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日本語の文法を勉強中 20日目 復習(1日目~6日目まとめ)

みんなのフォトギャラリーより、黒ごま様からイラストをお借りしました。ありがとうございます。勉強をがんばるのって、大変ですが、勉強をがんばっている人を見ると、私もがんばりたくなりますね。今回の記事は今までの勉強の記事のまとめ記事ですので、目新しい内容ではありませんが、見返ししやすくしました。私もこれで、勉強しますよ!


どうも! 喋々(ちょうちょう)です。

今回は、私が勉強している日本語文法記事の復習記事になります。

勉強をつづけて、二十日目。きりがいいのでね、いったん復習記事をつくりました。

私も見直すために、つくりましたのでね。いつものだらだらした雰囲気は、これくらいにして、さっそく復習していきましょう!

ちなみに、記事でいうと、日本語文法を勉強中の1日目から6日目までのまとめです。

テキストでいうと、第1章がだいたいそのくらいなのでね。

また、きりがいい日にちになったら、章ごとにまとめますので、今のところは、マガジンをご活用ください。


ではでは、いっしょにふくしゅうしましょう!





1日目 形態素ってなあに?


形態素は、一つの言葉にみえるものをばらばらにして、一つ一つの要素ごとにわけた、その一つ一つの要素のことです。

例をあげると、この記事のタイトルになっている「日本語の文法を勉強中」は「日本」「語」「の」「文法」「を」「勉強」「中」となるので、形態素は七つあることになります。

このようにばらばらにした形態素は言葉として、それぞれがこれ以上わけられないようになっています。

この中で「勉強中」という言葉があります。

これを「勉強」と「中」というふうにわけましたが、「勉強中」という言葉は「勉強を今しているの」というような意味ですが、これは「勉強」という言葉ありきで「勉強中」という言葉がつくられています。

なので、「勉強中」の「勉強」は形態素のなかでも語基になります。

つまり、「勉強中」という言葉は「勉強」が一番イメージとして強いということですね。

なので「勉強中」の「中」は接辞接尾辞になります。

接辞には接頭辞もあるので、補足として別の言葉を例にあげます。

では、例としてお嬢さまをあげます。最近、壱百満天原サロメさんの声をはじめて聞いたのでこの言葉にしました。

この「お嬢さま」という言葉は「お」「嬢」「さま」とわけられます。

では、「お嬢さま」を形態素を構成するそれぞれの意味にあてはめていくと。

お・・・接頭辞

嬢・・・語基

さま・・・接尾辞

となります。

さらに、形態素のなかには自立形式結合形式があります。

この「お嬢さま」でわけると「嬢」が自立形式、「お」と「さま」が結合形式になります。

なぜなら「嬢」は独立して意味をもちますが、「お」と「さま」はなにか別の言葉にくっつかないと独立して意味をもたないからです。

そう、お嬢さまじゃなくて、お殿さまになっても、「お」と「さま」は結合形式だから、意味をもちませんね。

だから、接辞はすべて結合形式なのです。

「お嬢さま」という言葉は接辞があるので、派生語ともいいます。

派生語は、この「お嬢さま」のように自立形式の語基に接辞がくっついてできるものですが、なんと結合形式の語基に接辞がくっついてできるものもあります。

例えば「深さ」という言葉をわけると「深」と「さ」になります。「深」だけでは意味がわからないため、「深」は結合形式になり、結合形式の語基に接辞がくっついてできた言葉という意味になります。

また、語基が自立形式だった場合、と読んだりもします。つまり、「お嬢さま」や「お殿さま」の「嬢」や「殿」が『語』になるわけですね。


1日目 うろ覚えの言葉たち


形態素・・・なんかカッコいい響き。わけた言葉のそれぞれという概念であっているだろうか。

語基・・・お嬢さまの「嬢」。一つの言葉で意味をもつ。

接辞・・・接尾辞と接頭辞をあわせて言うときに使える。便利。

接尾辞・・・お嬢さまの「さま」の部分。語基のうしろって感じで覚える。尾っぽの尾。

接頭辞・・・お嬢さまの「お」の部分。語基のまえ。あたま。

自立形式・・・独立した語基ですね。

結合形式・・・やわらかくて、頼りない。一つで意味をもたないからがんばって集まってる。

派生語・・・なんか集まって別の意味をもつ言葉になってる。独立した意味をもってるかも。

結合形式の語基に接辞がくっついてできる・・・盲点になりうるので、頭にだけとめておく。

・・・自立形式な語基のことをこうやって呼ぶ。


2日目 異形態ってなあに?


