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胆沢特有の形式を残す古民家/イワテ歴史的建造物巡り4
奥州市に合併した旧胆沢町は散居集落があります。その集落の住宅形式を近くで見ることが出来る場所があります。
今回はそこを紹介したいと思います。
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旧高橋家住宅は明治32年(1899)に建てられたものでトレーニング農場セミナーハウスとして活用されていますが、現在は利用を停止しているそうです。屋根は茅葺き屋根で、トタンで覆われています。
ちなみにタイトルにある胆沢特有の形式というのは…
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このエグネとキヅマです!
一つずつ説明していきますと、
エグネというのは、屋敷林のことで防風防雪のための木のことで、キヅマというのは、下の写真にあるように薪を塀のように並べたものです。
これを胆沢型住宅というそうですφ(..)メモメモ
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建物は茅葺きにトタンを被せたもの。これがまた古民家の良さを出してますね~(*´∀`*)
ちなみに、西側と東側で屋根の形が違いますね。これはこの地域で北西の風が吹く為、反対側に排煙するために東側の屋根は入母屋造になっています。
これにより、台所として使われていた土間も東側に配置されています。
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屋根をよく見ると「寿」「福」の文字やしきものが。縁起を良くするためのものでしょうか?
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ここの敷地内には築100年以上の馬小屋兼作業小屋を改装したレストランと産直があります。
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レストランの名前は「農家レストラン まだ来すた」さん。ぱっと見、築100年以上の感じがしませんが、近づいて見ると、、
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立派な窓と戸隠が!
わかりにくいかもしれませんが、上の窓には装飾が施されています。
では、中に入ってみましょう。
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天井の梁がよい趣きを出していますね〜
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私は日替わりランチメニューを注文しました。この日は「鶏肉のフリッター」でした。
アツアツの鶏肉に、おこげの乗ったご飯がとても美味しかったです〜
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胆沢ならではの古民家の形式を見学出来る施設はこの場所しか無いみたいなので、貴重ですね〜( ・∀・)
しかし、現在利用停止しているセミナーハウスは今後どうなっていくか気になります…
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今回は帰りに胆沢文化創造センターに寄ってみました。
ここには、図書館、ホールの他に郷土資料館があり、見学をしてきました。
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昔の農具や、遺跡で発掘されたものなど、様々な資料の他に、胆沢の観光、植物などを紹介する映像を見ることができます。また米俵を担ぐ体験ができるコーナーがあり、昔の農家の大変さを分かることができます。(私は全然持ち上げることが出来ませんでした^^;)
この辺りの暮らしについて学べた一日でした。話が最後はズレましたが、皆さんも胆沢に訪れ、今も残る農家住宅を見に来てはいかがでしょうか。
ではまた〜(^o^)/
【建造物DATA】
名称 旧高橋家住宅
年代 明治32年(1899)
住所 〒023-0403
岩手県奥州市胆沢若柳大立目19
駐車 あり
2023/06/13現在の情報
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