マガジンのカバー画像

わたしの頭の中

219
心の中で色々思うことはあれど、実際口に出すのは3%くらい。そんなわたしの頭の中で考えていることを綴りました。
運営しているクリエイター

記事一覧

1人の人間として尊重されたいだけだった

1人の人間として尊重されたいだけだった

小柄で貧相な体つきで
目立たず主張をせず
体が弱く学校を休みがち

そんな風だったせいか、
わたしはいつも庇護の対象でした。

猥談で盛り上がっている同級生たちに
「こんな話、聞かせられないよー」と省かれたり
初めてアルバイトするときに
「挨拶は“おはようございます”だよ!大丈夫?」
と殊更に心配されたり
力仕事の際に大柄な同級生と比べられ
「○○だったらいいけど、ちびろには無理だよ」
と言われた

もっとみる
お尻が2つに割れていることを知られたくない

お尻が2つに割れていることを知られたくない

わたしは普段、裾がやや広がったスカート(いわゆるフレアスカート)か、ワンピースを好んで着用しています。

体にぴったり吸いつくようなスカート(いわゆるタイトスカート)は持っていません。

細身のズボン(スリムパンツ?)を一応、所持してはいるのですが、丈が腰ほどまであるチュニックか、ワンピースにしか合わせることはありません。

最近、ポワっとしたシルエットのズボン(ワイドパンツ?)を履いている方をお

もっとみる
サウナで言うと春は

サウナで言うと春は

サウナは、季節に例えれば夏でしょう。

冬という水風呂を経て
春という外気浴で整う。

水風呂に入らないなんて人生の半分損してる、と言われますが(言われますか?)、季節は否が応でも万人に満遍なく訪れるわけですから、サウナに入ったことのないあなたも、サウナには行ったけど水風呂はちょっと、というあなたも、季節においての水風呂には、既に入ってしまっていると言えるでしょう(は?)。

夏は冬に憧れて
冬は

もっとみる
考えるのは苦しいから

考えるのは苦しいから

何か用事をしているときに
話しかけられると苛つきを覚えます。

仕事に集中しているときに
緊急の依頼が入るとストレスがかかります。

たぶん、わたしは感じているのです。
「考えさせないで」と。

考えるというのは、ひどく骨の折れる行為です。

たとえば、ただA地点からB地点にものを運ぶだけなら訳はない。
けれどもあとからC地点に運ぶために最も効率のよい置き方をしないといけない、という条件が加わると

もっとみる
気にならないこと/なることはあなたの

気にならないこと/なることはあなたの

約◯◯とか
◯◯くらいとか
◯◯程度とか

曖昧な数字をどの辺りで区切るかって
結構、性格が出ますよね。

ということを

「いやー前の家、5年10か月くらい住んだから、今の家にまだ馴染めなくて、なんだか人ん家にいるみたいなんですよね。」

という会話が聞こえてきたときに、思いました。

5年10か月、くらい。

恐らく、正確に言うと5年と9か月と20日とか、そんな感じの日数なのでしょう。

でも

もっとみる
闘う女でありたい/『風よ あらしよ』

闘う女でありたい/『風よ あらしよ』

『風よ あらしよ』を読みました。

女性活動家、伊藤野枝の生涯を綴った小説で、基本的に野枝の視点から描かれていますが、時折語り手が周囲の人々に移ります。

家族やパートナー、
『青鞜』の面々、
同志や友人、
最終的に野枝を粛清した憲兵も
次々と、心の内を語ります。

こういう形式の小説、好き。

別の視点から同じ事柄を見つめると全く異なる話に結実するという発見と、この多種多様な人々の独白を1人の作

もっとみる
怯えた目でわたしを見ないで

怯えた目でわたしを見ないで

たまに、怯えられることがあります。

法事の帰り、喪服のまま
俯きがちでブランコを漕いでいたときに

夜、ぼんやりした灯りを手に
狭い私道から抜け出たときに

ペットの餌(たんぽぽの葉)を採取する為に
近所の公園にハサミを持って立ち入ったときに

ときに霊的なものに見間違えられて
あるいは、すわ不審者かと危ぶまれて。

女で小柄で薄い顔ゆえか、わたしは
人から怯えられる経験値が低いのです。

外回

もっとみる
酢好きの人見知りはメンマを頼む(タブレットで)

