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VTuberのファン兼偽物がプレーオフまで行く話

低い所から失礼致します。うわの空ヨソミと申します。こんよそ〜()
うわの空ヨソミが生まれて約2年、RAGEの配信卓に映ったり、たくさんの方が応援してくれたり…感謝続きの2年間をまとめました!拙い文章ですがよろしくお願いします!



そもそもうわの空ヨソミって何者?彼氏は?中の人は誰?



彼女の偽物。設定はいろいろありますが、中の人が女の子でないのは先日の RAGE Shadowverse 2024 Summer の配信卓でバレてしまいましたw

調整に夢中で髪切りに行くのを忘れました

由来は彼女がリーサル(決定打)を逃した時「どこ見てんだよw」とイジるつもりで考えた名前。せっかくだしと名前を使って大会に出たら界隈でバズってしまったw(今となってはとても大切な名前です。)


 初めて認知されたと思われるポスト

「なんか本家は頑張ってるし、布教活動として偽物を名乗っとくか」くらいの軽い気持ちで『うわの空ヨソミ』を使い始め1年が経った頃に転換期が訪れる。

おめリプを追いかける理由

CGS(ネメシス追加弾)から有識者を目指して頑張るが齢30を迎えるにあたっていろいろと考えさせられた。だんだんと競技勢からの引退を意識し始める。

 競技勢としてやるにはあまりにセンスがなく、チームでは雑魚キャラ、レアキャラ枠として認識され、勝てない日がずっと続く…だんだんシャドバがつまんなくなってきて…とネガティブが続き
「5月の地方大会負けたら、辞めるか〜」
と決めて挑む。

 勝ってしまった…これまでの苦労はなんだったのかと思うくらいあっさりと勝ててしまってびっくりしたのを覚えている。


「これはこれで『有終の美』ってヤツ!さて!ユメミも応援してくれたし、お礼にスパチャ送るか〜」とメン限配信でお礼の言葉を送る。

自分がここまで頑張れた全ての始まり。

ユメミ「うわの空ヨソミさーんスパチャありがとーー
(中略)いやー惜しかったね〜
「そうだな…惜しいよな。」って最初は飲み込もうとしたが悔しさがこみあがってくる…
「優勝してれば、もっと褒めてくれたのかな…大学生まで柔道やったけど勝てなくて、社会人生活も上手くいかなすぎて心身おかしくして、いろんなもの失って、シャドバでも底辺…負けばかりの競技人生か…いや、やっぱりシャドバくらいは勝ちたい!!!まずはユメミに『おめでとう』を言わせよう!
🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥
こうして、おめリプを求める偽物となった。

上級者との壁

まずはとにかくやれる事をやるに尽力。
通話になるべく顔を出したり別ゲーを封印したりとシャドバのプレイ時間を捻出する為に無駄な事を控える事から始めた。

(別ゲーは程々で、がいいかもしれない。)

とにかく数をこなす、そこから足りないものを埋めていこう!そういうスタンスでまずは3ヶ月取り組む。

辞めようとした24期と頑張ろうとした25期

当然結果は出ない。レート戦とは高度な技術、再現性あるノウハウを手に入れている人たちとも戦う場であり、一夕一朝、馬鹿の一つ覚えでは到底敵わない。おめリプが欲しいなら周りを頼るのが常だ。
しかし『みんなの時間を割いてしまって結果が良くなかったら自分のせいだ』と迷惑をかけたくない気持ちがすごく強かった。失敗体験のトラウマもある。そんな恐怖心を抱えながら藁にすがる思いでチームにお願いをした。


