初めてでもここまでできる!プラモデル「復刻版ゲゲゲの鬼太郎《大合唱》」
映画館で鬼太郎の映画が〇年ぶりにやってるっていうので、観に行ったんですよ。「また中国妖怪と大戦争でもするのかな。」と期待せずに行ったら、大満足でした。
幸せいっぱいで金銭感覚がマヒし、映画館にあった鬼太郎のプラモデルをまんまと釣られて買ってしてしまいました。
家に帰り蓋を開けて衝撃を受ける私。「あれ?なんでこのプラモデル色ついてないの・・・?」
初めてのプラモデル
プラモデルを買ったはいいもの、
「なんで色ついてないの?」
「パチンてはめるとこは?どうやってくっつけるの?」
「プラモデルって食玩やガンプラと違うの?」
なんてショックを受けたことはありませんか?私だけですかね。
今回、私が一念発起して完成させたプラモデルを参考に、
プラモデルを買ったものの、一体何をどうしたら良いか分からない方へ、捨てる前に一度自分でチャレンジする希望を持っていただきたく、ここに記そうと思います。
プラモデルの基礎知識
プラモデルは、特に説明がない限り、プラスチックの色だけで、色を塗らないといけないし、専用の糊でつけないといけないそうです。知りませんでした。
目玉親父の目が陥没しています。
この状態で飾るわけにはいきません。
Amazonで教科書を買い、YouTubeで基礎のプラモデルを学習し、タミヤのお店に潜入してみました。
完成までに使用したもの
【教科書となった本】
情景師アラーキー(2016)『作る!超リアルなジオラマ』誠文堂新光社
その他数々のプラモデル系YouTube
【買ったもの】
・タミヤ プラスチックモデル専用接着剤
・タミヤパテ(ベーシックタイプ)
・タミヤカラー アクリル塗料ミニ
・タミヤ情景テクスチャーペイント 草・土・砂
・塗装ベース
・塗装棒
・ジオラマ用 草 花
・デブコンET レジン
【家にあったもの】
・工作ニッパー
・爪を研ぐガラスやすり
・絵の具セット
・カッター
完成までの工程
①設計書をよく読み自分なりの工程表を作る
・何色が必要かリストを作る
・各パーツごとにヤスリがけ/接着/色塗りの順番をイメージし、自分なりの工程表を作るため
②パーツをニッパーで切って、出っ張ったところ(バリ)をカッターで削ぐ
③パーツを接着し、明らかなズレはパテで埋め、光で反射するくらいの細かい段差はガラスヤスリで削る
④鬼太郎・カエル・ポスト・立札に色を塗り、糊付け、乾燥
⑤土台にタミヤ情景テクスチャーペイントをまぶす
⑥沼にレジンを流す
⑦鬼太郎・カエル・ポスト・立札を、パテを使って土台に接着する
⑧ジオラマ用の草・花を木工用ボンドで植える
完成!
この中で最も重要な工程は①設計書をよく読み自分なりの工程表を作ることでした。これがないとパーツを接着した後に思わぬ塗り残しや、構造上の不備が生じる可能性があります。
ガンプラは手順書の通りやれば完成するんですけどね。
ついに完成
初めてでも仕事や家事の合間にダラダラ進めて、5ヶ月でここまで仕上げることができました。
これを読んでプラモデルに興味をもっていただけたら幸いです。
今回記録のための写真を撮っていなかったので、次回プラモデル回があれば細かいところはそちらに回したいと思います。
おまけ 工夫した点
◾️目玉の親父は立ち姿だと、一生懸命練習しているカエルたちに対し、高圧的な印象を与えたので、足をカッターで切断し(キャー)、座る形にパテで接着。合唱の練習を眺めるゆったりした姿勢にしました。
◾️茶碗の風呂は拾ってきたどんぐりを半分に割り、レジンでお湯を表現。
◾️練習後のご褒美に木の実をビーズで表現。受け皿は風呂に使ったどんぐりの笠を使用。
◾️沼はタミヤの情景テクスチャーペイントを適当にまぶした後、レジンを流し水を表現。
◾️妖怪ポストの茅葺き屋根の部分は、絵の具でベタ塗りした後に、情景テクスチャーペイントの草を使ったところ、うまくボサボサ感が出ました。
◾️鬼太郎のチャンチャンコは霊毛なので毛羽立ちがあるはず。情景テクスチャーペイントの砂を塗った後、絵の具で塗るとザラザラした感じがでました。
おしまい。
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