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サブスク大嫌い

世の中、サブスク時代ですね。
音楽の定額聴き放題が始まったときは
画期的なサービスが出来たものだと感心しました。

今では動画はもちろん
食料品
宿泊
ファッション
家具
そして車まで
あらゆる物やサービスがサブスクで提供されています。

私たち士業の顧問契約も一種のサブスクかもしれません。

所有から利用へ
モノよりコト
身軽な暮らし

そんなことがよく言われています。

でも本当にそうでしょうか。

企業側から見たら、ビジネスモデルとして優れていると思います。
会員数が増えれば増えるほど安定的に収益を上げられるし、
売上の予測も立てやすくなります。

一方、消費者から見たらどうでしょう。
初期費用が安いのは確かに助かります。
そして利用があったら払う。
でも利用がなくても払うわけです。
ずぅーっとお金を払い続けるわけです。
利用した時だけ払うんだったら所有から利用ですが
そうではありません。
一本も映画を見なかったのに
一回もサービスを受けなかったのに
利用料はかかります。

だから企業側は
いかに導入の心理的ハードルを下げるか
いかに会員がやめない仕組みを作るかに
知恵を絞っています。

私は以前、ネットで契約したあるサブスクを解約しようとしたら
解約のページがないのです。
隈なく探すと
解約は電話でとなってました。
それで仕方なく電話したら
本日は担当が不在で出来ませんと言われ、絶句したことがあります。

またあるサブスクは最低契約期間があって解約できませんでした。

年初に解約したサブスクからは再入会キャンペーンのお知らせが
メールとハガキで頻繁に届きます。

なぜか2年目から利用料が上がるサブスクもあります。

こういう経験をすると
どこか落とし穴があるのではと
疑心暗鬼になってしまいますね。

一度関係を持つと
なかなか精算できない関係

これのどこが身軽な暮らしなのでしょう。

買ったら捨てるだけなのに。

だから企業には常に高いサービスを提供する義務があるんだと思います。

自戒の意味も込めて書いてみました。

実はサブスク大好きです。



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