【作家志望】note創作大賞に出す前に、絶対に読んでおかないと後悔する一冊
こんにちはアベヒサノジョウです。
この記事では「作家志望の方が賞に応募する前にチェックすべき本」を紹介しています。
↓こちらの記事も併せてご覧いただけると、わかりやすいかと思います。
以前、「小説(文章)を書くための本」には3つのパターンがあると、書きました。
その中でも今回は 「② 小説を書くために必要なルールや方法が書かれている本」でおすすめする一冊を紹介します。
【結論から言うとこの一冊】
タイトル:文章力の基本100題
著者:阿部 紘久
この本は、文章を書く上で大切な55個のチェックポイントが見開き2ページで解説されており、例文と改善案が紹介されています。
【なぜこの本がよいのか】
私が「文章力の基本100題」をおすすめする理由は3つあります。
文章を書くためのコツを学ぶうえで参考になる本は数多く存在しますが、この本がその中でも頭ひとつ抜けている部分はセルフチェックのしやすさにあります。
例えば、他の文章に関する本であれば、知識を習得して自分で小説を書きながら活用してく流れが一般的です。
しかし、この本の役割は「小説が完成した時、自分の文章が読みやすいものになっているかをセルフチェックするための本」となっているので、書き終わってから、推敲する際に使うことができるのです。これは大きい。
【本の紹介】
例えば、チャプター16『修飾語は直前に置く』では…
一見よさそうにも見えますが……。
さて、この文章を直そうとしたら、皆さんはどうしますか?
このページには、文章を直すためのヒントと解説が掲載されています。ちなみに改善案は以下の通りです。
と、なっています。修飾語である「入社2年目」をどの位置に置くかによって文章の読みやすさが変わってくることを、ここでは解説しています。
それ以外にも、ついついやってしまうミスなどが、たくさん解説されています。
【最後に】
せっかく書いた小説が、内容よりも読みやすさで評価を落とされてしまってはもったいないですよね。
「いや、これも自分の文章の個性だから!」と、思われる方もいるかもしれませんが、他者から評価をもらう以上、読みやすい文章を目指すべきであり、基本を知っているからこそ個性を出せるのだと思います。
ぜひ、執筆活動や推敲のお供に、いかがでしょうか。
【詳しく知りたい方】
さらに詳細な解説を読みたい場合は、同じ著者の「文章力の基本 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック」をおすすめします!
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