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雑務を 純化 させろ

本当に人間というのはやることが多い。

休日のひとり時間にも容赦なく雑務が襲い掛かる。

仕事をしている方が、やることが決まっているし強制力もあり楽ちん。

さぁ休日を邪魔する雑務をどう捌いていこうか。

ゲームしたい 映画見たい 下書き書きたい。

雑務以外のやりたい事が多い。

だってせっかくの休日だもの。

さて、あなたは嫌いなことは最初に済ませるタイプ? それとも後回しにするタイプ?

僕はもっぱら後回し派だ。

しかし、休日に使える時間は無限ではない。

すると、最後に好きなことをした場合 時間が足りず満足できない可能性がでてくる。

不完全燃焼となり、その後の気分が左右される。

だから先にスキな(楽しい)ことをして 嫌なことは後回し。

これで今までなんとなくやってきた。

これが正しいと疑うこともなく。

人間は目先の快楽には抗えないようにできているのだと決めつけて。

しかし、それは雑務の量と質が低い場合に限るということに気が付いた。

雑務の量や質が上がると、こなせなかった時のダメージがでかい。

そのダメージは僕の 信頼 に傷をつける。

こうなってくると楽しいことをしていても、後回しにしている雑務が頭をよぎる。

心の底から楽しめない。

ならば。

先に雑務を片付けるしかない。

こんな当たり前の事実に大人となった今、ようやく気が付く。


休日の雑務は主に家事だ。

食器を洗い 洗濯をして 掃除もして ゴミを出す。

その他にもお茶を沸かす 炊いたご飯を取り分ける 洗濯ものをたたむなどの雑務もある。

そして極めつけに自分の通院も重なると時間はあっという間に溶ける。

あれ?

ゲームする時間どこいった?

いったい何の為の休日なのか。

いったい何の為に仕事をしているのか。

いったい何の為に生きているのか。

と哲学的な思考になる。


だから、いかに効率よく家事 雑務をこなすかに全力を注ぐ。

雑務攻略フローチャートを頭の中で展開する。

ゴミ捨てをゴールとして、チャートを逆に遡る。

そうして出来た脳内フローチャートに従い、マシンのように雑務をこなす。

もちろん、ひとつひとつの雑務にもなるべく少ないターンで終わるように考えながら行う。

そして着々と進行していくフローチャート。

き、気持ちいい。

僕ひとりでしていることなので、邪魔が入り込む余地はない。

計画通りに事は進んでいく。

なんだこの高揚感は。

もうすぐゴール(ゴミ出し)だ。

もう他に捨てるモノはないか?

まだゴミ収集車が来るには時間はある。

勝った。

僕の完全勝利。

これで心置きなく映画やゲームを楽しむ事ができる。

あ 病院いかないと。

そうこうしている内に昼食の準備もしないと。

やはり休日は、雑務に始まり雑務に終わるのだ。

僕は雑務をする為に生まれてきたのか とまた哲学的な思考になる。

まぁそれでもいいけど。

その雑務すらも喜びに変えて見せる。

そう謎の気概を見せる ひとり時間。

だれにも共感してもらえないかもしれない。

それでもいい。

嫌々こなす雑務ほど苦痛なものはない。

しかし、楽しければそれは 雑務 ではなくなる。

なんと呼ぼうか。

雑ではない、純粋な任務で 純務(じゅんむ) とでも呼ぼうか。

ダサい。言いにくい。センスがない。

どんな言い方に変えても 雑務には違いないので 雑務(純) とでもしておこう。

あなたも日々の雑務を 純化 させてみてはどうだろう。

すこし、人生が明るくなるかもしれない。

そして謎の高揚感に包まれて欲しい。

邪魔ものはいない。

さぁあなたの独壇場だ。

ワンポイントアドバイスとしては、雑務(純)中はオーディオブックで本を聞きながらこなすことで 時間の有効活用が捗るので超オススメ。

ではまた。

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