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商業の漫画を描かせてもらって、いいな、と思うこと

こんにちは、初めまして、むんばと言います。
白泉社 Love Jossieで猫漫画とドムサブ漫画
猫のために婚活はじめました
溺愛/本能の先を連載させていただいております。


商業の漫画を描かせてもらって、いいな、と思うことをちょっと語ります。

2人の出版社さんの編集者さんとやりとりをしたことがあり、その時いいなと思ったことです。

私の、欠点のひとつに
「言語化が下手」

というものがあります。
創作物を描くものとしては、わりと致命的です。

接客業をしてきたので、身振り手振り、人と実際会ってコミュニケーションをすることに関しては、どうにかなるのですが、
それを字で、コミュニケーションをしろ!ってなると、どうも、苦手です。


例えば、小説で書く場合は、
「彼は荒々しい口調で怒鳴りつけてきた」
と説明できるところを
漫画では
「おいこら!ふざけてんじゃあねーぞ!!」
とセリフだけで表現できるところはしないといけない感じが難しい。


そこで商業漫画制作で助かることなのですが

・編集者さんがこのセリフはわかりにくいな、というのを指摘してくれる
・意図をどういうことか?と考えてくれる(考えたうえでこのセリフでいいかの整合性を考えてくれる)

編集者さんって、多くの人と言葉のやりとりをしていると思うのですが、おかげで言葉の引き出しが多いように感じます。
(人によるのかもしれないですが)

言葉が第三者に伝わるか、またどの言葉が伝わりやすいかを考えてくれる編集者さんという存在は、とても助かる!と思っております。

ドムサブ漫画の「溺愛/本能の先」を最初描くときも、まずドムサブを知らない人にドムとサブをどう伝えるかと、だいぶ話し合いました。
最終結果、ここまでやっても、わからない人はわからないだろうけど、ある程度まではやったという感じで描くことができました。

創作物って、慣れ親しんだものを描く方が、説明しなくて楽なのですが、

SFだったりファンタジーだったり、完璧に想像したものをつくる、というのも魅力だと思います。

そこで重要なひとつに「難しすぎない言葉」があったりすると思うのですが
もうそこは第三者のプロの意見が欲しいってなる!
それができるのがいいなって思います。

自分でそれができたらいいんですけど…、言葉って本当に難しいと思います。

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