異形態とは、形態素の別バージョンになります。例えるなら、ポケットモンスターで出ているソフトが二本、赤緑、金銀、ルビーサファイア、ダイヤモンドパール、ブラックホワイト、XY、サンムーン、剣盾のように別のバージョンですね。

例えば、月。いや、ポケモンのサンムーンからとってませんし、私がムーンを持っているからじゃないですけどね。

月は「つき」とも「づき」とも読みます。「づき」は濁った発音ですね。

まあ、月はいっぱいあるので、3つずつくらい「つき」と「づき」がつく言葉をあげてみます。

「つき」:一月(ひとつき)  皐月(さつき)  睦月(むつき)  

「づき」:卯月(うづき)  閏月(うるうづき)  月々(つきづき)

こんなふうに「つき」と読んだり、「づき」と読むわけです。
こういうふうに読み方が変わるのは、語と語がくっつくからです。

また、「づき」のように音が濁ることを連濁といいます。
「うづき」「うるうづき」「つきづき」は前に語がありつらなっているので、「つき」が「づき」と読まれ濁っているから連濁というようです。
連なって濁ってる。

なので「つき」は「づき」の異形態です。
意味が同じなのに、発音が異なるということですね。

異形態は日本人であれば感覚的にわかることですが、なかなか慣れ親しんでないと難しいですね。

数と時間の数え方にも異形態がからんできますし、私の頭ではこれが限界でした。のちの宿題にしておきましょう。


宿題 異形態の接辞と語、語と語の違いがわからない。



これで大丈夫。今日はこのくらいで。

おそらく今回の例にあげた月は、接尾辞と語だとは思うけど・・・。
自信がありません。

2日目 うろ覚えの言葉たち


異形態・・・おそらくたくさんの仲間たちがいる。その有象無象を束ねており、多くの挑戦者をしりぞけていると思われる。だいたいの人がだいたいではなしていると、だいたいの表現になるが、書き言葉を学ぶときには、間違いは許されないのだろうな。あと宿題があるので、下にわかりやすくおいておきます。いつか解きましょう。

連濁・・・言葉が濁ることであるが、なぜ濁るのかをよくわかっていない。おそらく裏ボス的存在である。感覚ではなしているので、わからない。


宿題 異形態の接辞と語、語と語の違いがわからない。




3日目 漢語系の接辞ってなあに?


漢語系の接辞とは、漢語、つまりは漢字そのものがもつ意味による接辞であると思われます。

わかりやすい例をあげると「々」があげられます。
「々」はこれ一つで使われることがありませんが、いろいろな言葉にくっついて、多様な意味をもつようになります。

例  佐々木  偶々  木々

佐々木の「々」は「さ」と読みます。
偶々の「々」は「たま」と読みます。
木々の「々」は「き」と読みます。

「々」が少し特殊な言語のため、読み方は異なりますが、佐々木も偶々も木々も「々」の使われ方は同じです。

なお「々」は言葉の前ではなく、後ろにくっつくので接尾辞となります。
いろいろな語基にくっついて、いろいろな言葉になります。

「々」は「おなじ」や「くりかえし」の意味を持つと思われます。
漢語系の接辞は語基によって、接辞自体の意味を変化させることはないと感じられました。

あと、漢語系の接尾辞を紹介しましたが、漢語系の接頭辞も、もちろんあります。

例としては「毎」があげられます。

例  毎食 毎日 毎夕

「毎」は「いつも」や「決まって同じことをする」というような意味を持つと思われます。

つまり、漢語系の接辞というのは固定化した意味があり、その意味を語基が受けていると考えられます。

語基は漢語系の接辞にふりまわされているわけですね。
たぶんそういう考え方になる気がします。


3日目 うろ覚えの言葉たち


漢語系の接辞・・・接尾辞も接頭辞もある。漢字がもっている意味が語基に反映される。



4日目 接尾辞と品詞の派生ってなあに?



