嫉妬心〜女子の生き様〜
高校の進路選択で失敗し、理系コースから文系に転向したが、うまく行かず、親に1浪して理系の勉強を一からやり直して4年制大学に進学したいと言ったらそれはダメだと言われた。
自分よりも成績の悪い友達が、教育熱心で資力のある親のおかげで当たり前のように理系の大学に進学しようとしていた。
それを傍で見ていて、嫉妬と悔しさで頭がおかしくなったことがある。
高校時代に一生懸命勉強したノートや教科書を大学進学は諦めろと親に全部捨てられたこともある。
私には、初めからチャンスなんてなかったのだ。ウチって貧乏だったんだなって初めて思った。それなら、初めからそう言ってくれよと親を恨んだ。
それなので、2番目に得意なものとして、文章を書く仕事を選び、専門学校にいくが思っていたのと違い、短大にいけばよかったと早々に後悔した。
親ガチャなんて言葉があるが、そういう親もいる。
お金がないなら、自分で働きながら勉強すれば良いと考えるようになった。
放送大学で大卒資格を取得し、その後、2年かけて社会福祉士の資格を取得した。
今は、保育士資格を取得しようと勉強している。
資格は取ればいいってものではないが、ないよりはマシだろう。
将来的には、精神保健福祉士や、臨床心理士か公認心理師資格も取れないだろうかと検討している。
働きながら勉強するのは大変である。
子育て中のママとか、まだ手がかかる小さなお子さんがいるご家庭は仕事をしながら、家事をしながら資格取得はなかなか難しいと思う。
その点、自分は認知症の母はいるが、介護保険やデイサービスなどの支援もあり、どうにかやりくりして勉強している。
⭐️⭐️⭐️
人を羨ましいと思って嫉妬する。
そんな気持ちにならなかった、なんて人はいないだろう。私も人のことが羨ましくて妬んだ気持ちに囚われたことがあった。
しかし、こうも考えられる。
「どんはれ」はもちろんペンネームである。私の本名はとても地味で平々凡々なありきたりな名前である。ただ、父は女の子らしい可愛らしい名前をつけたかったと言っていた。名の通りの性格には育たなかった私だが。
このありきたりな名前を死ぬほど欲しがっている人もいるかもしれない。
例えば、心は女性で身体は男性に生まれてきた方にとっては、親がつけてくれた男らしい名前よりも、私のようなありきたりであっても、女性らしく可愛らしい名前が死ぬほど欲しかったりするものである。
自分にとって大したことではないと思っていることでも、他人にとっては死ぬほどうらやましいことってあると思う。
そう思うと自分のありきたりな名前を嫌いになってはいけないだろう。贅沢は言っていられないなと思ったりする。
ただただ、思うのは今、自分ができることを精一杯やるしかないのではと思う。
↓こちらでも記事を書いています。興味のある方は読んでみてください。
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