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契約と消費者トラブル

2022年4月1日より、「民法」という法律が改正された。この改正による大きな変更点としては、「成人年齢」が20歳から18歳へと引き下げられたことであり、これは明治9年以来、約140年ぶりの引き下げとなった。 民法による「成人年齢」には①自分の意思で契約ができる、②親権者に服さない、という2つの意味がある。 ここで、成人と未成年者との「契約」の違いについて見ていこう。 まず、成人は、親の同意は必要ないが、一方、未成年者は原則として、親の同意が必要となり、親の同意がない契約につ

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