【シカゴと周辺シリーズ】観光マップにも乗らないような「アックスヘッド湖」と「チューリッヒ湖」
本シリーズ、前回は「アッパー・ミシシッピ」について書いた。
色んな記事に書いているが、私は「海」、「湖」、「川」などの水辺が好きである。
別に泳いだりするわけでもないが、水の流れなんか見てると、ポーッと催眠状態みたいな、いい気分になったりする(あまり催眠にかかり過ぎると危ないのかもしれないが)。
シカゴに住んでいた頃は、郊外に見晴らしのよい湖もたくさんあったので、週末にはよく出掛けていた。
上の記事では、壮大なアッパー・ミシシッピについて書くと同時に、「素晴らしい景観であったのに、ほかに観光客も地元の人も誰もいなかった」ということもあわせて書いた。
実際、シカゴ郊外の色々なスポットで景色を楽しんでいた際、そんなことがよくあり、「なぜ、こんな素晴らしい場所に、誰も来ないんだ?」と感じたりした。
「観光客がそんなところまで足を延ばさない」とか、「地元の人には当たり前過ぎる光景になっている」とか、「単にシーズンオフだった」とか、、、色々理由はあるのかもしれないが、私はたびたび綺麗な景色を1人占めしているような、贅沢な気分を味わったりしていた。
観光客も誰も来ない、観光マップにも乗らないような、シカゴ郊外の湖をいくつか紹介したい。
たとえば、私が住んでいた「シャンバーグ(Schaumburg)」や「アーリントンハイツ (Arlington Heights)」が所在する「クック群Cook Countyy)」にある「アックスヘッド湖(Axehead Lake)」なんかも、長閑で落ち着いた気分になれる湖だった。
(※ アーリントンハイツは、「クック群」と「レイク群(Lake County)」に跨るようである)
アックスヘッド湖(Axehead Lake)
以前、シカゴの「バシーウッズ(Busse Woods)」にある湖が、釣り人に人気があると書いた。
ここアックスヘッド湖も釣り人に人気があるらしい(私が訪れたときは、だ~れもいなかったが。。。)。
私は釣りには詳しくないが、調べるとバス(bass)、ナマズ(catfish)、クラッピー(crappie)、ブルーギル(bluegill)など多種の魚が生息しているらしい(すでに、よく存じ上げない魚が混じっているが)。
なるほど。この湖が釣りに適している季節は「春」と「秋」とのことであり、それらの季節に魚たちも活動的になるらしい。
私が訪れたのは「冬」であったため、釣り人も見かけなかったのかもしれない。
下の地図をご覧いただければお分かりのように、この湖は「チペワウッズ(Chippewa Woods)」という林に囲まれ、何とも長閑な雰囲気である。
想像のアックスヘッド湖との「答え合わせ動画」も貼っておく。
アックスヘッド湖とチペワウッズは、住宅街にも隣接し、ファミリーや子供たちの遊び場的な雰囲気も持つ。
近辺に「Rivers Casino」というカジノがあった。
私はギャンブラーではないのだが、実はカジノ(の雰囲気とか)が大好きである!
マカオでもラスベガスでも、カジノの雰囲気に大はしゃぎする、、、が、お金はチマチマとしか賭けることはなく、加えて言えば、毎回チマチマと負けている。
さて、アックスヘッド湖(Axehead Lake)とチペワウッズ(Chippewa Woods)に別れを告げ、もう1つの湖を紹介したい。
2つ目にご紹介する湖は、シカゴ郊外北西エリアにあるチューリッヒ湖(Zurich Lake)である。
この湖は、レイク群(Lake County)に所在する村"Lake Zurich"にあり、(村ではなく)この湖に言及したいときは"Zurich Lake"などと呼称したりする。
1つ目のアックスヘッド湖が、住宅街の生活感とも隣り合わせのような雰囲気の中にあるとすれば、こちらのチューリッヒ湖からは、ひっそりと自然の中で水面を揺らす「神秘的な雰囲気」を若干感じた。
因みに、この湖にも、ほかにはだ~れもいなかったとさ。。。
ここらへんのショットなんて、何かミステリー小説でも書けそうな雰囲気である(私は書けんのだが)。
チューリッヒ湖の動画も貼っておく。
湖に隣接する「パウルス公園(Henry J. Paulus Park)」
重複で恐縮だが、シカゴ郊外には、このような「ほかに誰もいないが、自然美しい景観が広がる」といった場所が、そこかしこにあり、車を少し走らせれば、それらの景色を1人占めし放題だった。
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