それ説明しなかった?をなくす 上手に伝えるコツ
家庭でも職場でも人に説明する場面というのは誰にでもある。
その割には「うまく伝わったなぁ」ということは少ない。
そもそも「うまく伝えよう」と意識することは稀だ。
でも相手が理解していないと「説明したのに」と余計な軋轢をうむことに。
上手く伝える努力をするべきなのか、ちゃんと聞き取ろうとする努力が必要なのか。
どっちも努力すれば最高だけれど、まずは発信者が気を配るべきだろう。
どうすれば人は話を聞いてくれるのか。
これは永遠のテーマかもしれない。
不可能な課題かもしれない。
でも諦めるわけにもいかない。
ダメでも元々の精神で攻めていこう。
まずは自分が聞き手となった時のことをイメージして考えてみよう。
僕は以前noteの記事で、読書について「読む」と「聞く」では理解に差がでるという内容を書いた事がある。
視覚が優位なのか、聴覚が優位なのか。
僕は聴覚が優位気味なので、書面よりも口頭の方が頭に残りやすい。
これを踏まえて考えよう。
説明する相手がどちらが優位なのかがわかれば、上手に説明する事ができるのではないか。
視覚優位な人には図入りの書面を渡し、聴覚優位な人には言葉で説明する。
これだ。
これで情報の洩れなく、伝言ゲーム無双ができる。
え?
相手が視覚優位か聴覚優位かどうやって見極めるのって?
そう、これが一番の課題だ。
自分がどちらが優位なのかということも知らない人が多い中、他人の自分が把握する事はできるのか。
はい。
無理です。
ここまで読んでも無駄だったと思ったそこのあなた。
甘い。
きちんと解決案を考えている。
それは、どっちも実践するということだ。
はっはっはっは。
それが出来れば苦労しないよ。
僕もそう思う。
でもでもでもでも。
そうするしかない。
そうやって探りをいれて、相手がどちら優位なのか検証していこう。
うまく伝わらずトラブルになったり、何回も同じ説明をする方が苦労する。
ゲームだと思って、探る。
気分は名探偵。
図や太字で強調したり、言葉を尽くして説明をしていこう。
その丁寧な姿勢にあなたの評価もあがる。
無駄なやりとりが減り、生産性も急上昇。
少し話は変わるが、日本の識字率はかなり高いが、読解力は人によって大きな差があるという。
だから視覚が優位だとしても、その文章の意味をくみ取ってくれるかは別問題かもしれない。
だから結局は聴覚も攻めるべきなのだ。
結論としては、ゴチャゴチャ言わずに五感をフル活用して丁寧に説明するということだね。
結局そうなるのかという感じだが 急がば回れ と言うし地道にいこう。
僕は聴覚優位なクセに、発信はテキストでするというチグハグなことをしている。
インプットとアウトプットは必ずしも一致しないようだ。
相手の事を知る時、視覚優位なのか、聴覚優位なのかという新たな視点を取り入れよう。
そうすることで、あなたは説明マスターに一歩近づけるかもしれない。
自分はどちらが優位なのかというのは、同じ本を書籍とオーディオブックで読み比べてどちらが頭に入るのか検証してみよう。
こういう 伝え方 に関する本は数多い。
その中でよく言われているのが「小学生でもわかるように」という文言。
相手が「なんでも自分が言っていることを理解してくれると思うなよ」という強いメッセージだ。
なめるなよ!と言いたくなるが、年齢層の幅広い職場や家族ではそもそも、ジェネレーションギャップがあり、共有している語句も違うかもしれない。
だから 伝える ということを重点的に考えた時、この強いメッセージは重要かもしれない。
子どもがよく言う「わかっている」という言葉は鵜呑みにしな方がいい。
わかっていないことの方が圧倒的に多いからだ。
それは大人も同じ。
というよりも、大人(自分)目線のわかっていると 子ども(相手)目線のわかっている というのはまったくかみ合っていない。
そういう人間に対して丁寧に説明して、理解してもらうというのは思ったよりも骨の折れる作業だ。
説明マスターへの道は険しく長い。
その道には果はないかもしれない。
それでも僕は歩む。
ではまた。
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