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いつきと2024年の桜たち。


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個人的な記録として書いた記事になります。

約一ヶ月分をひとつにまとめたため、
とても長いです。



約3,800文字と大量の写真


スクロールするあなたの指が心配です。



後悔しない程度に覗いていただけたら幸いです。



いつきは春生まれ。


冬、しっかり寒く、足元の悪いことが多いエリアに住んでいることもあり。

暖かくなり、自然界に色が戻るこの時期が1年の中でも最も好きな季節だ。


周りの桜たちは完全に散って、遅咲きの八重桜がところどころ僅かに残るのみ。


自分の住む新潟の桜のイメージは、
散々待ち焦がれ、やっと開花したと思っても、満開までの間に謀ったように暴風雨に見舞われて、一瞬で終わってしまう。


儚いにも程がある…


そんなイメージ。


運良く、満開と晴天に休日が重なっても、外の気温がまだまだ寒過ぎて花見どころではなかったりする…


しかし、ここ2年ほど、自分の中のその印象が覆されている。


冬、圧倒的に雪が少ない。
新潟県の中でも、屈指の雪の少ないエリアに住んでいるのもあるが、それを差し引いても少な過ぎる。

雪が少ないにしても、年に3回はドカ雪が降り、常に道端に雪が積んであるのが当たり前だったはずなのに、今年の冬はそれすら無かった。


一年を通して曇り空がベースで、何かしら降っているのが当たり前のこの新潟で、ここ数年は雨すら少ない気がする。



そして、春の訪れが早い。


桜の時期を春らしい気候で楽しめる。


いつきにとっては最高の状況だ。


でも、此処、水の都とも言われる新潟の観光産業や美味しいものたちは、雪や雨などからもたらされる肥沃な大地によるものも大きい。

昨年の異常な猛暑、水不足、今年の早くも感じる早すぎる夏の気配も相まって…

“らしくない” ここ数年の気候を素直に喜べない自分もいる。


しかし、いざ開花した桜を見れば一気に心が華やぎ躍った。


毎日散歩するnoteの街でも、日本列島を北上する桜前線そのままに、各地のノーターさん達によるリアルタイムの桜前線リポートにワクワクする日々。

日々拝見しているご近所ノーターさん達の記事の話題や文面も、日毎、明るく活動的になっていく様に感じられた。


恐るべし、春&桜パワー。



四季のハッキリした日本だからこそ、季節の移ろいを共に一喜一憂出来る一体感。


改めて、素敵なことだなぁと思った。


そんな、春の訪れを肌で感じられた4月も今日で終わり。

2024年、今年いつきが出会った桜たちを、記録しておこうと思う。


【4月4日】

桜の開花が待ちきれず、お花見的賑やかし帯発動⇩


【4月8日】

職場からの帰り道、某有名米菓工場の駐車場の桜が開花していることに気付く。

見た瞬間に、ひとり車内でテンションバク上がり。

この瞬間、いつきの2024年の春が始まった⇩


【4月9日】

翌日、調度平日休みだったので、いつき同様春の訪れを心待ちにしていたいつき父に桜を見せるべく急遽実家へ。

いつき父は数回に渡る脳梗塞の後遺症により、麻痺が出てしまっていて、母とふたりがかりでやっと外に連れ出せる状態なので病院以外は家から出ないで過ごしている。

いつき同様、その日の天気に一喜一憂し、晴れと自然が大好きな父。

暖かくなって、桜が咲いたら見に行こうねという約束を楽しみにしてくれていた。

父を連れた外出は、母の負担も大きいので、近頃はもっぱら車から降りずに父に外の世界を楽しんでもらうドライブスタイルに。

昨年見付けた、車から桜を楽しめる桜の名所(地元のお花見ロードとして整備されており、道路の脇に数か所広いベンチ付きの広いスペースが確保されている。)に向かった。

生憎の雨

しかし、前日の晴天が嘘のように強風&雨模様。


おぉ神よ。
今年も折角咲いたばかりの桜に試練を与えたもうのか…


と、少し悲しくなる。

父に晴れ渡った青空の下の桜を見せたかったのだが、とても心残りな結果に終わる。

でも、前回の桜から1年、再発による入院も無く、また親子揃ってこの場所に桜を見に来れたことがとても嬉しかった。


【4月10日】

昨日の1日中降り続いた雨が嘘のように、晴れ渡る。
仕事が早番で早目の時間に職場を出られたため、桜の名所でもある新潟県立鳥屋野潟公園(鐘木エリア)にひとりお花見に向かう。

鳥屋野公園は鳥屋野潟をぐるりと囲んで
3つのエリアに分かれている。
平日が嘘のような人出。
ウェディングフォトの撮影をしていた。
桜と晴天に祝福されているような幸せな光景。
おめでとうございます!
ぐんぐん公園の奥の方へ。
鳥屋野潟べりに一本だけ孤立して咲く桜の木。
キミにきめた。 

桜の木の下にレジャーシートを敷いて、
いざ、お花見開始。

来る途中で仕入れた、花見のお供。
立派な幹。


おぉ神よ。
なぜ、昨日の親子の花見の時に、この天気にしてくれなかったのだ…


まだ、しっかり昨日のことを根に持ちながら桜を眺めた←

桜の木の腕に抱かれているみたい…
と、ひとり詩人ぶる。
鳥屋野潟べりの茂みから
時より大きめな野鳥の鳴き声がして
ビクゥッ!!Σ(゚Д゚)
となりながら、風景を楽しんだ。


