ちょろす

はじめまして。初心者です。関東在住の兼業主婦。 書くことが好き。エッセイ、他の何でもな…

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はじめまして。初心者です。関東在住の兼業主婦。 書くことが好き。エッセイ、他の何でもないこと、感じたことを書いてみたい。 好きなものにはとことん。 大胆、そして小心者

最近の記事

実は私○○なんです会

コロナ渦でリモート飲み会が流行った頃、 ネタもつき、酒にも飽き、それでもなんとか話題を続けなければいけないことにも飽き、 自分が画面越しに映っていることにも耐えられなくなってしまった。 そもそも外に出られないんだから おのずと話すことも減ってくる。 そんなときに友人と二人、ちょっと違う飲みをしようよ! と相談をしてリモートで '実は私○○なんです発表会; をすることに決定した。 長い付き合いだけど、話していないことはたくさんあるはず。 どーでも良すぎて言わなかったこともあ

    • 表現者

      恐る恐る高校生の書くnoteを読んでしまった。うまいな。 わかっていた。 昔より遥かに情報化社会の現在。 本や新聞しか読めなかった時代の私達とは違い、手軽にスマホで何でも読むことができる。 触れることができる。 情報も溢れ返っていて いまどこぞの誰かが何を感じているかさえもわかる。 それが嘘だろうと本当だろうと信じてしまえばこっちこものだから、 今朝夫と表現者(物書き)について話をする機会があった。 夫自身が表現者なので、聞きたいことはたくさんあった、 その反面絶対に

      • 主旋律 ~詩

        夏にふたりできいたあの歌がせつなくのこる コンビニでジュース買って 気がついたら鼻歌 手をつないだ花火終わりの道 主旋律 私はハモってハイタッチをした 重なる声 揺れるキー どこかで花火が咲いてる 朝がくるまえに 好きだって言わせて 何をしても消えない 君の腕と背中 戻らない 辛い気持ちかくして いつも笑ってくれた 言ってほしかったのに 暑いね 噴水の前キスした 主旋律 私はハモってハイタッチをした 君のせいで音符は迷子 どこかで花火が咲いてる 朝がくるまえにさよならを

        • 本音の居場所

          私がX(Twitter)をやっていて思うのは、ツイートの内容が、飾り物にしたいか吐き出して流してしまいたいかに分かれるということだ。 そして、起こった事を残すか、その時の感情を残すか。例えば今日はこんなことがあったと残すのか、 とても嬉しいことがあったかを残すのか。 日記のかわりにしたり、心の整理をしたりと使い方は自由。自分の呟きに陶酔する人や感情的になる人。 私は陶酔したり感情的にもなる。感傷的にもなるので厄介だ。 ハッピーな時はハッピーを出しきり、ネガティブな時はネガ

        実は私○○なんです会

          あなたと私の推し活

          界隈は違えど会えば推しの話で盛り上がり、カラオケにこもってBlu-ray鑑賞。 写真やらグッズを見せあって ひたすら盛り上がれるオタク友達と会ってきた。 いわゆる''推し活''で、また友情を深めている。 元々、学生時代からの友人で数十年のお付き合い。 部活の仲間なので、集まるときは数名で会っているけど、ここ最近は推し活目的で二人で会うようになった。 彼女に天界から王子様が降りてきたとき、 私はメルカリの鬼となって、断捨離に精を出していた。 何かにとりつかれたように、いらな

          あなたと私の推し活

          天才嫉妬する

          小説家があれこれマイルールを話すという本を読んでいる。 20名の作家が出てくる。 好きな作家さんが出て話をしている。 何冊か読んだことのある作品。 全く知らない作品。 過去に読んだことはあるけど全く内容を覚えていないなどなど、最近は読書もサボっているので取っ掛かりとして読んでみた。 その中で他の小説家に嫉妬するのか? というものが興味深くて面白かった。 小説家仲間が賞の候補者になったときに 「いま、池のほとりにいて飛び込もうとしています」 と連絡をしたという話。そんな人い

          天才嫉妬する

          正す

          私は中学2年生まで「フランシスコ・ザビエル」を「フランシス・子ザビエル」だと思っていた。 フランシス・ザビエルという父親がいて、その子供だから「フランシス・子ザビエル」。 お父さんが「太郎」で、その子供が「小太郎」。そのノリだと信じて疑わなかった。 さらに、明治時代のイギリス人作家「ラフカディオ・ハーン」は「ラフカディ・オハーン」という中東人だと思っていた。 人は正すことで、成長していく。 そんな事はおいておいて。 何か勘違い発言をした時に 「それは違うよ、間違っ

