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大人になっても、好きなものは好き。(その①)

小さい頃から音楽が大好きで、幼稚園から歩きながら口笛吹いて帰ってくる子どもだった。その頃吹いてたのは、トップテンに出てた聖子ちゃんや明菜ちゃんの曲🎵

小学校に上げると、楽器、特にピアノに惹かれ、流行りの曲や、学校の先生が弾いている伴奏など、聞いたり見たりすれば、なんとなく両手で弾けるようになるタイプの子だった。

他の子がピアノ教室に行ってるのを見て、本当は自分も習いたくてたまらなかった。何度もアピールしたが、親はピアノを習うことに対して積極的でなく(今でも両手で楽しく弾いてるし、いいだろうと思われたのだろう。)他の習い事はさせてくれたけどピアノ教室に行くことはなかった。

ただ、そんな私を見て両親は電子ピアノを買ってくれた。

そこで私は、NHK教育番組「ピアノでポップスをⅡ」を毎週必ず録画し、何度も何度も見て、練習した。いろんな難易度の曲を、服部克久さんが教えるという番組で、楽譜がボロボロになるまで練習した。今も家にある。私の心の財産❤️

ピアノ教室に行ってる子に、楽譜を借りたり(友達はみんな優しくて、使い終わったのを貸してくれたり、先生みたいに教えてくれてピアノ教室ごっこしたり。楽しかった😊)、学校の先生に、「この曲いい!」と思った伴奏の楽譜をコピーさせていただいて練習したり(「グリーングリーン」、「気球に乗ってどこまでも」。どちらも前奏が印象的。)して、どんどん弾けるようになっていった。

さらにピアノが好きになり、中高生になるとお小遣いでいろんな曲の楽譜を買って弾くようになった。KANちゃんの「愛は勝つ」、坂本龍一さんの「戦場のメリークリスマス」、Enyaの「Book of days」、マイケル・ナイマンの「楽しみを希う心(ピアノ・レッスンのテーマ)」ベートーヴェンの「エリーゼのために」滝廉太郎の「メヌエット」…。好きは止まらなかった。

「家に電子ピアノはあったけど、弾くのはあなただけ。同じように育てても違うから、面白いね!」

両親は言う。私も本当にそう思う。姉はバレーに夢中で、妹は美術のセンスがよかった。

「好き」という気持ちのパワーはすごい。次に続きます。

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