EvKの存在


印象深いアドバイス
「まずはそのデッキがどう勝つかわかりますか?」
「2ターン先の自分と相手の行動を予測しましょ!」


hiromuさんとRAGEプレーオフで対戦したryogaさんを中心に、たくさんの人たちが教えてくれた。

EvKの教育担当、彼なしでは強くなれなかった。

アグロしか5割超えない自分があの時の財宝ロイヤルを使うのはすごく頭が痛かった…

忘れないようにとすごい勢いでメモ。
最初は『当時の自分が見たらわかる』程度だった。


ryogaさん「他の人が見てもわかるように書いてください。」

思った事と使える知識に分けた。
 以前の自分ではここを自力で書けなかった。
対面毎のカードの使い方も抑えておく。



他にも
「AのプランはできるけどBとかCができないのは致命的ですよ!まずはBプランを意識してみましょ!」
「この面は多少割り切ったらリーサルですよ!面ロックを覚えましょ!」
「今の手札交換、いつもは持つけど、この対面には悪手ですよ!対面の構築でもマリガンが変わるって覚えましょ!」
などなど…
たくさんミスってるのに優しく教えてくれて、嬉しさのあまり泣きそうになった時もあったw
しごかれる以前(~23年5月)は
レート1300常連 JCG1回戦負け当たり前だったのが
レート1500安定 JCG3位×5  くらいにはなった。

こんなのですら「すげー!!」って言われるくらい弱かった。

しかし、おめリプにはまだまだ遠く辛い日が続く…そんな中とても面白いイベントが…



実写ユメミと交わした約束


なんと!1対1で話ができると!!!!!うおおおおお!!!!ヨソミ、尊死確定イベント!!!

しかも!対談前日は!!!

リベンジまでさせてくれるという神イベ!!!!
良い報告をしたくて全力で頑張った!
結果…5位…泣きながら帰った。

この頃からHirobosuさんに勝ちたいという目標ができた。ファイナリスト、おめでとう!

迎えた対談会当日。操作に慣れないzoomを何とか使いログイン。待機室に導かれる。
そこには、ユメミの配信でよく見かけるリスナーの皆様が熱烈に推しの愛を語り合っていた。配信コメ欄以上の熱愛に「こんな熱量で支え続けてくれたから今日という日ができたんだ」と感動すら覚えた。
そんなこんなで話を聞いてたら『準備をしてください』と運営に声をかけられユメミがいる部屋へ出荷。いざ対談へ。

諦めないで!頑張って!
続けてたら勝てるよ!ファイナリスト、レート杯決めてユメミを布教してね!!!!


緊張で細かい事はほとんど覚えてない。その言葉は真心なのかもしれないし、ビジネスかもしれない。でもすごく嬉しかった。本当に心が救われた。

『次のオフラインRAGEは出る方向で頑張るかな…』
この頃辺りから6年近く行っていないオフラインへの参戦を意識し始める。

約束を果たしに向かうオフラインRAGE

24年3月、地方大会で3位となり2回不戦勝のシード権を得た。

予選でHirobosuさんへのリベンジチャンスが来たが果たせず。本当に強い!

準優勝した時に得た3byeを持ってしても予選2日目に進出できなかった事もあり、眠たくても毎日必死に練習した。
以前と違う点は、以下を繰り返したことだ。
・半分くらい見る専に回ったこと
・動きの意図を聞いて文字化すること
・うまい人のプレイを模倣して感覚的に動かせるようになるまで反復練習し、違和感があったら質問をすること

しっくり来ないなら質問。
全然思った事ない択飛んできたりして面白い!



RAGE当日の要求値は2日間でおおよそ13-2くらい。レート戦績で置き換えるなら常に勝率7~8割は必要と判断。実際は1週間前に6割。少しだけ不安を抱えながらいざ『6年ぶり2回目のオフラインRAGE』へ!!


嘘です、不安だらけです。
0-6してます。頭の修理も必要かもしれない。

やっとの思いでネカフェに着いて1泊…腰痛×ヘルニア持ち故にすぐ腰に来て、体が耐えられるか心配だった。
予選1日目は緊張もしたけど「来れたから勝てる!!!」って気持ちの方が強かった、途中バグってしまうがbye込5-1で予選1日目突破。

楽しいチームオフ会を終え、何とか取れた宿でスヤスヤ…予選2日目の朝を迎える…
旅疲れが一気に来た。目が痛い、体もバキバキ、歩くのもしんどい、北海道との気温差にやられて道中鼻血まで出た。とても万全じゃない。
肝心の試合はというと、相手が上手くて堅実な手をガンガン使ってくるから毎試合最後のリーサルまで緊張が終わらない。毎試合頭が真っ白になるくらい難しい選択を押し付けられるからいつもバクってた。
分岐ミス、大局観違い、リーサル逃し、別カードを使ってしまうフリックミス…ミスのオンパレードで心折れそうだった。
そんな時ネームプレートの中にいるユメミを見て「ファイナリストになって帰る!絶対負けない!勝つ!」と自分で鼓舞した。

