっくりとやりたいことを伝えられたときに、それを実現していくことです。リソースマップをリリースまで持っていこうってなったときに、社内のエンジニアメンバーとか、または他のコラボレーターとして手伝ってくださっているメンバーと協力して、予想よりもかなり短期間でリリースまで持っていけたっていうのは成功体験になっているんじゃないかなと思います。

ー これはデータベース上のリソースの関連が出せるという素晴らしい機能です。いろんな人がたすきを繋いで、実装まで持っていけたっていう体験だと思います。

ー 次もう一つあるというところもぜひお願いします。

僕はコンテナイメージスキャンの切り開いていく部分も少しやっています。今Cloudbaseで正式提供している機能ですが、一番初めにどうやったら機能が実現できるか調査をしていました。僕ははじめスキャンする場を切り開いて、実際に機能として出してみて、お客さんがコンテンツを使ってみたフィードバックを得られるときがありました。リソースマップ側は実現できたっていう喜びがありましたが、こっちのコンテナイメージ側は切り開いていけたという嬉しさがありましたね。

ー 確かに僕らがやっていくことは誰もやっていないような新たなことが多くて、山の中を誰かが切り開いて、丁寧に道を作っていくイメージはすごいありますね。

ー ちょうど今入社して7か月目ということですが、将来的なキャリアのイメージなどありますか?

自分がコーディングして機能をリリースまで持っていけたところも嬉しいのですが、それ以上に自分がサポートに回ることによって、他のエンジニアがいろいろなバリューを発揮できているっていう状況が僕的には嬉しく感じます。将来的には、ゴリゴリにコードを書き進めたいっていうよりかはどうやったら会社全体のエンジニアが幸せになるのか考えていけるポジションを視野に入れています。具体的にはエンジニアリングオフィスのような部署を置いている会社さんがあったりするので、そういった部分に興味があります。

ー たしかに人数が増えていくと生産性が落ちてしまうので、重要な部分だと思います。

ー ここからはちょっとテーマを変えて、パーソナルな部分をお聞きできればと思っています。仕事後や休日はどのように過ごしていますか。

仕事後や休日、僕は旅行とか出かけるのがすごく好きで、特に企画をするのが好きなんですよね。何かしら予定を組んで誰かとどこかに出かけているパターンが多いんじゃないかなって思います。
会社のメンバーで山中湖へ行ったときは、僕が船の免許を持っているので、みんなでウェイクボードをして楽しみました。

ー 会社のイベントはだいたい成瀬が企画してくれてます。いつもお世話になってます。

みんなが楽しんでくれるのが一番いいんです。


ー 最後に、将来仲間にするならどんな方がいいかお聞きできればと思います。

僕的に思うことは、Cloudbaseはまだまだ小さい会社で、各個人が持っている裁量がものすごく大きいです。何かやることが決まっているってのはほとんどなくて、それぞれの人たちがものすごく大きな裁量を持って、どうやったらプロダクトとか会社が良くなるのかというのを考えてやっている組織になります。なので一緒にどうやったら良くなるかを考えていける人が嬉しいかなと思っています。
会社を良くしていくことを考えたときに、バリューっていうものが絡んできて、With Clientsという部分では、どうやったらこのお客さんと一緒に成功することができるか、Unlockっていう部分だとどうやったら今までのロックを外してよりすごいプロジェクトを作っていけるか、最後にBe an entertainerの部分だと、僕も結構その3つめを大切にしていて、どうやったらお客さんも自分たちも楽しんでプロダクトを作っていけるかっていうのを一緒に考えていただける人がいいんじゃないかと思います。


ー ありがとうございます。少しでも興味を持ってもらえたり、ピンときた方は、成瀬のTwitterのDMであったり、カジュアル面談、Cloudbaseの採用情報からお問い合わせできますので、ぜひご連絡ください。

テキスト越しではなく声を交わして話すというのは大事だと思っているので、少しでも一緒にお話できれば嬉しいです。ありがとうございました。


編集:Koharu Fujimura

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