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在宅ワークが当たり前になった今だからこそ!合言葉は「全員防災」ーーインフォコムの防災ツアーとは?

こんにちは!デジサス編集部の長内です。
先日、弊社インフォコム東京本社の防災ツアーに、デジサス編集部員の藤田と参加してきました。


消火器を利用する様子

インフォコム本社の防災合言葉は「全員防災」です。
現在は、多くの社員が在宅ワークを実施しており、本社への出社率は20〜50%となっています。そのような状況で被災した際に、防災担当者が出社しているとは限らないため、本社にいる社員同士で臨機応変に対応しなければなりません。
いざという時に困らないよう、本社ビルの防災設備を理解し、必要な防災知識を身に付けるために、「全員防災」のコンセプトのもと社員全員が防災ツアーに参加することになりました。

現在の本社が入るビルには一年前に移転した為、私自身まだ避難訓練にも参加したことはなく、もし、出社時に被災したらどうすれば良いの?避難経路は?と言った疑問がありました。

結論から言うと、今回の防災ツアーへの参加により上記の疑問の答えだけでなく、ビルの防災設備や本社で被災した際取るべき行動についても知ることができました。

以下、防災ツアーの内容をレポートします。

本社ビルの充実の防災設備にびっくり!

まずはインフォコムの防災担当者から、防災体制や本社の入る東京ミッドタウンビルの設備に対するレクチャーを受けました。


防災ツアーへ参加しました

東京ミッドタウンビルの設備は停電に備えて、非常用発電機や、地震の揺れを抑制する最先端の制振技術、約2,000トンの非常用水槽などが準備されていることがわかりました。防災設備がとても充実しており、万全の状態だということがわかりました。

特に耐震構造としては、建築基準法で定められている超高層建物用地震波の基準を1.25倍も上回る耐震構造が備わっているとのことでした。

充実した防災設備


次は、私たちが勤務している10階フロアの防災設備やその用途を確認しました。
消化器やAED、防火扉や消火栓などの設備がフロアの各地に準備されていました。
普段、意識せず働いていると全然目に入っていなかったため、このように各設備の場所を平時に確認しておくことは重要だと感じました。

消火栓の中身はこのようになっており、緊急時に使える非常電話も備えられていました。


消火栓扉の中

また、廊下の壁だと思っていた部分が実は倉庫のドアになっており、中には大量の食糧や防災グッズが備蓄されていました。


防災倉庫



実際に被災時を体験!


最後に、被災した想定で消化器を使っての消化活動や、避難経路の確認を行いました。

消化器の操作は非常に簡単で3ステップ程の操作で、消火剤を発射することができました。実際に火を目の前にしても、落ち着いて操作できるように、日頃から訓練等で操作を確認することは重要だと感じました。

他の参加者からは思っていたよりも火に近づかなくてはいけないため、本物の火の前で実際に消火器を利用することは怖いだろうな、という感想もありました。


消火器を利用する様子①
消火器を利用する様子②

避難経路の確認では、実際にインフォコムのフロアがある10階から地下まで非常階段を降り、どのくらい時間がかかるか体験しました。
オフィスに「非常階段」と記載のある扉を開けたらすぐ階段があると想像していたのですが、その先にいくつも扉があり、戸惑ってしまいました。
平時に、非常階段までの経路を確認しておく必要があると感じました。
地上階に着くまではおよそ4分かかりました。

時間を計りながら非常階段を移動


非常階段を下りて避難出口へ到着

防災ツアーに参加して


改めて、訓練の大切さを実感しました。防災ツアーに参加しない状態で被災してしまったら、防災設備の使い方が分からない、避難経路がすぐにわからない、などといった考えが先行してしまい、スムーズに対応できないのではないかと感じました。
だからこそ、こうして平時に本社の備えを知る、行動すべき内容を確認する、設備の使い方を理解する、といった活動が重要になると感じました。
また、普段意識していなかった場所に様々な設備が準備してあることに気付けたため防災ツアーは案外楽しいものでした!

皆さんもぜひ、自社の防災設備やルール、避難経路などを確認してみて下さい。

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