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ドル以外で狙うとしたら? 24/5/12

Yan氏で~す。
インパクト!!!

また一人フォローしてくれた方がいます
ありがとうございます。
斜め上の目線を意識して相場に取り組んでいます
 投資活動は為替、日本株、債券、商品になります
兼業トレーダーは限られた時間の方が多いためテクニカルトレーダーが多いのですが、私はファンダメンタルズ分析を主軸にしていますので今後ともよろしくお願いいたします

先週の相場振り返りは色々な方がやっています。
今週の注目も多くの方が行っています
 米PPI、米CPIと大物指標が今週があります
その他にも多めな今週ですが

私はちょっと目線をずらしまして
今週もしドル以外で何かと聞かれたら何を考えるかなという発想です

5月16日の10時30分オーストラリアの雇用統計
なんていかがでしょうか!
この指標ではトレードはしないのですが、この雇用統計の結果を見てから
翌日の5/17のEURのCPIを考えてみようかと思っています
つまりEURAUDでのトレードを考えています

EURが本命というお話です
そのためには
EURのCPIを考えないといけない
これが大変に大変に面倒です。20か国みないといけないし、
何よりも苦痛なのは、
欧州系のコメンテイターを見ていると
「何言っているのかわからん」ってやつが多いのですね(笑)
王道ですが
ユーロの公式サイトであるeurostatを見てもヒントになるようなものが少ないのですが、今回は一つネタを得ました

今現在での最新ニュースがこんな感じです

eurostat 5/12 現在のニュース

これから解る事は
1,コーヒー価格は鈍化 もしかしてCPI下がる?
2,選挙関係
3,休日があったのか?
4,ウクライナ人の人的保護
5,サービス生産が増加 これですやっと解りやすい記事が出ています
6,農産物。ブラジルからの輸入が多いのはビックリです
7,がんのお話
8,スキルに関するツールが出来たらしい。日本職安でやっているやつみたいなものか?

では5,サービスのお話ですが

ああ、なるほどね。実態は解りませんが、サービス部門だと、トンネルを抜けた感じのながれなのですね。これがもしかしたユーロが粘り強いことなのかもしれないです
不動産は不安定ですが、他の部門はこんな感じです

EUR サービス産業別比較

国別ではこんな感じ

国別サービス生産 24年2月 1月からの伸び

Cは機密扱いもしくは非開示だそうです。
EU3位のイタリアが非開示なのはちょっと驚きです
何気にドイツは回復しているのが解ります
逆にフランスが落ち込んでいるのはなんだったのでしょうか
マカロンさんというかフランスは独自路線があるからな
中国とのイチャイチャは関係ないような(笑)
それよりもオリンピックが終わるまでは
まぁまぁな収入もあるはずだし、興行的にうまく行っているなら
これもユーロにはプラスなはずですね。

続いては5/6の欧州PMIですが
これが好調です。

ロイター 5/6 ユーロPMI

ロイター 5/6  ドイツPMI

ロイター 5/6 フランスPMI
これが注目です。生産の伸びが悪いフランスが好転しているんどえすね

というわけで、
ユーロCPI自体も3%割っているし
先月は2.6%。
もしここで利下げすると、企業は資金調達に走り生産率が更に向上するのであれば好景気になる可能性もあるが、インフレ再燃もある
そうなると、賃金と失業がポイントに戻るのでしょうね
(まさかね、供給過剰まで一気にはいかないと思うのですがね)
利下げが6月に濃厚って言われているユーロが買われている現状を考えると
単に利下げから金利低下からのユーロ安にはつながりそうにもないです
 もしかしたら、ユーロは利下げしても買われるのではないかと拡大解釈してしまいそうです。
 現地でしかわからない情報もあると思いますが、日本に伝わっている情報から判断するとユーロは4月下旬から好転していると考えてもおかしくない状況です