酢好きの人見知りはメンマを頼む(タブレットで)

お酢が、好きです。

タンメンや塩焼きそば、中華丼なども好きです。
塩味には、大体お酢が合うからです(自論)。

ときどき、タンメンを食べに
日高屋に行きます。

そこそこ都会で暮らしていてよかったなと思うのは、外食産業がむちゃくちゃ発達していて安いことと、女1人で入店しても目立たないことです(だってわたしだけじゃないから)。

平成の御代を思い起こせば
世間はまだ女性の1人客に慣れておらず

もっとみる
一生見てたい/作りたい女と食べたい女

一生見てたい/作りたい女と食べたい女

滋味深くやさしく、しみじみと美味しいものをいただくと、ああこれ、永遠に食べていたい、点滴のようなものでずっと口内に送り込んでいたい、と思うことがあります。

夜ドラ「作りたい女と食べたい女」はわたしにとってその、ドラマ版と言えます。

シーズン1では「仲良しのご近所さん」という間柄だったお2人が、どうもお互いに惹かれあっているらしいという展開を感じさせつつあるシーズン2、野本さんと春日さん双方のお

もっとみる
これは言っていいんだっけ、ダメなんだっけ?

これは言っていいんだっけ、ダメなんだっけ?

コンプライアンス=法令遵守。

ただ一口に「コンプライアンス」と言っても、昨今では単に法令を守るだけではなく、社会規範や企業倫理に基づいて社会的ルールを守る、という意味を含むようになり、いわゆるハラスメントもコンプライアンス違反の1つに数えられます。

コンプライアンス
社会的ルール
ハラスメント

…まぁ、めんどくさいですよね。

一介のしがない事務員であるわたしでさえ
雑談ひとつするにも気を遣

もっとみる
タイトルって大事(苦手だけど)。

タイトルって大事(苦手だけど)。

外出する際は、カナル型イヤホンを携帯するようにしています。
耳の穴に、スポッとはまるやつ。

聴覚が若干過敏気味のわたしは
駅のアナウンスや
街の喧騒などで
びっくり仰天して
心臓がバクバクになってしまうからです。

恋?トゥンク
とは思えないレベルの
動悸・息切れが生じるからです。

耳栓だと遮音され過ぎてかえって危険だし、ノイズキャンセリングほどの高機能でなくてもいいかなーというくらいの緩めの

もっとみる
「同じくらい性格の悪い」という友愛

「同じくらい性格の悪い」という友愛

毎日のnote更新をやめてから、以前ほどは頻繁にnoteを開かなくなりました。
おかげ様で読書量が増え、それはそれで楽しい日々を送っております。

以前、ゼクシィのCMで「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」って、ありましたよね。

あれ、よかった。
ララってなった。心が、ララって。

noteがあっても楽しい
少し距離が出来ても、それはそれで楽しい

それが、理

もっとみる
はろー皆さん

はろー皆さん

皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか。
ご無沙汰しております(4日振りです)。

わたしは何も変わりなく
さしたるやる気も湧かないまま
気怠い面持ちで仕事に向かい

でも家に帰れば夫と2人
相変わらずキャッキャウフフと
楽しい日々を過ごしています。

思うのですが
順番って大事ですよね。

わたしは実家にいた頃
過干渉な母親にやいやい指示され
従わないと極限まで拗ねられ
深夜まで説教され
ハイか

もっとみる
連休明けの苦しみと安堵とnote毎日投稿終了について

連休明けの苦しみと安堵とnote毎日投稿終了について

連休って、ワクワクしますよね。

わたしにはときどき土曜出勤の週があるので
土日休み、即ち2連休で既に心浮き立ちます。
いわんや、3連休以上をや。

遠足と同じで、連休前が1番楽しい気がします。
あれもしよう、これもしようと夢想する時間。

遠足も、行ってみたら結構山登りがしんどかったりするし、期待したほどはおやつが美味しくなかったりするものです。

ああ、準備段階でテンションが上がっていたから、

もっとみる