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【恥じらい編】人前で英語を話すのが恥ずかしい!理想が高く、間違いを恐れて、英会話が伸び悩んでいる人へ。

こんにちは。

「英語を話すことが怖い状態から、一歩踏み出そうと思えるマガジン。」今回は【恥じらい編】です。

「英語ペラペラになりたいけど、人前でミスをするのは恥ずかしい…」

「英語を話す機会があったのに、間違いが怖くて全然話せなかった…」

こんなふうに思ったこと、ありませんか?

実はわたしも、間違いが怖くて、留学中は決まったフレーズしか使えませんでした。今でも、間違った発言をするのが怖くて、日本語でも英語でも無口になってしまうタイプの人間です。

今回の記事は、英会話を上達させるには何を意識すればいいのかをメインに、わたしの経験談を交えながら書いてみました。「英会話やってみようかな」というきっかけになれば嬉しいです。

※記事が全て揃い次第、マガジンを700円で発売する予定です。有料マガジンには、Vol.2〜6の5つの記事を入れる予定です。
単発記事は300円で割高になってしまいますので、記事を2つ以上購入したい方、お得に全巻購入したい方は、記事が全て揃うまでもう少々お待ちください。


Vol.0 : このマガジンを書こうと思ったきっかけはこちら↓

Vol.1 : 【アイドリング編】「英語を話すことが怖い」と日本のジャッジメント文化。
はこちら↓

Vol.2 【癒し編】英語を話すことが怖い人へ。からかわれた経験がある人は発音が良かった証?!
はこちら↓



頭が良い=英語が話せるではない。

英語講師をしていたころ、ある人から「英語が話せるんですね〜!頭良い〜!」と、コメントをいただきました。

「ははははは〜、そんなことないですよ〜」
と、適当な返事で受け流しましたが、実は本当にそんなことないんです。

わたしは昔から英語が好きで、中学や高校では、教科としての英語もそれなりの点数をとってきました。

大学もそれなりの大学に行き、一年間カナダへ留学もしました。

こう書くと、やっぱり教科としての英語が出来ないとダメじゃん、頭良くないと無理じゃん。って思いますよね。

ただ、当時の私の日常英会話力(英語力ではなく)は、コーヒーを1つ買うのにも、並んでる間から「えっと…Can I から始めて…、動詞はhave? get? buy? 前の人がgetって言ったからgetで…」という感じ。
スラスラ英語が口から出てくるには程遠い場所にいました。

つまり、教科としての英語はできても、英会話は初心者レベルでした。


わたしは留学先で、別の大学から来たUさんと出会いました。Uさんはとても気さくで、面白くて、何よりおしゃべりでした。そこまで親しくない私にも、笑顔で話しかけてくれたことを今でも覚えています。

Uさんが通っていた大学は、わたしの大学よりも格下でした。同じ語学学校でしたが、わたしは1番上のクラス、Uさんは下から3番目くらいのクラスでした。

留学当初は、わたしもUさんも、みんな同じくらいの日常英会話力だったように思います。

それが一年後、Uさんは化けました。

日本から来た留学生の中でもダントツで、いや、世界中から来た留学生の中でもダントツで、とてもとても流暢な英語を話すようになっていました。壇上で堂々と、流暢な英語でスピーチをする彼女の姿に、わたしは圧倒されました。

「同じ一年のはずなのに、わたしの方が英語勉強したはずなのに、なんで…?!」と、悔しくて悔しくて、自分の中の嫉妬心を全部かき集めたようなドス黒い感情を抱いたことを、今でも覚えています。


この経験から、とてもたくさんのことを学びました。1番大きな気づきは、科目の英語ができる ≠ 英会話ができる、いうと。勉強としての英語ができるからといって、英語が流暢に話せる、英会話力が伸びる、ということではないと気づきました。