しかしトレードは別です
オージーはなんだかんだいっても、弱いような発言してもあまり売られていない。(同時に買われていないともいう)
ここで、雇用が悪いのであれば、思いっきり売られそうな気がしただけですね。
なのでドル以外ってことを考えたらEURAUDになるのかなって思った次第です(笑)


続いてはこれですね
CPIに関連してユーロの原油はどこからですが
ウクライナ問題前はロシアが一位でしたが
現在はアメリカに依存しています
2023/4/01 CNN

このほかにも ノルウェー、イギリス、サウジなどロシアからは減りましたがゼロにはなっていないようです。
しかし日本語で検索するとなぜか大人の事情でユーロとロシアの原油輸出量が出てこないので、ワードをロシアに替えると出てきます
これです
ロイター 23/12/27

どうやら、原油はユーロは大幅にシフトが進んでいるようです
となると中東からの輸入にも多少は影響が出てもおかしくはないのですが、
これがわからないのですね
一応は意識しておこうと思います

ブルームバーグ 5/12


イスラエル関連であまり動かなかった原油。三月からこんな動きがあったようです。イラクはいっぱい石油を売りたいようです
本音は稼ぎ時だと感じたのでしょう
この記事に見え隠れする価格維持への期待
ロイター 5/7

そのサウジアラビアはコストが増加しているので84ドル以上の水準を保ちたいはず。
ロイター 24/2/1
古い記事ではここからサウジはちょっと意地になっているように見えます

いろいろとOPECでの複雑なやりとりが原油の乱高下に
他の国が突然減産強化なんてのがでれば、値段あがる。
そういえばリスク要因の紅海フーシ派は4/27以後でニュースを聞かない

喜望峰廻りが増えたのか
となると、
原油が下がっても運送費が上がりコスト高
末端価格でのガソリン価格はあまり下がらないのか?

なんともいえないジレンマになりそうです

ドル以外で考えると、ユーロを主軸で考えますが

当然に単独では取引はできない。
素直に、円っていいたのですが、ドル円絡みを考えると介入の怖さがあり乗り気にはなれない
そこで素直にスイスフランでも叩けばいいのかなと思い始めていますが
当初の予定通り、オージの雇用が悪いのであれば、ユーロで叩きたい
つまりEURAUDのロング狙いになりますがユーロのCPIも低下しているのではないか
その場合は今週は情報集めることを優先し、
正直に言えば、金曜のユーロCPIが低下しているのを確認してから
売られた後にロングを狙うのが正解ではないかと思います
次週まで動きを観測するくらいの気持ちで挑みたい
 

なぜオージーの雇用かというと
オージーはこの間、分析したのですが、利上げ期待が先行しすぎていたと思います。現在では伸び悩んだので、中国の関連での影響が4月多少出るのでないかなんて考えただけです
そう意味ではニュージーランドドルも叩けるかもしれないです
ニュージーの方が叩きやすいかもしれないですね


製造関係が好転しているなら原油から何かヒントを得ようとしましたが早計だったと思います。製造業が良好になるのであれば、エネルギーが浪費されるかななんて考えで浅はかに考えただけです。これは次の段階ですね

そんな感じです

あとがき
 最初はドルのPPIを考えて、はっきりとドル売りになる可能性が増えたという記事を書こうを思っていたのですが、昨日記事を考えると悟れる内容なので止めました。
 YEN蔵さんのライブの中で利下げが言われているユーロが売られないのはなんて質問があったのを思い出して、買われている理由を探していたら、生産が伸びている記事を見つけたのですね。
なるほど、ユーロは好転し始めた可能性が高くなったのではないかと思った次第です。ユロルのロングの可能性は先月書いてあるのですが、その日エントリーしておけば、スワップ払ったとしてもまぁまぁいい稼ぎでした
そんなもんですね。トレードと分析は別物な現在の状況。これがなくなれば専業になれるのかもしれないです

以上

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