「普通煎茶」と「深蒸し煎茶」
煎茶には、「普通煎茶(浅蒸し煎茶)」と「深蒸し煎茶」があるとよく言われます。
ただ、本来は、煎茶があって、その蒸し具合(蒸し度)によって、浅蒸しか深蒸しかを分けています。
なぜ、ややこしいことになっているかというと、かつては、今でいう普通煎茶が「煎茶」と言われており、後から「深蒸し煎茶」が誕生したため、それと区別するために「煎茶」を「普通煎茶」と呼ぶようになったのです。
なぜ、深蒸し煎茶が無かったのかというと、昔は、お茶は綺麗な川が流れる冷涼で霧がかる山間部で取るもので