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サッポリアンの私が、北海道にある「餃子カレー」のチェーン店を紹介する

(トップ画像:「餃子の皮王子」 作:「モンキーマジック」さん)


唐突であるが、私は道産子である。

社会人デビューを果たし、10年以上も居座った「香港」「中国の華南地区」「第2の故郷」と思っているが、第1の故郷札幌である。

20代前半、まだ海外にも行ったことがなかった頃、札幌でオーストラリア人(Australian)と話したときのこと。

彼女が「あなたは、ここ(札幌)で生まれたの?」と聞くので、私は生まれも育ちも札幌であると答えた。

そしたら、彼女が「オー、サッポリアン(Sapporian)!」と言った。

それ以来、自分の中で、この呼び名が気に入っている。

そう、私はサッポリアン!


北海道は、方言こそ強くないものの、道外では使われない「不思議な単語」があったり、独特の食文化があったりするらしい(どこの都道府県もあるのかもしれないが)。

「ザンギ」という言葉なぞ、今やすっかりと有名になってしまったと思うし、赤飯に小豆ではなく甘納豆を入れる(これも家庭によりけりかもしれないが)なども聞かれたことがあるかもしれない。

その上、玉子焼きが甘かったり、味噌汁が薄味だったりする、、、と、これは私の母親の味付けの問題であった。失敬。

ジンギスカンなぞ、幼少の頃から食べて育ったので、道外出身の方から「独特の臭みがある」と改めて言われて、「ん?、、、おー、言われてみれば、、、そうかもしれぬ、、、」などと意識するようになったのは、成人してからのことである。

子どもの頃、親戚が一堂に会すると「よし! 今晩はみんなでジンギスカンにしよう!」となるのが定番でもあり、私は中学生の頃まで「ジンギスカン=焼肉」と同義語だと思っていた。

さて、そんなこんなで、私は「餃子カレー」というのも日本各地で愛されている食べ物だと思って育った。

何が「そんなこんな」かと言うと、私がそのような考えを持つに至った理由として、北海道で有名な餃子チェーン店のメニューによるところが大きいのだ。

私は以前、以下の記事の中で「餃子カレー愛」を語った(ついでに中国の美味しい「お店」もお薦めした)。

同記事で書いているとおり、地元に結構有名な餃子のチェーン店があり、私は子供の頃より、そのお店のファンである。

今は、そのお店もメニューを増やしたりしているらしいが、私が子供の頃は「餃子定食」「餃子カレー」のほぼ2択であった。

定食を頼むこともあったが、何より、ここの餃子カレーが大好きだったのだ。

あんなに美味しいカレーのトッピングはないと思っていたので、結構な大人になってから、「平均的な日本人は、カレーに餃子を入れて食べることがむしろ少ないのでは?」ということに気付き、大そう驚いた。

現在は関東在住であるが、こちらにも「餃子カレー」をメニューに置く店は少ない。

さて私は、少なからぬ方が生涯のうちに「餃子をカレーに入れるというのはどうだろう?」と背中を押してくれる人物に出会うこともなく、その底知れぬ魅力を探る大海原に繰り出すきっかけすら与えられないという、この昨今の状況を憂いている者である。

著しく怪しい者である。

上に挙げた記事では、チェーン店の紹介はしていなかったが、餃子カレーの社会的地位の向上にいくらかでも貢献するため、私は度重なる検討の結果、微力ながら、本日、周りの反対を押し切り、ついに北海道の人気「餃子カレー」チェーン店を紹介することを決定した。

私がこの決定を後悔することはないであろう。

まあ、せっかくなので、冬の大通公園とテレビ塔もご覧いただきたい
結構前だが、ススキノあたりも貼っておく
色んなところにお店があるが、中心地の「狸小路」あたりがアクセスしやすいかもしれない

さあ、お店はこちらの「みよしの」さんである。

看板に小さく「さっぽろ」と書いてあるが、こちらのお店を「みよしのさっぽろ」と呼ぶ人はあまりいない。

Yummy, yummy!
もはや、、、アートである。

今も帰省した折、タイミングが合えば、できるだけ行くようにしている。

次に札幌に行かれる際は、札幌ラーメンもいいが、もし興味があれば、餃子カレーも試されてはどうだろう。


【カレー話のおまけ】

私は「カレー単品」でも大好きである。

最近、過去の写真を整理していたら、私の親父が昔つくった「何とも豪快なカツカレー」が出て来た!

正に男メシな感じである(男メシの定義もよくわからん感じになってきているが)。

親父も結構前に天国に行ってしまったが、若い頃にシェフをしていたので、たまに張り切って料理をすることがあった。

私は、親父がたまにつくる「シーフードカレー」の大ファンであった(シーフードの方は、写真がなさそうだ)。

墓参り的な意味も込め、「何とも豪快なカツカレー」も写真も貼っておく。
何ともカレー三昧な記事である。


【餃子話のおまけ】

私は「餃子単品」でも大好きである。

最近、過去の写真を整理していたら、私の母がつくった(今もつくる)「ニラたっぷり餃子」が出て来た!

私は、この餃子の大ファンでもあり、子供の頃から親しんできた「お袋の味ナンバー1」である。

餃子の具と言えば、ニラが一番美味しい!


親父メシ「シーフードカレー」+ 母メシ「ニラ餃子」
という奇跡のコラボが実現したこともあった!

みんな、久しぶり!
「餃子の皮マン」だよ!
中国では「水餃子」が主流なんだよ。
焼きギョーもいいけど、たまには水ギョー試してみても面白いかもね!






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