正直、Uさんが通ってた大学は、一般的にバカと呼ばれる、勉強ができない人でも行ける大学でした。

今思うと本当に最低なのですが、「バカ大学に通う人は、英語もそんなに話せないだろう」と、心のどこかで思っていのです。

「この人たちは勉強するために留学に来たんじゃない。スピーキングもそんなに伸びないだろう。」なんて思っていたわたしは、せっせと机に向かう毎日。

頑張って勉強すれば、教科としての英語ができれば、いつか英語がペラペラになる!と思い込んでいたわたし。

その反面、いろんな人と交流を持ち、いろんな会話をして、ミスを指摘されても恥ずかしがらずに訂正していた、バカ丸出しに見えたUさん。( Uさん、失礼を言いごめんなさい。)

Uさんたちを「いいな〜、楽しそうだな〜」と思いつつ、努力はいつか報われる!と信じて机に向かった結果は、惨敗でした。

科目としての英語ができることは、英会話においてのちのち役に立ってきます。決して無駄ではありません。「英会話」といっても幅広く、特に政治の話や宗教の話、難しいトピックを話す時は、勉強していて本当に良かったと感じます。

しかし、日常生活の大抵のことは、中学英語で十分です。それを、留学中にいかに使うか。Uさんは簡単な英語をたくさん使って、たくさん間違えて、類語をたくさん覚えて、また使っていました。その反面、わたしは少ししか使えなかったのです。

学力(通っている大学)で人を判断してはいけない。本当にダメ。

そんなことを痛感しつつ、帰国後、なんとわたしは英会話スクールに通うことにしたのです。


英語を話せるようになる近道は、英語を話すこと。英会話は体育。

同じ場所で、同じ学校で、同じ期間留学していた、Uさんとわたしの、大きな大きな違い。

もうお分かりの通り、それは会話量です。

留学当初は、間違いだらけの英語を話すUさんでした。Uさんは、根っからの大阪人で、おしゃべりが大好き。声も大きい。

授業中だけではなく、昼休みのおしゃべりでも、先生から「ちがうよ!それはこう言うんだよ!この発音はこう!」なんて指摘を受けていました。
そんな指摘にも、嫌な顔1つせず、みんなの前で「ハハハハハ〜!オッケーオッケー!」なんて言って、英語の発音指導を変顔で受けていました。

一方で、大阪出身でも恥ずかしがり屋なわたしは、会話量もそこそこ。黙っている時間が長く、ホストファミリーとの会話もそんなに続きませんでした。

2人の一年間の発話量を比べると、一目瞭然です。
間違いだらけだろうが、なんだろうが、英語を話せるようになるには、まず話さないと始まりません。


そんなことを痛感したわたしは、英会話スクールに通うことにしました。

留学後、先輩から「英語は使い続けないと忘れる」という言葉に、わたしは「せっかく留学までさせてもらったのに、忘れてしまうなんてもったいない!」と思ったのです。(そんなに伸びてもないのにね…)

英会話スクールに通ってから気づいたのですが、わたしには、間違っても許される、笑われない環境が必要でした。

Uさんみたいに、人前で間違えても笑い飛ばせるようなメンタルが、わたしには備わってなかったのです。

間違ったらダメ…
勘違いされたら困る…
通じなかったらショック…
とりあえず黙ろう…

こんな考えだったわたしには、留学よりも英会話スクールのほうが向いていました。
そして、留学していたことが、ここで生きてきました。耳がすでに英語に慣れていたので、周りの人よりも上達が早かったのです。


1つだけ、英会話スクールで不満なことがありました。それは、プレイスメントテスト。現在の会話力を把握するためのテストです。

結果を聞き、オススメのコースを説明されるのですすが、いつも「え、これ簡単すぎるんだけど…」というコースでした。

留学後だったわたしは「会話力維持」のために通っていたので、文句を言わずにオススメのコースを取っていたのですが、それが吉と出ました。

科目としての英語ができる人にとって、英会話をするにあたっての最大の難関。それは、「こんな簡単なこと、やってられるか!」です。

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