これしなかったら確実に0-2コースだった。

何とか4連勝、あとひとつ決めたらプレーオフ確定まで来た5回戦…

バグった。決定打になる致命的なミス。

 次の試合もミスって負ける自分が脳裏によぎる。『どう詫びようか』『帰りの宿どうしよう』『ここまで来れたからいいよね…?』試合直前まで悪魔の囁きが止まらない。
そんな中始まる6回戦。ルーティンで唱える言葉で我に返る。

『成功する人とそうでない人の差は
技術の差でも、体力の差でもなく
意志の差で決まる。』

超絶根性論である。ここまで来たら気持ちで勝負するしか自分にはなかった。今まで通りのことをいつものようにする。ただそれだけしか頭になかった。

乗り越えられた嬉しさについ誤字るw

緊張が一旦ほぐれそうな時に突然連絡が…

誤魔化そうと面白おかしく言ったけど、 うわの空ヨソミだからここまで来れたのに、それを奪われるのではないかと思うとすごく怖かった。ヨソミ活動前の名前で提出しようとしたが、ダメ元で1を2に書き変えて懇願しに行った。
ヨソミ「🙏🏻お願いします。うわの空ヨソミは僕のアイデンティティなんです!なんとかヨソミで通していただけないでしょうか。お願いします!」
運営「ヨソミなら行けそうです!やってみます!」

運営様…感謝しかない…

8ブロックに5人ずつ集まって1回戦から同時進行。チームメイトのゆーわ(ハルカ)君を送り出して1回戦が始まる。
刻々と迫る2回戦。トイレが近すぎて何度も往復。談笑するも緊張がほぐれない。そんな中ゆーわ君が帰ってきた。
ゆーわ君「勝ちました!」
ほっとした。ほんの少し会話が弾む。
ゆーわ君「もしかしたらなんですけど、配信卓の可能性があります。お相手さんはファイナリスト経験ありますからゼロじゃないです。」
ヨソミ「まさかぁそんなわけないって〜改名対象は触りにくいっしょー!プロもいるのに???」

運営「ヨソミさん!double faultさん!こちらに来てください!配信卓です! 」

?????????!!!!!!!!!!!

記入用紙にいろいろ書く
年齢、職業、実績etc…
意気込みには
「本物との約束を果たしにきました!」
と記入

 で、これが始まったワケ

実況解説席
友田さん「ヨソミという選手はですね、『ある方』との約束を果たしに来たと言っております」
海老原さん「ロマンチック…」

拾ってくれてめちゃくちゃ嬉しかった。

1試合目は細かいミスあれど恵まれず1敗。後がない。

「ユメミ!勝たせてくれ…頼む!」とユメミのチェキが入ったネームプレートを手に挟んでお願いをした。

願い届かず。
この試合は double faultさんが勝つべくして勝つ最強ハンドだった。GGでした!
プレーオフ準決勝敗退。

その後はチームメイトのゆーわ君がファイナリストを勝ち取る展開に。おめでとうだ!

 練習がんばろうぜ!!!

最後に

ユメミに出会わなければ到底たどり着けないだろう経験ができた。ここまで頑張れなかった。嬉しい思いも、悔しい思いも体験できなかった。
うわの空ヨソミを認めてくれてくれた事。辛い時に応援してくれた事。本当に感謝の気持ちしかありません。ありがとうございます。


ここまで来れて正直出来すぎてた。嬉しかった。
あの時勝てなかったのは引きの弱さもあるかもしれない。でも、あの試合でバグらなかったら、ゆーわ君とファイナリストをかけた試合ができたかもしれない。あの試合勝てなかったのは自分が未熟だからです。
ただ修行あるのみです。

まずは
グランドファイナル、ゆーわ君を絶好調で送り出す!同時進行で後期レート戦でレート杯目指す!
ビヨンドに移行したらもっともっと活躍する!
そしておめリプをもらう!



最後まで読んでくれて、ありがとうございました!

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