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記事一覧
不自由な親子関係/けむたい姉とずるい妹
自分が散々支配的な母親に苦しめられてきたので、母娘問題系の書籍は色々と読み漁りました。
でも、実家にいたほとんどの期間、わたしは自分が苦しんでいることに確信を持てずにいました。
身体的な虐待もネグレクトもされていないし、周りの人には「世話好きのいいお母さんね」「羨ましい」とか言われるし、実際に母は愛情深い人なので、息苦しいと思うわたしがおかしいのかな?ひどい娘なのかな?と自分を責めていたのです
身内意識が薄いから子ども産むの怖いのかもしれない
以前、「娘ならなんとも思わないんだけど、嫁だと腹が立つのよね、どこか他人だって気分が抜けないからなのかしら。」という発言にどうも共感できない、という記事を書きました。
思い返してみれば、わたしは子どもの頃から「身内意識」というものが薄かった気がします。
低い/弱いというより「薄い」。
元々供給される濃度が薄いから、経験や知見により高まったり強まったりすることは期待できなさそうなイメージで捉え
子なし女性へのレッテルに物申してみた
母がわたしに、とめどない雑談をしていたときのことです。
その人はね、心が狭くて、意地悪で、全然思いやりがないの。愛想もないし、いつもぶっきらぼうで、優しさの欠片もなくてね。
なんでこんな風になっちゃったのかしらと思って色々聞いてみたら、その人、もういい歳なんだけど、子どもがいないらしいのよ。ああなるほどと思ってね…
それまで「うん」「へえ」「ふーん」の3パターンを繰り返して、母の知り合いではあ
「美しくあれ」という願い、あるいは呪い
子どもを産まない、と決めたわたしですが
それを夫以外の人に堂々と高らかに宣言は、
していません。
孫はまだか、と決して口にせず
いつもわたしを気遣ってくれて
出先ではお土産を買ってきてくれ
時々お手紙やLINEをくれたりする。
夫の親御さんには、心から感謝しています。
世が世なら、わたしは「石女(うまずめ)」として離縁されていてもおかしくない身。
…まあ、そんな世の方がどうかしていたのだし
子どもを産まないと決めた罪悪感について
普段は、仲良しの夫と2人で楽しく穏やかに、そこそこ忙しい日々を過ごしています。
でも、ふとした拍子にやってくるのです。
親子連れを見かけたとき。
公園を通りかかったとき。
知人の妊娠出産の報を受けたとき。
今日は、ときどき急に訪れるわたしの
子どもを産まないと決めた
罪悪感について、書きます。
我が家に子どもがいないのは
100%わたし起因です。
体のせいではありません。
気持ちの問題です
支配者になりたくない、から子ども産みたくないのかもしれない
子どもの頃から、制服や作業着が好きです。
学生さんのではなく、働く人の装いとしてのそれが。
警備員さんとか
駅員さんとか
大工さんとか
鳶職人さんとか
漁師さんとか
語らずとも職業がわかり、性格すら垣間見え、矢鱈と似合っており、プロっぽさがどうしようもなく滲み出ている佇まいを発見すると、つい目で追ってしまいます。
職人さんたちが休憩してる様なんかも麗しい。
手に職があって、自分の腕ひとつで