白々しさ許容レベルの限界値
えー?何かお礼言われるようなことありましたっけ?
あー全然!そんなの、いつもお世話になってますから全然大丈夫ですよ!
何言ってんすかーあははははー
わざわざ連絡もらっちゃってすみませんでした!
ガチャ。
…
白々しい。
白々しすぎて途中から聞いているのも辛かった同僚の電話が、ようやく終わってホッとしたのです。
いや、わたしも大人ですから、ある程度のホワイトライはつきますよ。
うん、あれはちょっと迷惑だったし焦ったし、そのおかげで残業したから夕飯遅くなったよなと内心思っていても
「いえいえ、何とかなってよかったです」
くらいの感じでほほ笑む、程度の対応はします。
でも、このリアクションはちょっと、白々しい限界値を超えています。
危険信号が出ています。
即刻脱出しないと酸素が足りなくなって墜落しまいます。
(なんの話だっけ?)
大体、こういう思ってもいない嘘を平気な顔でつける人ほど、陰口も強烈な場合が多い。
本人には決して言わない悪口を、本人まではギリギリ到達しないラインの知人に被害者ぶった顔で言いふらして「え、あの人ってそういう人なんだ…」と絶句させて喜ぶ、というような性根の腐った行動をしたりするのですよ。
ああいやだ。
だったら、本人に辛辣な指摘をする人の方が本当の意味で優しいのではないか、とわたしは思うのですが、どうも我が国日本では上っ面だけ柔らかい雰囲気を醸し出し、裏で陰口叩いている性格悪い人の方が「優しい」と認定されやすいように思います。
腐ってるぜ。
全然、そいつ、自分のことしか考えてないよ。
と教えてあげたい。
(余計なお世話)
若い頃は、白々しさレベルがわたしの許容量を超えている人であっても「わたしの基準がおかしいのかな?」とモヤモヤするだけでしたが、わたしはもう立派な中年です。
「この人危険!」のアンテナが立ったときは、自分の感覚を信じて十字架をかざしながら適切な距離を取り、この世の荒波を渡っていきたいと思う今日この頃です。
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