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アイデア幻想症 それマボロシです

起床後、歯磨きをしながら「今日の記事はコレでいこう」と思った。

いい題材が見つかった。

そんな予感があったことは覚えている。

そう いいアイデアが浮かんだという感覚はある。

しかし 今 この時。

キーボードを叩こうというまさに今。

なにひとつ思い出すことができない。

いざ書こうとし時には 全て忘却の彼方。

こんな現象は始めてではない。

むしろよくある。

時には思い出せることもある。

それが本当に閃いたモノと同じかどうかはわからないが。


くやしいからこの現象について深堀りし、再発防止に努めたい。

さて まずはこの現象について名称を決める必要がある。

簡潔にその現象を表した名称を。

書こうとした際に忘れているので「執筆直前健忘症」とでも呼ぼうか。

アイデアを思いついたことは実は虚像であると解釈して「アイデア幻想症」もいいね。

名前をつけるって難しい。

忘れたことを認めるのはくやしいので、そもそも思いついていないとする「アイデア幻想症」としよう。

この現象はとにかく くやしい

僕のワクワクを返せ!

と叫びたくなる。


短期記憶はなぜこうも簡単に 忘却されてしまうのかと悲しくなる。

思いついたアイデアや構想を長期記憶に定着させるにはいったいどうすれば?

いや、そもそもなぜ長期記憶に保存しない?

脳みそから「そのアイデアは覚えておく価値もないよ」というメッセージなのか?

僕にとっては大事なアイデアなんだよ。

毎日投稿の要。

でも脳みそにとってはどうでもいい話。

どっちもボクのハズなのに。

僕の精神(自我)は脳みそから発生しているはず。

でも脳みそは基本的には精神でコントロールできない。

まったくの別物。

おなじ体を共有しているんだからもう少し協力してくれてもいいじゃないか。

自我が覚えたいと思ったヤツは問答無用で長期記憶に保存しておくれよ。

仲良くしようよ。

脳みそ側の都合もわかっちゃいるよ?

なんでもかんでも覚えていたら大変なことになるもんね。

そして 一度長期記憶してしまったら 忘れる事が難しくなるもんね。

それは知ってる。

でもさ なにもキレイサッパリ忘れることはないでしょ?

え?

メモをとればいい?

そんな色んなところにメモなんて置いておけない。


スマホにすぐ保存する?

意外とめんどうなんだよね。

スマホ取り出してロックを解除 アプリを探して起動する そしてフリック入力。

そんなことしている間に忘れちまうよ。

え?

音声入力すればいい?

パパが洗面所でスマホにブツブツ語りかけていたら息子はどう思うかな?
きっとアタマがおかしくなったと思うよ。


え?

そんなんだから脳みそが必要ないって判断する?

ぐぬぬ。

めんどうくさいことをするからこそ、脳みそが必要なことだと判断する。

そうか僕に足りなかったのは 必死 だ。

必死にそのアイデアを保存しようと試みていない。

思い付いてニヤついているだけ。

そら脳みそもスルーするよね。

ということは、思い付いた時にめんどうくさいアクションをするといいのか。

うーん。

思いついたら その事を考えながらスクワット30回とか?

ムッキムキになっちゃう。

脚ばっかりムッキムキのエッセイストはちょっとキモい。


素直にスマホにメモをとるしかないか。

しかし、こうしてメモをした事を忘れて 結局は記事にはならないのであった。

ダメじゃん。

意味ないじゃん。

メモってなんで見返さないんだろうね。

あ、今忘れていたアイデアを思い出した。

言いたいことはひとつに絞る」ってテーマで記事を書こうとしたんだった。

そうそう 本にそんなことが書いてあったんだった。

脳みそ ちゃんと覚えてるじゃん。

もう少しはやく思い出してもらえると助かるんだけどなぁ。

で、この記事は言いたいことがひとつに絞られているかな?

うーん。

忘れる前にメモをとりましょう」かな?

しょーもない記事だな。

そんなことわかってるわ!

と言われてしまいそうだ。

言うことを絞ると しょーもなくなるのは エッセイストとして力不足ということか。

やっぱり「アイデア幻想症」で 何も思いついていなかったことにしよう。

時にはバカのふりをするのが賢者というもだ。

次のアイデアは逃さない。

アイデアキャチマンに俺はなる!

ではまた。

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