さ、寒い…。(←気温10℃くらい)

やっぱり、天気は良いけど寒かった。


寒さに負けず、ひとしきり花見気分を味わったあと、世話になった桜の木に再会を約束してその場をあとにする。

立ち去る時、世話になった一本だけ離れて咲く桜の木のすぐ側に、若い桜の木を見つける。

一本だけ離れたところに…と思ったら、しっかり相棒が居た様だ。


この小さな桜の木の成長も、今後の楽しみにしよう。


地面の植物たちを楽しむ帰り道。

階段の真ん中に、一本だけ堂々と生えたつくし。
まだつぼみがチラホラ…
甘い蜜のヤツ。
ユキヤナギ…と言うらしい。
たしかに、雪が積もっているみたい。
鐘木エリアのいつき的ベストスポット。

鳥屋野潟公園 鐘木エリアの対岸には新潟市の中心部が広がっている。

この一枚の写真の中に…

✔新潟県庁舎
✔NEXT21
✔新潟日報メディアシップ
✔朱鷺メッセ

など、新潟市の有名な建物が沢山見える。

高い建物が少ないから目立つのだ(笑)


久しぶりの鳥屋野公園も満喫して帰宅した。


そしてその夜⇩

家でもお花見した(笑)


【4月12日】

この日も晴天、しかも午後の気温は17℃予想。

一昨日の鳥屋野公園、そして街中で桜の木を見る度に、頭にチラつくのは未だ晴れの日の桜を見せられていない、いつき父のこと。


天気は気まぐれ。
儚い桜は、いつ暴風雨で散ってしまうか分からない…


とりあえず、父に晴れた日の桜を見せないことには、自分も心から今年の桜を楽しめない…!

そして、この良きお花見日和が自分の次の休日に重なる保証もない。

と、仕事中に外の晴天を見ながら悶々と考えた末、また急遽、早番の仕事終わりにそのまま実家に向かうことにした。

いつきと父ほど桜に思い入れが無く、桜に対する熱量に若干引き気味のいつき母を説得(拉致ともいう)してお花見決行。

今回は、地元の公園と西蒲区にある母娘が大好きなパン屋さんへ。

つくしは母娘にとって特別な植物。
母が押花にすると持ち帰った。
これは実家の近くの公園。
かれこれ、26年の付き合い。
どんどん貫禄が出てくる。


朝から夜まで、車の移動距離が尋常じゃないことになったが、達成感はひとしおだった。


【4月14日】

甥っ子のサッカーチームの応援に。
桜と一緒に声援を送る。

桜の木に集う甥っ子達が愛おしすぎる件。
この構図…
こういうのをエモいって言うの?
え、違う?


【4月15日】

若葉が芽吹き始めた桜の木に、桜餅を思ふ。


【4月17日】

個人的桜初観測から約10日。

最寄りの桜(?)たちが軒並み散り始める。

この間、雨も2日ほどしか降らず、気温も例年よりびっくりするほど高め。

貪欲に自分から桜を求めて動いた甲斐もあり、過去類を見ないほど桜を満喫する事ができた。

若葉がチラホラ。
前日の雨でシットリ綺麗。


【4月20日】

新潟県三条市にあるスノーピーク Headquarters。

前日に思い立ち、しかも前日に予約できちゃった事で実現した、バースデー・ディキャンプ。

見納めたと思っていた桜だったけど、何故か一本だけ完璧な姿でまだ残っていた桜の木。

もちろん、その桜の木の下に陣取りる。

フィールド内にあった他の桜の木は完全に散っていた。
スノーピークさんからの、
Birthdayプレゼントかもしれない…


桜を愛でながらのキャンプという、至福のひと時。


今回の主役たち。
ほりにし噂に違わぬ旨さであった…
コツコツ貯めてた割り箸…
ご近所ノーターふじさんから教えてもらったカップ麺。
リピ確定の美味しさ。
曇天から晴天へ
奥に見えるのがスノーピーク本社
ユキヤナギ、ココにも。
他にも春が沢山。


【4月28日】

GW前半戦三連休の、メインイベントとして出かけた道の駅巡りドライブ。

新潟市の自宅から、新潟県新発田市 道の駅加治川⇒新潟県胎内市 道の駅胎内⇒新潟県岩船郡関川村 道の駅関川 と北上したことで、道中所々で遅咲きの八重桜を堪能する事ができた。

道の駅加治川
これぞ100点満点の天然桜もち。
やっぱり、八重桜が一番桜もちっぽいな。



これから来るGW後半戦の4連休で、桜前線を追って旅に出る予定は無いので…


これにて、いつきの2024年の桜はおしまい。


今年もまた、
綺麗な桜を、
大切な人たちと見れたことに感謝。



最後になりましたが、
見出し画像で使わせて頂いた画像は、秋さんのコラージュ作品です⇩


いつきが一目惚れして、秋さんに見出し画像と記事本文への使用許可を懇願し、授かった宝物になります。


秋さん、最高の花を添えていただきありがとうございました♪


お読みいただきありがとうございました!


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