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感度と特異度

みなさんこんばんは。

日本の朝ごはんはこれが一番ですね!ちなみに納豆も食べてしまいました。

どーもMittsuです。

昨日は、感染症を診断する上で重要な検査についてお話ししましたが、ウイルスを診断をする際に使用する検査の信頼度について話たいと思います。

検査によって判定する時間が異なることはわかったと思いますが、他にも検査の信頼度もそれぞれ異なるとされています。

抗原検査とPCRではこの信頼度には差があるのですが、この信頼度にもメリットとデメリットがあるのです。

この信頼度のことを・・・
特異度」と「感度」といい、検査の品質や性能を評価するための指標となります。

特異度
健康な個体に対して「正しく陰性」と判断される割合を示します。つまり、健康な人が検査で陽性と判断される誤検出の割合を表します。
特異度が高いほど、健康な人が誤って病気と診断される可能性が低くなるという考え方です。

一方

感度
実際に病気の人に対して「正しく陽性」と判断される割合を示します。
つまり、病気の人が検査で陰性と判断される誤検出の割合を表します。
感度が高いほど、病気の人が正しく検出される可能性が高くなります。

とちょっと難しい言い回しなんですが、インフルエンザウイルスの検査キッドの特異度と感度について例に出して見てみましょう。

インフルエンザウイルスの検査キッドは一般的に
特異度:90%以上
感 度:70〜90%程度
とされています。
このパーセンテージが高いほど結果の信頼度が上がると考えてください。

特異度が高いということは、誤って診断する可能性が低いと言いましたので、
検査結果が陽性となった場合、インフルエンザウイルスに感染していない人が誤って陽性と判断される可能性は低いわけですから、陽性の判定は正しいと考えて良いです。

感度は特異度よりも低いのがこの検査の特徴ですので、病気の人が正しく検査陽性と診断される可能性が少し低いということになります。
そのため、陰性と結果が出た場合でももしかすると陽性かもしれないというのが、この検査信憑性の低さにつながります。

ですので、インフルエンザウイルス検査の場合は、陽性と出れば陽性として扱って問題ありませんが、陰性だからといって安心できないというところが問題の検査となります。陰性でも陽性の可能性があるため、医師の判断によって症状や周囲の状況を鑑みてインフルエンザとして診断することがあります。

これは、新型コロナウイルス感染症による抗原検査キットの信頼度も同じことが言えます。
ですので、検査の判定には、この感度と特異度を必ず確認の上での判断をしていただければと思います。

以上、検査の特異度と感度のお話になります。
それではおやすMittsu💤

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