【依存症】ADHDのわたしがお酒に溺れかけた話
こんばんは。今日はなんだか調子が良くて、出かけた先のカフェでTOEICの勉強を2時間ほどして帰ってきたonemuです。あったかくて幸せでした。
さて、今回は砂糖依存に続いて依存症シリーズ第2弾のアルコール依存についてです。ADHD人の脳内は、特に前頭前野と呼ばれる部分の機能に偏りがあり、神経伝達物質であるノルアドレナリン、ドーパミンが定型発達に比べて極端に少ないことが多いです。
そのために、あらゆる刺激物によってドーパミンが出ることが快感につながることで、さらにその物質を摂取することが癖になり、最後には依存する(無くなっては生きていけない)ことになってしまいがちなのです。
では、アルコールが脳に与える作用は一体どんなものなのでしょうか。お酒を飲むことでアルコールは胃や小腸から吸収されて、分解されながら、なんと脳にまで届くのです。それによって脳の様々な部分が麻痺する(特に前頭葉、小脳、海馬に与える影響が大きい)ことによってリラックスできるという仕組みです。↓
ちなみにADHDのあるわたしがアルコールを飲んだ時はこうなります↓
○顔がすぐに赤くなる
○基本無表情なのに、緩く、優しい表情になる
○言葉がスムーズに出てきて話しやすくなる
○にこにこ陽気になる
○ぼーっとして幸せな気分になる
○あまり人見知りしなくなる
○ノリがよくなる
○お酒を飲み終えて1,2時間でとても眠くなる
家系的に父も母も酒に弱いのに、家族のなかでわたしだけはそこそこ飲めるのが謎です。最初はほろよい1缶でも気持ち悪くなっていましたが、得意な酒もあると気付いてからはよく飲むようになりました。炭酸が苦手なので焼酎のお茶割りか日本酒率が高いです。
大学在学中のキャバクラ勤務時代にシャンパンとテキーラを繰り返しで飲まされ続け、店で潰れかけた以外は意識のあるまま帰宅してます。他人がいる、客の前だ、となると意地とプライドで理性を保ったまま飲んでました。
逆にお酒が抜けてしまうと人見知りに戻ってしまうので、カンフルとして出勤前にキッチンで濃い緑ハイを作ってもらって一気飲みしてました。心理的には完全にアルコール依存でしたね。
また、どうにも寝付けなくてアルコールを飲むという人も多いのではないでしょうか。わたしも落ち着かないとき、眠りにくい日などに冷蔵庫に冷やしておいた日本酒を飲んでから寝たりしてました。ただ、これには一見眠りやすくなるようで睡眠の質が低下しているという落とし穴があります。眠れないからとお酒を飲むと、もっと多く飲みたくなって、余計に眠りづらくなる悪循環に陥ってしまうのです。
ちなみに、現在はメンタルの薬と酒の相性が悪いために3ヶ月の間ほとんど飲んでいませんが、アトモキセチン(ストラテラ)で脳に刺激がもらえているからなのか、不思議とあまり酒を飲みたくはなりません。面白いものですね。
アルコール依存症で困っている方も、脳に他の原因があるかもしれません。ADHDや発達障害と依存症は関連性の高いものです。
何か思うところがあった方はぜひメンタルクリニックへの受診をおすすめします。
今回も長文となりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました😊
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