【日本1細かい?】第100回箱根駅伝区間エントリー予想【順天堂大学】


今回は12/11に発表された順天堂大学のエントリーメンバーから実際に走る10人とその区間を予想していきます

戦力分析

大学のエントリーは以下の通りです

順大カルテットの西澤、四釜、伊豫田、野村、平といった選手たちが卒業し駒不足が指摘される今年の順天堂ですが出雲、全日本を走った選手たちでも何人か16人から漏れた選手がいます。出雲を走った選手からは森本喜道、全日本を走った選手に中では服部壮馬、堀越翔人、油谷航亮が外れました。
限られた選手層からどうするのか長門監督の手腕が試される年になると思います。

エース・往路候補

今年の順天堂はダブルエースです。1人目は東京五輪3,000m障害でアジア紺初の入賞を果たした共同主将の4年生三浦龍司です。今年は全日本で2区8位と駅伝で本来の走りはできませんでしたが、実力通り走れば箱根で区間賞争いができる選手です。
もう1人は3年生の浅井皓貴。出雲、全日本ではエース区間で殊勝の走り。直近の甲佐10マイルでは実業団の選手を押しのけて日本人1位を勝ち取りました。箱根ではエースの働きが期待されます。
脇を飾るのは本来エースになってほしい2人。石井一希吉岡大翔です。石井は過去3年4区を走り2年生の時は区間賞に迫る区間2位の走りをしましたが昨年の箱根からなかなか本来の走りができていません。チームと一緒に苦しむ選手ですが復調し本来の走りが箱根でできるでしょうか。
もう1人は駅伝シーズン前は今年のNO.1ルーキーと目された吉岡も今年駅伝では苦しんでいますが甲佐10マイルでは47分07秒の好走。往路でしっかり仕事をしてほしいところです。

特殊区間、5区・6区

5区はどうなるのでしょうか。過去2年5区の控えとしてエントリーしていた神谷靑輝が外れたことでさらに予想が混沌している気もしますがおそらく第1候補は古川達也だと思います。本人も5区を希望していますし全日本にもエントリーしていましたから走力もありますでしょうから登りの候補だと思います。あとは吉岡大翔が志望区間に5区ということでもしかしたらがあるかもわかりません。
対する6区も過去2年6区の2番手だった服部がはずれ今年は経験者の村尾も平地区間での起用が想定されます。その場合候補として挙がってくるのは氷見哲汰でしょうか。ここ最近記録会に出てないと思いますし初めてのエントリー入りですから6区要員の可能性は高そうです。

復路7区~10区を走りそうな選手たち

復路の要となるのは昨年9区を走った藤原優希と出雲4区を走り準主力の海老澤憲伸そして2年生の村尾雄己だとと思います。海老澤は今年28分台複数回だして主力に肩を並べています。もしかしたら往路の可能性もあるでしょう。
4年生で復路出走がありえそうなのはレガシーハーフで結果を残した内田征冶もだと思います。1年生の箱根予選で結果を残してから1回も3大駅伝に走ったことはありませんが最初の最後の箱根に向けて準備しているのではないでしょうか。監督から復路候補として名前があがるのは1年生の荒牧琢登もです。また上尾ハーフで結果を残した鬼澤大樹児玉空琉も10人目を争うのではないでしょうか。

予想


1区 三浦龍司 2区 浅井皓貴 3区 吉岡大翔
4区 石井一希 5区 古川達也
6区 氷見哲汰 7区 海老澤憲伸 8区 村尾雄己 
9区 藤原優希 10区 内田征冶

3区以降に浅井を残す余裕はないので浅井は2区そこからあてはめで1区三浦
3区は吉岡を予想しました。あとは復路は10区は4年生が4大回連続で走っているので内田選手を予想。そこから8区を考え荒牧選手と予想しました。

展望

1区は区間賞、2区は67分ぐらいで2区終了時点でおそらく5位程度がもとめられるとおもいます。また3区、4区も62分半程度、5区は72分台が求められると思います。なんにしても往路でシード権内にいないと今年の選手層的に順天堂は厳しいと思います。
あとは6区で60分切り、海老澤が起用される区間で貯金が作れれば目標達成が見えてくると思います。
吉岡、石井、海老澤が順天堂の成否を握ると思ってます。

あとがき


いかがだったでしょうか今回は順天堂大学の戦力分析とそれによる区間予想と戦略、展望について語らせてもらいました。この記事が良いなと思った方は「好きボタン」お願いします
また次の記事では國學院大学の戦力分析と区間予想、戦略、展望について語る記事を書かせていただきたいと思います。次回の記事もよろしくお願いします。

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