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人間の真価は・・・

私は57歳で社労士事務所を開業しました。
年齢的に遅いかなという思いはありました。

そんな自分に勇気を与えた歴史上の人物がいます。

伊能忠敬です。

江戸時代に日本中を測量し
初めて実測による日本地図を完成させた人物です。

彼は、家業を49歳で隠居すると
50歳で江戸へ出て天文学者の高橋至時に弟子入りします。
このとき高橋は31歳です。

そして55歳で第1次測量へ出発します。
日本地図が完成するのはそれから21年後
弟子たちによってでした。

同じく50代で勉強を始め
57歳で社労士事務所を開業した私を重ね合わせて思いました。

スケールが違いすぎる!


でもいいんです。

挑戦することに変わりはありません。

「人間の真価は、その人が死んだとき、なにを為したかで決まるのではく、
彼が生きていたとき、なにを為そうとしたかである」

ロバート・ブラウニング

伊能忠敬という名は
彼の人生後半の仕事で残ったわけです。

人生100年時代とよく言いますが
彼の生涯は、現代の私たちに多くの示唆を与えてくれます。
常に学び続けること
新たな挑戦に果敢に立ち向かう姿勢を持つこと
そして諦めないことです。

伊能忠敬を書いた小説に
井上ひさしさんの「四千万歩の男」があります。
文庫本で全5巻
面白そうなので読んでみようかなと思いましたが
長すぎるので

諦めました。



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