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経緯度の覚え方(+英):ケイロン度とイラ度(30チャday24、日記28)

TOEFLの参考書に「緯度(latitude)」の話が出てきて、地理が大の苦手だった私は混乱した。方向音痴だから、地図は読めないし、いまでも東と西が分からなくなる。それに、美術史をやるまではフランスとイタリアの位置関係もわからなかったぐらいだ。英語を理解する前に緯度と経度がなんなのか確認しないと!

緯度と経度の分かりやすい覚え方を調べたが、「ヨコイ・ケイタ(=横緯・経縦)」みたいなフザけたものしかなく、しかも英語と一緒に覚えられる方法は存在しなかったので、自作するしかないと思った。そして考えているうちに一日は終わった。


経緯度の覚え方はずばり「ケイロン度」と「イラ度」である。

まず経度(ケイド)はlongitude(ロンジチュード)、緯度(イド)はlatitude(ラチチュード)というので、前者は「ケイ」「ロン」「度(ド)」、後者は「イ」「ラ」「度(ド)」というようにまとめられる。この「ケイロン(ケイローン)」はギリシャ神話の半身半馬、「イラ」はイラつき・怒りの感情に相当する。すなわち、「ケイロン度」は馬が大地を駆け巡る横のイメージ、「イラ度」は気分が上下する縦のイメージだ。なお、ギリシャ神話のケイローンはケンタウロスであるものの聡明という設定であり、イラつきの感情と対になっている。したがって「ケイロン度とイラ度」は、知性と感情の度合いを測る架空のバロメータだと思ってもらえればいい。余計ややこしいか?

イラを「イライラ」ではなく「魚のイラ」に置き換えてもよい。魚だから海の下に潜る下方向のイメージだ。ちなみに魚のイラは攻撃的だからこの名称がついた。

※ケイローンとイラの物語をChatGPTに書かせてみた。

ChatGPTによる「ケイローンとイラの物語」

……らしいです。感動的ですね。

(ちなみに、「ケイドロ(警察と泥棒)のイドラ(偏見・先入観)」でも覚えられる。「ケイド+ロ」ンジチュードと「イド+ラ」チチュードだ。「ケイドロ」は警察が泥棒を追いかける横方向のイメージ、「イドラ」は誤った観念だから形而上学的で上方向へのイメージ。または、臆見の悪影響によって魂の階梯(?)が下がる下方向のイメージもある。ちょっとわかりにくいような気がするけど、語呂はいいから捨てがたい……)


一方、経線と緯線はどうやって覚えるのか?経緯度と経緯線は方向性として表現したときにそれぞれ90度逆になるので、上記のやり方ではわからなくなってしまう。

そこで、経緯線は口の形で覚えることにした。ケイセンの「ケ」もロンジチュード・ライン(longitude line)の「ロ」も、発音したときに口は縦方向に開く。イセンの「イ」とラチチュード・ライン(latitude line)の「ラ」は横方向に開く。もちろん、ケとイ、ロとラを比較したときの話ね。

……私は一体何をやっているんだろうか?


追伸:「ケイドロのイドラ」の方が短くて言いやすいからこっちで覚えることにしました。

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