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しいこ街(SHIIKO MACHI)
2023年12月1日 10:37
行方不明の毎日に泣き出しそうになりながらあのときまで笑っていた僕のことピエロみたいだ帳が降りる直前の絶望にも似た夕方に白い月が輝き出して君が何故か遠のくようで焦燥感で息ができない追いかけたって追いつけやしない君は遥か向こう側だ置いてきぼりにしないでとせめて泣くことができたならこんな中途半端に切なくならずに済んだのかな?何もかもがわか
2023年10月2日 19:56
どんな生き方もどんな日常もそこに 在るものすべてがあなた自身ならそれで良いんだよ夢なんて無くて希望も無くても法を犯すことなく(犯していても やり直して いるのなら)死ぬまで生きていればそれで充分不安でも良いし悩んでも良い前向き?なんかじゃなくて良いただね思い出してどんなに 孤独でも誰かはあなたを 心配しているの私は/心配しているよ空を
2023年10月3日 19:50
知らない人知らない空気知らない街馴れない景色疼く記憶震える指先を開いては閉じて呼吸を深くする僕は距離をあける時間を置くそうビーフシチュー煮込むときみたいに柔らかくなるまで弱火でコトコトそうじゃなきゃ生煮えるさりげなく赤ワインを入れて味見も忘れずに明日からまた新しいが始まる僕は苦手なんだフレッシュなサラダ君がキラキラして
2023年10月5日 20:02
深淵に触れた僕達は、静かに汚れていく無自覚なまま心の声を無視した結果平気平気と自分に嘘をついて笑いたくないのに笑った結果フカイを言葉に出来ずに止まったまま泣くことも怒ることもできぬまま自分で作った鳥かごに鍵をかけてしまっている僕達は、静かにくすんでゆく沈黙したまま息がしたい自由が欲しいこのままじゃいけないとわかっているのに
2023年10月7日 19:33
現実は前にしかなくて振り返れば思い出で私はそうやって全てを過去にして歩いて行く恥ずかしかったアレコレも結局越えたなら昔ばなし笑いばなしだからさそんなに嘆かないで今が苦しくても明日が変わりそうになくとも時間薬が効くまでに諦めたら終わってしまうそんなのもっと哀しいからさ止まない雨を止めるそんな術は持たないけれどこの傘を差し出すくらいは君の力になれるは
2023年10月10日 19:46
わかりやすい目印なんて誰もつけて歩いていたりしないよ優しくも冷たくもないそんな人たちばかりの中私たちは自分の思い過ごしで今も生きてる毎日不安に駆られてみたり楽しく遊んだり繰り返しながら誰にも知られずに傷ついて死んでゆくその魂が通り過ぎたことも知らずに自分で水溜まりを選んで飛び込んでいたのも繋いでいた母 その手と履いていたゴム長靴という切れないピ
2023年10月22日 23:59
時々、胸に風穴が開いて寒波が押し寄せてヒリヒリする涙と鼻水は僅かな体温の残り香を呼ぶその手に触れた時大切なグラスを壊さないか不安になったショーケースの中の煌びやかな世界に夢中で硝子の壁があるのを忘れて怪我ばかりする人は笑うだろう滑稽だ悲喜劇だどうしたいとかどうなりたいとかそんなものどうでも良かった単純なことあなたに触れたいその手に触
2023年10月29日 19:38
なんで笑うの?何がおかしいの?どうして楽しそうなの?私だけが知らない世界で私だけが稚拙なのです大人になりきれない中身は美味しくもないのに不味くもないからただそれきりで片手で絞ったレモンの果汁はもともとあった切り傷に沁みて胸の奥までヒリヒリです"あなたを苦しめるようだから距離を置いて…"ああ、そうかいつもこうだ何か間違えた勘違いを起こしてはとんでもなく