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またポートランドに行く。今度は半分ビジネスで。

昨年8月に、5年ぶりくらいに第二の故郷の米ポートランドを訪れた。そしてその約半年後の来月再びポートランドを訪れる予定。

ポートランドの気候を知ってる人は「なぜこんな時期に?」と思うかもしれない。ポートランドを含めたノースウェスト地域は、夏以外はずっと雨季で観光には向かない。僕もそれを知ってるから観光でいくならこの時期は選ばない。

でも、今回、航空券を探してたら、オフシーズンということもあり、代金が驚くほど安いことに気づいた。何と、往復便で燃料代や消費税含めて66000円ほどだった。しかも、行きはデルタ航空の直行便で、帰りの便もシアトル乗り換えでそんなに時間がかからない便!

ポートランドに3年半住んでた身としては、雨季のどんよりしたポートランドでさえ懐かしく、恋しくさえ思える。それも、今回は観光というより半分ビジネス用途で行く予定。全く実現するか分からないけど、副業レベルで起業する足掛かりを得て、その交渉をしに行く。

というのは、ポートランド滞在中からポートランドのクラフトビールに魅了されてて、昨年久しぶりにポートランドを訪れて毎日昼間から飲んでて、日本に帰ってからも飲み続けたいと思った。でも、やっぱり日本で飲めるポートランドのビールはやっぱり恐ろしく限られている。そこで、僕がポートランドのビールを輸入して楽しむついでに、日本で流通させようと考えた。勝手にそれが自分の使命の一つだと感じている。

ポートランドのクラフトビールは間違いなく世界一のクオリティと競争力を持っていて、斬新な配合のビールが次々と生み出されている。変化を恐れて保守的になるブルワリーは淘汰されていく。ほんとに何でもありで、餅のビールなんかも発売され、たいしてうまくないのに完売するらしい。10年前にはとても有名だったBridgeportというブルワリーは、その激しい競争に耐えきれなかったのか、最近閉店したとのこと。

そして、ポートランドのクラフトビールは缶ビールでも十分うまいことに僕は気づいてしまった。そして、その缶ビールのセレクションが半端ないポートランドの酒屋も知ってしまい、この店のセレクションの出来るだけ多くを日本で売りたいと考えた。

で、昨年、ポートランド時代の親友が来日していて、何気なくそういった構想を話してみると、何とその酒屋のお酒のバイヤーと取引先で良く知ってるとのこと!そして、アメリカに帰国したら僕の構想を伝えてみて紹介できるように話してみるとのこと。実際に話してくれたみたいで、そのバイヤーの人に加えて、今度ポートランドに来た時にその酒屋のオーナーたちも交えて話しをしようと言ってくれてるとのこと!

僕はポートランド人でもないし、ポートランドにも住んでないので、ポートランドの最先端のビールの情報をキャッチすることはできない。だから、現地のエキスパートに選んでもらうことが一番。それが日本にとってもすごく価値があると思う。むしろ、このビジネスは、日本のために、従来の日本のレガシーなビール文化を変えていく目的もある。

そんなこんなで、来月、観光半分、商談半分のポートランドの旅に行ってくる予定。


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