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Liechtensteinの郵便博物館の見学

12月の連休、Liechtensteinへ行ったことを別の記事で書いた。
その際、郵便博物館を訪れたので、少し写真を紹介しようと思う。

リヒテンシュタインで初めて切手が発行されたのは1912年だそうだ。それ以降、第二次世界大戦下でも中断することなく、実用切手と記念切手の発行が続き現在に至る。
観光案内所のすぐそばにあり、入場は無料、その上階にアートスペース(私が訪れた日はコンテンポラリーアートの展示だった)もあるが、そちらも同様に入場無料。

では写真へ。

入口
中に入ると、1階(日本の2階)は郵便博物館、2階はアートスペース、と書かれた表示がある
入ると、まず最初に土産物屋があり、受付及びレジの横から展示が始まる
古いスタンプたち
古い絵葉書が大好きで、去年プラハでも、子供が橇を引く素敵な一枚を買った。
大切な一枚だったが、それを今年の晩秋に癌の叔母宛に送り、11月に叔母が亡くなったので、今は叔母は天国で楽しく橇遊びをしていると良いな、と思っている。
訪れた日はMartin Frommeltという造形作家の展示が行われていた

Martin Frommeltは1933年リヒテンシュタイン生まれ。学校を卒業後、叔父で司祭、政治家、芸術家のアントン・フロムメルトのもとで3年間の視覚芸術の基礎訓練を受ける。1952年から1962年までパリのエコール・デ・ボザールで美術を学ぶ。
(中略)
1962年、リヒテンシュタインに戻り、最初のアトリエを構える。
その後、カラーエッチングのサイクル「CREATION-創世記の5つの星座」(1989-1999)を発表。
2004年から2007年にかけては、60点以上の大規模なエナメル彫刻を制作。それ以来、彼は再び絵画に没頭している。

FrommeltのHPから抜粋・翻訳
こんな感じの下書きがあったり
こんな感じのモノクロの展示があったり
飛行機や風景など各種のデザインがあったり
平和を訴えるようなデザインがあったり
なんだかよくわからないけれど撮ってみたり
これ、かなりお気に入りのデザイン

このFrommelt氏の作品は主にLiechtensteinとスイス、せいぜいドイツくらいでしか展示されていないようで、イタリアに住む私はおろか、日本に住んでいるとみる機会はまずないのでは、と思われる。

これは確かFrommelt氏のではなかったような気がする
デジタル化された昔の切手がこの画面で見られる
画面の横にあるポスト
Ausland(海外)という表記もあるので、ここから投函すると日本にもはがきが送れるのかもしれない
カテゴリー(国、植物、政治、音楽とか、ジャンルは本当に様々)ごとに
昔の切手が分けられて展示してある
中世っぽい柄やデザインを見ると無性に反応する癖アリ
めちゃくちゃ可愛い
この時代に生まれたかった
少し昔のLiechtensteinの町並みか。
下の切手にはGutenberg城とある

ついでに、上階でやっていたコンテンポラリーアートの展示の写真も載せておこう。しかし一体何なのかは全くわからなかったけれど。

謎①
謎②
原始的な道具でしょうかね?
謎③
やっぱりこういう展示には興味が持てない自分がいる
謎④
だったら写真を撮るのもやめればいいのに、ついつい癖で撮る
謎⑤
打ち上げられて粉々になった船の残骸っぽい
謎⑥
イルカやマグロでも切るんでしょうか?

外に出て、現代の香りを肺にいっぱい吸い込む。
やっぱり、先ほどの展示は完全に私向けではなかった。
気を取り直してLiechtenstein美術館へ。
(時間が十分になく、パンフレットの収集のみで終了)

外観
過去の展示がトイレまで続く階段横の壁に飾られている。
これは2019年のNora Turatoというアーティストの作品

Nora Turato (1991-)は、アムステルダムを拠点とするクロアチアのグラフィック デザイナー、インスタレーション、パフォーマンス アーティスト。日常の言語使用法を中心とした作品で知られており、それらの作品は拡大されて展示の壁に焼き付けられる。

Wikipediaより抜粋
可愛いから写真を撮る。
André Thomkinsというアーティストの作品

André Thomkinsは(1930-1985)、スイスの画家、イラストレーター、詩人。 1952年からドイツに住み、1971~1973年までKunstakademie Düsseldorfで教える。 シュルレアリスムとダダイスムの影響を受けた皮肉で幻想的な絵を描いた。

Wikipediaより抜粋

短い滞在だったため、訪れた美術館・博物館にも限りがあった。勿論、小国ゆえに選択の余地もあまりないのだが、以上が、1,2日滞在する場合のメインの訪問先ではないかと思う。


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