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(106)オーラの色

オーラの色でその人の心理状態を知る


私は気功施術のときに必ずすることがある。
その人の「氣の色」を見ること。「氣の色」を見て、その人の今の心理状態を知る。

「身体の不調の本当の理由」を見つけ出すために
「氣の色」で「心の状態」を読み取っていく。

「今悩んでるでしょう?
何かアクションを起こさないといけないと思うけれど、どうしたらよいのか分からない、と思っているよね? だけど、動こうとすると
“やっぱりできない"と怖気(おじけ)付いてしまい結局動けない?
そんな自分にいらだち、また自己嫌悪になる、の繰り返しだよね?」
というと、ポロポロと涙ぐんで
「おっしゃる通りです。」

あるいは
「誰にも言えない級の悩みを持っているよね?
それもかなり深刻な悩みだね。
生きてること自体が辛いレベルの苦しみだよね?」
「真唯先生には見抜かれてしまうのですね…。」
と泣いていた。

いつでもどこでも「氣の色」を見ているのか?と言われるけれど、そんなものは見てない。

ものすごく神経を集中しなければならず疲れる作業なので、行きずりの人の「氣」を見たい、などと思うことなどないし、電車に乗っている人の「心理」を見たいと思うこともない。

なので
「私の氣の色はなんですか?」
と気軽に聞かれるけれど
私は言う。
「知ってどうするの?」
と答える。

私を「ゲーム機」のように扱うのはやめてほしいから。私は「占い師」ではない。

さらに
「氣の色が見えるようになりたいのですが、私にも見えるようになりますか?」
とよく聞かれる。

以前は誰にでも「氣を見る法」を教えていたが今は教えていない。

私は答える。
「見えてどうしたいの?
見えてなにをしたいの?
人助けをする覚悟はあるの?
その覚悟がないのであれば、
あなたに見える必要はないと思う。」
とキッパリ断る。

「氣」とは神聖なものであり、使いようによっては諸刃の剣(つるぎ)。
「覚悟のない人」に絶対に渡してはならないもの。中途半端な覚悟の人に「外気功」(施術法)を教えることも絶対にしない。

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