派生とは、派生語でも習ったように、接頭辞と語基・語基と接尾辞・接頭辞と語基と接尾辞のように、接辞が語基につくことです。

接尾辞は派生のほかに、派生語の品詞性というものを変えることができます。

例としては、『嫌がる』という言葉をあげます。

嫌がるは、「嫌」という名詞性語基と接尾辞である「がる」が合体して動詞になった言葉です。

例としてあげたのは名詞ですが、形容詞・動詞にもくっついて、別の品詞性を言葉に与えることができます。

それぞれ、まとめていくと。

・名詞と接尾辞の派生語は、名詞・形容詞・動詞・その他になります。

・形容詞と接尾辞の派生語は、名詞・形容詞・動詞になります。

・動詞と接尾辞の派生語は、名詞・形容詞になります。

名詞>形容詞>動詞というように、接尾辞のくっついてできる派生語の品詞性はまったく同じではありません。名詞がいちばん多く、動詞がいちばん少ないですね。



4日目 うろ覚えの言葉たち



派生・・・動詞感覚でつかう感じ、語基に接辞がついて語ができることを派生と表現するみたい。

品詞性・・・語基そのものではなく、語基と接辞があわさってできた語の品詞について表現している。なので、語の品詞性というのは、実際の品詞とは異なるのかもしれないが、扱いとしては別の品詞になってしまってもかまわないのかもしれない。

5日目 生産性と派生語ってなあに?


生産性は、接辞が派生語などをどれだけつくれるかということを指します。

生産性が高い接辞というのは、造語力がある接辞というのと同じ意味です。

生産性は接辞によって、派生語の多さも変化します。派生語が多かったり、少なかったりするわけですね。


5日目 うろ覚えの言葉たち


生産性・・・接辞がどれだけの派生があるか? というときに使われる言葉。接辞の派生語いっぱいのときは、生産性が高いというふうに使う。

造語力・・・生産性が高い=造語力がある。のように使われる。


6日目 複合語ってなあに?


複合語は、語基や派生語などがむすびついてできたものです。
例としては、

1.二つ以上の語基が、むすびついてできたもの。

例 音楽教室

2.派生語が語基などと、むすびついてできたもの。

例 お嬢さま倶楽部

3.動詞が語基などと、むすびついてできたもの。
   また、動詞がむすびつくときは連用形である。

例 立ち止まる

4.形容詞などが語基などと、むすびついてできたもの。
   形容詞の「い」をぬいてつくられます。

例 暑苦しい

また、複合語は大きくみっつに、わけられます。

1. 並列的な複合語

名詞がつかわれることが多く、対になるものがむすびついていることが多い。

例 左右 切り貼り

2. 非並列的な複合語

複合語になっているもののうちひとつが、中心となる意味をもつ。

例 図書館 美術館
  「館」が修飾されている。

非並列的な複合語は名詞・動詞・形容詞もある。

例 本棚 居座る 目新しい

3. 畳語(じょうご)

同じ語基を重ねてできた言葉

例 佐々木 偶々 木々

6日目 うろ覚えの言葉たち


複合語・・・語基や派生語や動詞や形容詞がむすびついてできた言葉。

並列的な複合語・・・名詞がつかわれることが多く、対の意味でむすびつくことも多い複合語。

非並列的な複合語・・・むすびついた言葉の中心となる語基か派生語か動詞か名詞が修飾される複合語。

畳語(じょうご)・・・々が必ずつかわれている複合語だと思ってます。


20日目を終えて

テキストの12ページぶんの勉強内容のみをまとめました。

すっきりしてる! もう、ぜんぶ、こんな感じでいいんじゃないかな! 

…という冗談はね。このくらいにしておきましょうか。はい。

さて、今後の日本語文法の勉強ですが。

テキストを増やしたので、交互に勉強していこうかなーと。

というわけで、次は今回のテキストとは、別のテキストです。

これから、勉強するのが楽しみだー。

では、今回ね、使用したテキストの情報をおいておきます。


入門 日本語の文法

村田水恵

株式会社アルク



さて、まとめ記事。どうでしたか?

これで、私も勉強しやすくなったら、最高です。

まあ、勉強ノートをつくったので、この記事は、ある意味、無用の長物になりかねませんけどね…。

つくったことに意味があると思いたいです。はい。

また、記事が溜まってきたら、こういうまとめの記事をつくりたいですね。

わかりやすいように、きりのいい日にちの記事で、まとめようと思います。

次回も、また、いっしょにおべんきょうしましょうね。



二十一日目、新しいテキストを勉強しますよ!