【考察】6年前の自分の診断書を発掘したから読んでみた②
おはようございます。過活動の1日を乗り越えて疲れ切っているonemuです。コンサータに加えて調子に乗ってカフェインを飲みすぎて、変な時間まで起きていました。コンサータの効果が切れると頭の中の多動が酷くなるようです。効いているうちはあまり余計なことを考えないでいられます。
あくまでわたしの場合ですが、周りの音を全て拾って拡大したように聞こえるという"聴覚過敏"がひどいのですが、これにはコンサータもあまり効かないようです。普段通りにカクテルパーティー現象が起きてしまいます。何人もの言うこと聞き分けたという聖徳太子は聴覚過敏の発達障害人だったんじゃないか。
…頭が疲れていてわけわからないことを書いてる気がします。さて、さっさと本題に戻ります。
6年前の診断書に書いてあったことの続編です。
(↑もしよろしければ①も読んでみてください。)
では、ADHD疑いで悩んでいる方のために、個人情報がバレそうなところだけぼかし、できるだけ診断書の文章をそのまま載せます。↓
*この頃はまだわたしの衝動性があまりにも強かったために、18歳を迎えたのにまだインチュニブを継続投与で2mg処方されていた。ギリギリ子ども扱いしてもらえたらしい。
(インチュニブは今では成人にも適応になったが、6年前の当時は17歳までを対象に処方されていたはずだ。)
"時に多弁になる。"
↑これはわたしの不安定さがよく出ています。昔から気分の上下が激しく振り回される感覚がありました。今も落ち込んでいなければ基本的によく喋ります。本来はとても社交的です。
ただ、基本的にやらかしが多く落ち込んでいてうつっぽいので結果的に不注意が目立っていたのだと思います。
衝動性は年齢とともに落ち着くといいますが、わたしにはあまり実感がないです。カッとなって他人に当たることはなくなり、代わりに買い物をしすぎてしまうとか、違う形になってまだ根強くあります。
また、先日の診察で主治医に聞いたところ6年前ではASDとADHDは重複せず単体で存在するという前提で、同じ患者に両方の診断を出してはいけないとされていたようです。
しかし、わたしが心療内科をサボっていた6年の間にADHD,ASDのどちらも持つ事があると分かり、診断基準が変わった。だから、わたしは6年前の基準によれば単体のADHDとされていたけれど、今の基準からすればASD傾向もADHDも両方待ち合わせている。というカラクリなのでした。
また、定型発達の人間であってもADHDっぽい、ASDっぽい、などの正反対の気質を併せ持っているがそれらが相殺してバランスを取っていることは当然ある。が、発達障害の場合その振り幅が極端に大きいのが違いだそう(by主治医)。
この辺りが定型発達人から、「そんなの誰にでもあるよ」と言われて辛い思いをする原因かと考えられる。
実際、当事者であるわたしの感じている矛盾というのは、かなり激しい。ジキルとハイドが同時に存在している感覚でとても苦しい。これらの両極端な要素が打ち消しあって定型発達のように見えているらしいが、その内実はすごく辛い。
◆時間に厳しく、数分遅れるだけでイライラするくせに自分は先延ばしや不注意で遅れる
◆完璧主義なのにミスしまくる
◆潔癖症なのに汚部屋の住人になってしまう
◆男性嫌悪なのに性依存でセフレいた
◆理想やこだわりが細かくあるくせに、適当で状況によって臨機応変
◆他人と関わるのが好きだけど他人に興味ない
◆疲れやすいくせに、刺激がないと退屈で苦しい
◆感覚が過敏かつ鈍麻
◆ルッキズムが大嫌いなくせに目・鼻を整形した
◆自分のことが大好き、なおかつ大嫌い
◆超・男性的なのに、同時に超・女性的でもある
◆冷静で理性的なのに共感性が高く感情的
これらのとてつもない苦しさをどうしていくか。主治医に相談しながらやっていかないといけないなと思いながら副作用の電池切れが来たので眠ります。おやすみなさい。
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