見出し画像

明日から復帰

たまには、特別熟考しない記事の投稿を気ままにしようと思う。
2023年10月から3ヶ月ほど、適応障害で仕事を休職していた。
1月に復帰しないと、契約が切れてしまうので、時短勤務の配慮などは無いが、とりあえず、主治医や産業医の見立てで、復帰は問題ないだろうということになり、明日から1日6時間、平日5日間(今週は今日が祝日なので4日間から始まる)再び働くことになる。

休職中は、最初の1ヶ月は徹底して休んで、11月からは福祉の支援センターのプログラムや、地域の障害者就労支援の職員と繋がりを持ったり、病院の主治医に頼んで、同じ建物内で行っている、復職のプログラムへと参加した。

私の精神疾患の問題は、単に薬を服用して休めば良いというものでは無い。
精神的に何が負担へと繋がったのか?精神的な症状だけを改善すればいいのか?それとも、精神的に負荷がかかったことで、身体的な症状は起きなかったか?その症状が更に自分を追い詰めてはいないか?
問題と正面から向き合うことが、望ましいのか?
問題と距離を置く方が、気持ちが安定できるのか?
色々な角度から、ものを見て、自分だけではなく、可能ならば環境も変えたり、人に相談したり、思考を転換させたり、行動を変えたりと、工夫していかなければならない。
誰かに決めてもらうというより、主体的になって、自分で決めて、できる限り、自分で判断している。
精神障害者だからとか、精神疾患だからとかではなくて、困難の内容は病気ゆえでも、私がどうするか?の総合的なことは、私の人生そのものだから、私のことは私が責任を持って、私自身で決めることが出来る。

それは、主治医も今回お世話になった、復職プログラムのスタッフも、福祉の支援者の人たちも、わかってくれているので、私に委ねて信じてくれている。

私は、助けて欲しいとき、
どうやって、誰に何を(どんなことを)して欲しいか?を伝える能力と工夫がある。
そして、助けてもらったとき、感謝して、相手を安心させることが出来る。

主治医にも、「あなたはコミュニケーション能力が高い」と、言われたことがある。

話し言葉に限らない、上手く何かを相手に伝えられない状況のときは、紙に書く、メールする…など、あと、伝えやすい人を探して、その人に先ずは相談するなど、かなり工夫している。

復職プログラムの心理教育の講義のときに、外来の医師が講義の中で、
「せっかく病気というキッカケができたんだから、それを踏まえて、知恵と工夫でこれからを乗り切りましょうよ」
と言っていて、私もそうだな、と素直に思えた。

確かに、精神疾患を知識のない一般的な人たちに説明するには、結構難しい。
精神疾患の症状ひとつにしたって、バリエーションは多いし、困り事も人それぞれ。
単に診断名では計れない、様々な困難もある。
原因だって、脳の機能の問題の人もいれば、環境要因・生育環境・気質的な問題…などなど様々すぎて、きっと未だに専門家すら頭を抱えてるに違いない。
原因なんて、たくさんのことが複合的に作用してたりもするから、単に真面目過ぎるから…とか言ってたって、いいかげんなチャランポランの人でも、なる時はなるのが、精神疾患。

再発防止を謳ったところでねー、数年後にはぶり返しが起きたりなんて、割とある話だから、ならない方法も知識は大切ですけど、なったことを受け止めて、どうしたらまた、良い感じで生きていけるか?とか、それを抱えつつ、病気との上手い付き合い方とかを学んで行く方が、建設的かなぁ?って、精神疾患30年のベテランは、思う訳ですよ。

言うほど、簡単ではありませんけどね。

なので、明日から少しだけリニューアルした私で、肩の力を抜きつつ、ぼちぼちペースで働きたいと思います。

運の良いことに、色々な福祉も頼っているし、精神疾患の仲間もいるし、主治医もわかってくれるし、家族も理解してて、友達も優しくて良い人が多いので、ひとりぼっちじゃない気がして、本当に幸せだなと思う。

みんなありがとう!

私の人生の主役は、私しかいないからね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?