026 歴戦の晩酌オフライン in 横浜/第3話「おにげんと横浜散策レスッ!」
まずは山下公園~大さん橋を歩く
中華街をあとにして向かったのは山下公園
赤い靴はいてたクンなの子
ゆさん人さんにつれられて
行っちゃった
山下公園はこの童謡で有名な「赤い靴はいてた女の子像」のある公園だ。このときは像は見てないけど笑。
…!!し、しまった!!
わたしも赤い靴を履いてクレばよかった!
そうすればおにげんがわたしを連れて帰っt…
公園内の海沿いを歩く。
晴れ間が出てきて暑くなってきていた。
しかも雨上がりだから蒸し暑い。
喉が渇き、潤いを求めている…。
話の流れで缶ビールを買うことになり、山下公園内を少し歩いた後は近くのドラッグストアでビールを買った。
わたしは20代前半の3年間、職場が山下公園前のビルだったので、この辺りはそれなりに馴染みがある。
せっかく港付近にきたのだから海を眺めながらビールを飲もう、というわけで次は大さん橋に向かう。
山下公園から歩いてすぐの大さん橋
大さん橋の屋上広場でベイブリッジを眺めながら缶ビールで乾杯。
買ったビールはもちろん歴戦の晩酌ではもうおなじみの「よなよなエール」
ここでどれくらいの間、話をしたのだろう。
「さっきの写真、ベイブリッジが全然写ってないからオレがそこでブリッジしようかな」
おにげんのこの言葉にわたしはゲラゲラ笑った。
以前、そのセンス抜群のギャグがたくさん詰まった彼の引き出しをわたしは“おにげんポケット”と名付けたことがある。
ブリッジの件があまりにも可笑しくて、わたしは「おにげんポケットはすごいな」と言おうとしたら間違えてこう言ってしまった。
「相変わらずすごいな!おにげんパンツはッ!」
パンツ…!!何言っているのだわたしはッ!
おにげんのパンツ…!!
…く、くださ…
わたしは自分がとてもリラックスした状態で話をしていることに気づく。
おにげんと仲良くなれてよかった…
いや、もしよかったら友達以上になってくだs…
大さん橋から有隣堂 伊勢佐木町本店へ
次は有隣堂に行ってみたいというおにげんを連れて伊勢佐木町へ向かう。大さん橋から関内駅に向かって歩く途中で横浜スタジアムを通過。
関内駅を過ぎてしばらく行くと、有隣堂が見えてきた。そこでいきなりおにげんが両手を大きく広げて不思議なポーズをとる。
「何してんの?」
あまりにも可笑しくて思わず尋ねる。
「おにげんは大きく身構えたッ!🔥」
大技か!大技が出るのか!
そのときわたしは彼の全身から紫の煙が出ていたのを確かに見た気がした。
大さん橋から約25分で有隣堂 伊勢佐木町本店に到着。
おにげんが目的の品を探している間、わたしは2階・1階で本を見て回る。
ふと目の前に「十二国記」アニメ設定画集というものが置いてあるのに気づき、長い間見とれていた。美しく描かれた絵を細部まで眺めながらゆっくりとページをめくっていく。
先生、おにげんの画集はまだですかッ…!
余談だがわたしはオクトラ大陸の覇者を始めるまでは、電車の中では行きも帰りも本を読むだけだった。スマホなんてほとんど見なかった。「十二国記」は大好きな小説だ。
じゃあ今は電車の中で何をしているのかと言われれば、日刊クレスの下書きとオクトラ大陸の覇者で遊ぶフリかな笑。
伊勢佐木町から横浜市役所、日本丸、ドックヤードガーデン、ランドマークタワーを経て桜木町駅へ
有隣堂を出た時点で14時過ぎ。他の歴戦の晩酌メンバーとの集合時間まで1時間もない。赤レンガ倉庫やハンマーヘッドにも行ってみたかったけどそれはまた次回に。
残りの時間、まずは横浜市役所へ向かう。オクトラ界隈で有名なバンディットさんは横浜市役所勤務なんじゃないか、その他バンさんのいろんなうわさ話をしながら日本丸メモリアルパークへ向かう。バンさん、すみません…。我々はバンさんのファンなので許してください。
そのまますぐそばのドッグヤードガーデンへ。
ドッグヤードガーデンの下まで下がって一通り見て歩いたあと、わたしは階段を上がる足に疲れを感じ始めた。
完全に体力不足だろう。情け無い。
おにげんに聞いてみる。
「キミも…疲れてないかい?🤌」
「大丈夫だ🤌」
何事もないかのように返事をするおにげん。
(たっ…たくましいッ!!)
その後はランドマークタワーの中を抜け、動く歩道にのってゆっくりと桜木町駅へと向かう。
動く歩道の流れとともに移りゆくみなとみらいの景色を眺めながら「横浜いいなぁ」と呟く老人・おにげん。散策はまもなく終わる。わたしも横浜をちゃんと案内できてよかった。
15時前に桜木町駅に到着。さあ!歴戦の晩酌メンバーと合流だ!
ここまで読んでいただきありがとうございました。第4話ではいよいよ飲み会がスタート!さてさてどんな飲み会になるのでしょうか。次回もどうぞよろしくお願いします。
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