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HER2陽性乳がん🌸記録㉖術後病理診断【完全奏効】

2023年2月左乳がん確定
【サブタイプ:HER2陽性:ステージ2b】

・浸潤性乳管癌・硬性型
・核グレード3
・HER2陽性(score3)
・Ki67:70~90%(非常に高い)
・しこり3cm
・左リンパ節転移あり(1個)


2023年3月開始

〈術前化学療法〉

EC療法(2週毎4回)
抗がん剤:エピルビシン+シクロホスファミド

鎖骨下CVポート留置

抗HER2療法(3週毎4回)
分子標的薬:ハーセプチン+パージェタ
抗がん剤:ドセタキセル(3回)
※副作用が強く出たのでドセタキセル1回減


〈術前検査〉

CT検査・MRI検査
※造影剤あり
🔶癌細胞ほぼ消失🔶


2023年8月

〈左乳房全摘&腋窩リンパ節郭清手術〉

・リンパ節切除範囲レベルⅡ(9個)
・術後1週間で退院
・ドレーン抜去済み


2023年9月

〈術後病理診断〉

・浸潤径:1mmの乳管内癌成分のみ
・切除断端:陰性
・リンパ節転移:なし
※瘢痕あり(1個)
・浸潤癌細胞は消失
・ステージ2b→ステージ0

🔶治療効果の判定🔶

【完全奏効】


2023年10月〜2024年5月現在

〈術後薬物療法〉

抗HER2療法(3週毎14回:11回目終了)
分子標的薬:ハーセプチン+パージェタ
※抗がん剤なし
※『左乳房全摘』且つリンパ節転移なし(治療前1個以外)との結果により放射線治療なし


主治医「完全奏効ですね。ほぼ再発はないでしょう」

「かんぜんそうこう…⁇」

医療用語を言葉で聞いてもパッと理解できない🤔

病理診断結果の中身をサラーッと読み上げるように説明されたが…

とりあえず
「ほぼ再発なし」の言葉で良い結果なんだろうという事だけは理解できる。

帰宅してから「完全奏効」の意味をネットで調べると、喜ばしい結果である事は間違いないようだ。


これで乳がん治療は分子標的薬14回投与のみとなり、現在残り3回。

乳がん発覚から1年3ヵ月、当初は長期間の治療スケジュールを乗り越えられるか不安しかなかった。

「来年の今頃はこの世にいないかも…」

最悪の事態を考えて治療をしながら身辺整理(終活)😅

そんな事が嘘のように月日は過ぎてしまえばあっと言う間だ。

薬物治療も残り3回、何事もなければ7月に終了するが…

【完全奏効】は良い結果だけど再発の可能性が0ではないし完治とは違う。


先日の診察時、治療終了後にCVポートを抜いて良いのか主治医に聞いてみた。

「再発しないとは限りませんよ、しばらくは留置しておいた方が良いです。すぐ抜く人はいません」

すっかり治った気になっていた😓

安心しちゃいけないんだな…1度がんになったら治療自体は終わっても再発や別のがん発症のリスクがある事を実感。

CVポートも長い付き合いになるようです😅

最後まで読んで頂きありがとうございました🍀

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