          永遠のアイドル

          こうやってnoteとか始めちゃって、場違いなところに来てしまった。と思った。 とうとう嵐のこと書いてみようかな。 なんて思ってしまったのがそもそも間違いが起きそうなのに。 活動休止中、ニノは個人事務所を随分前に設立し、五人は会社設立を発表し、松潤は先日独立を発表した。そーなの? わかってない…。だって見ないようにしてきたから。 どう転んでも続きは書けそうもないのに。 実は私は嵐について超絶長文を書いた。 ハワイでのデビュー記者会見から始まり、衝撃的なデビュー曲、低迷期、

          永遠のアイドル

          反抗期なかったよね?俺

          YouTubeで流れていて、リアルすぎて放送中止になったという東京ガスのCMをみた。 岸井ゆきのちゃん扮する就活真っ最中の女子大生。 スーツを身に纏って何社も受け、走り回り お祈りメールを受け取る。 お祈りメールとは「不採用通知メール」の通称だ。 たいてい、メールの最後のほうに「あなたの今後のご活躍をお祈り申し上げます」と書かれているので、お祈りメールと呼ばれるようになったらしい。 女の子はそのメールを見て落ち込むのだけど周りの友達からの「内定決まった!」ラインに「良か

          反抗期なかったよね?俺

          薄っぺらい二人

          ママ友という言葉はいつからネガティブワードになったのだったのだろう? 私は子育てをもうすぐ終えようとしている。 子供達は下の子も法の下では成人した。 今現在、ママ友はいない。 私の勝手なイメージではあるが子供が生まれて、公園デビューがあり、幼稚園や保育園、小学校、中学校、ここら辺まではママ友という人達と付き合っていた気がする。 ちなみに私の定義するママ友とは 子供あってのお友達であり、子供がいなかったら付き合わなかった人であり、嫌いではないがお互い微妙な距離感で、でも子

          薄っぺらい二人

          私の恩人⑤

          結婚をして出産した直後、唇の表面左側に出来物のような腫瘍のようなものが出来た。 産後一ヶ月位の時だ。 日々の慣れない初めての育児に合わせるように、産後の数時間おきの授乳や寝不足。 追い討ちをかけるように、私が一番恐れている何なのかわからないものが出来てしまって、再び落ち込んでしまった。 ホルモンのせいにしようにも、 その頃は抗うつ剤の役割をする薬を産婦人科から出されて、それを服用していたし、 あっという間に不安というモンスターに支配されてしまった。 こちらには何で泣いて

          私の恩人⑤

          私の恩人④

          舌が痛い。右下の奥の方。鏡に向かってベエッーと舌を出して何か出来物があるかないかを確認したり、手鏡を使ってみたり、指で触ってみたりした。何も出来ていない。 何かを食べたらしみる事もないし、当たって痛むとかでもない。 でも痛みは一日中続いて、私は激しく動揺した。 病院で先生に診察してもらった。 何も出来ていないという。 今度は舌が痛いなんて一体どうなっているんだろう? せっかく治療を終えて、普通の生活を手にいれるはずだった。仕事も思い切りしたいしプライベートも充実させたい。 ま

          私の恩人④

          私の恩人③

          大学病院に着いて、最初に通されたのは口腔外科だった。先生は男性の先生二名。 抜歯したのは右上の奥から二番目と三番目。奥歯と奥から四番目の歯に被せものをしてブリッジになっていた。 いつものレントゲンと違ったのは、麻酔をして太い針のようなものを歯の上部分の歯茎に貫通させられた。ピピっと音が鳴る機械のようなものが、置いてあった。 先生達は丁寧に私の口の中を確認していく。 「特に問題無さそうだけどね」 ボソボソ会話が聞こえる。私は再び絶望を感じながら目を瞑っていた。 その時だ。呼ばれ

          私の恩人③

          私の恩人②

          週に1度、根幹治療が始まった。歯科医師は1人だけ、どんな冷淡な態度でもどうでも良かった。「ずっと痛くて、最近は違和感しかなくて」震える声で説明をする。「良かったね、原因がわかって」 現在の根幹治療の方法はわからないけれど当時は針金のようなものをグリグリ入れて消毒のように事をして、綿のようなものを詰めた。初回の診察終了後は特に何も変わらなかった。 最初は仕方ない。帰って母に話した。まだ痛かったの?と不安な様子だったが、私はウキウキして、これで解放されるから!とひたすら安心材料を

          私の恩人②

          私の恩人①

          歯が痛い!と思ったのは19歳の頃。学生だった私は保険証と診察券片手に歯科に通っていた。しかし、どんなに問診を受けてどんなに削られても痛みは治らず、歯痛の経験のある方は分かると思うが、あの痛みは本当に耐えられない。矯正のようにいつか痛みは慣れるからというのなら我慢できたであろう。 治療をしても引けない痛みに不安が募っていった。歯科医師は首をかしげて痛がる私の了承を得て神経を抜いた。 いま思えばここで違う選択、例えば歯科を変えるとかしていたら、違っていたかもしれない。抜いてしまっ

          私の恩人①