データドリブンな経営と財務を学ぶということ

 SUNABACO今治で中村代表とアメリカのソフト会社の中島社長(正確にはCOO&CFO)の対談形式で行われた。中島氏はミュージシャンからソフト会社の社長に昇りつめた異色の経歴の持ち主。そのキャリアアップのきっかけは財務の学んだこと。
 今回のお題は財務を勉強しましょう。その心は経営を客観視でき、経営改善ができるから。スタートアップをするにあたって、勢いだけでいってしまうと、資金ショートしてしまったり、非効率やアンバランスなまま進んでしまう可能性がある。それを財務諸表(損益計算書と貸借対照表)で客観視することにより、経営改善するとともに、資金調達しやすくするというもの。
 普通の人に財務は全くなじみがない。会計と言っても家の家計簿(単式簿記)とはわけがちがう。取引を原因と結果の二つの側面から記録する。(複式簿記)これが会社の収益性を表す損益計算書と資産状況を示す貸借対照表につながっていく。減価償却とかでてきて普通の人には理解しがたい。
 スタートアップはある意味直観でやっているので、第三者に現状や将来性はわからない。それを投資家や銀行に示すには財務諸表が必要ということだろう。たとえば銀行に行っていいネタあるんで、お金貸してと言ったとする。銀行側からすると、そのネタでどれだけ稼げてるの?(損益計算書)、おたくの懐具合はどうなの?(貸借対照表)、勢いだけじゃお金貸せませんよ、というかんじかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?