見出し画像

カンパニー

近所に連日、行列ができるパン屋さんがあります。
Le18e(ジュウハチク)というお店です。
今朝も雨の中たくさんの傘が並んでいました。

私はフランス人の生まれ変わりではないかと自分で思うくらい、パンが好きです。

ボンジュール!

すいません、勝手にフランス語が出てしまいました。

お店にこだわったりはしないのですが、ここのパンは確かにおいしいです。
行列ができるのも納得します。

いわゆるハード系です。

お店のスタッフもとても感じがいいんです。

そういえば不機嫌なパン屋さんて、見かけないですね。

パンは人を幸せにする力があるのかもしれません。

カンパニーの語源は、
後期ラテン語の「companio」です。
com(共に)
panis(パンを食べる)
つまり「一緒にパンを食べる仲間」という意味だそうです。

キリスト教ではパンが特別な意味を持っています。

イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えながら言われた。「とって食べなさい。これはわたしの体である。」(新共同訳)

パンが共同体の結束を象徴しています。

幕末の日本人は、
藩の会合場所「会所」と、
仲間の意味の「社中」を合わせ、
会社という言葉を当てました。

やはり仲間なんですね。

いつの時代でも、会社はそこにいる人々を幸せにする存在であってほしいものです。

それではこのへんで、
アビアント!
わっ、またフランス語が出た。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?