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「コミュニティ疲れ」の原因はこの二つ?

結構前からfacebookなどのSNS疲れを感じる人が多くなっているけど、何年か前から盛り上がっている「コミュニティ」に関しても「コミュニティ疲れ」が起こってきてる節がある。

コミュニティ疲れが発生する2つの理由

1. 参加のための積極的なアクションが必要になるから

前回の記事で、その理由について、近年盛り上がっているコミュニティには参加のための積極的なアクションが必要になるからだとして、まず第1段として米国ポートランドの参加のハードルの低いコミュニティを考えてみた。

2. 「マーケティング」に組み込まれたコミュニティだから

実は、コミュニティ疲れの理由にはもう一つありそうで、それはコミュニティも「マーケティング」として組み込まれてしまっているからというのもある気がしている。

ここ数年で様々なコミュニティが生まれているけど、やっぱりどこかコミュニティのメンバーを「顧客」として認識している部分があり、コミュニティに入る際にも居続けるにも条件ができてしまうような...

最近のコミュニティの盛り上がりは「趣味型」だったり「目的型」のコミュニティがほとんどだと思う。こういったコミュニティは参加するのも参加しないのも自由なんだけど、結局、コミュニティ運営者は多くの人に参加して欲しいから、マーケティング的な手法を用いることになると思う。

僕は10年以上前にポートランドで「コミュニティ開発」を学んでずっと「コミュニティ」をやりたかったくらいなので、「コミュニティ」が盛り上がることにすごく期待していたんだけど、一方で実はとても違和感を感じていた。その違和感の理由は、結局はそれらのコミュニティ活動もやっぱりマーケティング活動の一部なんだなということ。

様々なコミュニティが乱立して参加者の奪い合いが発生するようになると、いろんな面でギスギスしやすく、無駄なところで消耗しやすくなる。これはSNS疲れと同じような原理かもしれない。

SNS疲れにしてもコミュニティ疲れにしても、みんながこんな無駄に消耗をすることが無くなるように、個人的に、AI技術を使った「マーケティングしまくっても意味の無い世界」を以下の記事で構想してみた。

そして、次回の記事では、積極的な参加アクションも必要とせず、マーケティングの世界とも距離を置いた「コミュニティ疲れ」とは無縁(?)なコミュニティについて書く予定。

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