まるち

公務員→会社員へ転職。公務員時代は、法律改正や国際関係、果ては人事までやっておりました。

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最近の記事

簿記2級合格体験記(備忘録)

転職前にスキルアップしたい考え、一番コスパよさそうな簿記2級の受験の決意をしました。 その結果、今年の1月終わりに簿記2級を取得したので、何をしたのか書いていきたい。 期間2023年12月~2024年1月の2か月間 勉強始めた頃のステータス簿記3級保有(2020年に取得)、それ以来、仕分けなどしたことはなく、学習内容はかなり忘れている状態 使った教材クレアールの2級講座 丁度割引期間で3万くらいで受講可能だったので購入した。工業簿記や商業簿記の連結会計部分は、独学だと

    • ギリシャ料理~風の蔵~に行ってみた

      先日、ギリシャ料理食べに行ったけど、どういう料理かよくわからなく悔しい思いをしたので、備忘録的に写真をのっけて書いていきたい。 行った店この店でめっちゃうまかった。特にムサカがおいしかった。 店の紹介も一緒に貼っときます。 料理の写真は次のとおり ギリシャ料理の特徴地中海料理であり、オリーブオイル、野菜、ハーブ、穀物、パン、ワイン、魚介類および家禽やウサギなどの食肉を使用する。ギリシャ料理の代表的な材料は子羊肉と豚肉、オリーブ、チーズ、ナス、ズッキーニおよびヨーグルト。

      • LIVE PARADEとは何だったのか②~アーティスト水樹奈々のMon Panache!~

        Mの世界で水樹奈々自身が語っていたことだが、LIVE PARADEは コロナ禍から日常を取り戻す過程を表現するため、最初はダークトーン最後は晴れやかな楽曲となるよう意識した。前半は、自分自身を鼓舞する曲が多く、後半は未来へ向かう明るい曲を配置している。これは明けない夜はないというメッセージが含まれているということ。 構成は、ナイトパレード(これは「Welcom to the Black Parade」だと思う)から夜明けが来て、デイパレードに続くということ。 また、パレードの

        • 書評⑦世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~

          ラストまで終わりました。すごい暗い気分になるような内容ですが、今の日本の指導者にこれだけの知性がある人はいないということにも絶望しました。 次はLIVE PARADEの考察をします。 歴史上のインフレ4波フィッシャーは、歴史上インフレは4波発生していると位置づけている。 第1波は、12世紀までの安定期がもらたらした人口の増加である。ベビーブームによる若年層の増加によって、需要が増大し、特に燃料と食料価格がインフレが発生した。 第2波は、1407年から1660年までで第1波の

        簿記2級合格体験記(備忘録)

          書評⑥世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~

          P130~168までの要約です。あと一息です。 主流派経済学の理論2022年のインフレはコストプッシュインフレの性格が強い。しかし、FRBは本来デマンドプルインフレの対策である利上げを実施した。なぜこのようなことが起きるのか。それは、いわゆる主流派経済学の理論が背景にある。 主流派経済学は「一般均衡理論」(経済全体の市場の需要と供給が、価格メカニズムを通じて、常に位置するという理論)に基づいて体系づけられている経済理論である。これは「セーの法則(供給は、常に需要を生み出す)

          書評⑥世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~

          LIVE PARADEとは何だったのか①~アーティスト水樹奈々のMon Panache!~

          LIVE PARADEで自分が考えたこと、受け取ったことを言語化したい。今回のライブで自分自身、生き方を含めかなり勇気をもらったと感じるライブだった。PARADEというのは、楽しいのだけではなく、希望を運ぶもの。私はそう感じた。 それぞれの曲の記載に濃淡があるのでその点はご了承いただきたい。 無茶苦茶長くなりそうなので分割します。 LIVE PARADEの位置づけLIVE PARADEは既にライブで水樹奈々自身が語ったように、コロナ後、RUNNER→HOME→HEROES→

          LIVE PARADEとは何だったのか①~アーティスト水樹奈々のMon Panache!~

          書評⑤世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~

          P108~126までの要約です。寸暇を惜しんで読んでてもこの本は面白い。 賃金を抑制を選択した日本金融化すると株主の力が強くなり、株主利益の最大化のため労働者の人件費が削られる。金融化はアメリカから始まった。 日本もアメリカの金融化を模倣するような制度の導入が行われた。 1997年商法改正 ストックオプションの導入 2001年商法改正 新株予約権の導入 2001年商法改正 自社株買いが目的にかかわず取得・保有が可能 2003年商法改正 取締役会の決定で自社株買いを実施するこ

          書評⑤世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~

          書評④世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~

          P97~108までの要約です。時間がなくて読むのも辛い 2020年代のスタグフレーションは、1970年代のスタグフレーションよりも複雑に要因が絡まっている。 1970年代は、イラン革命など第4次中東戦争。一方、2020年代は米中貿易戦争、コロナ禍、ウクライナ侵攻、気候変動、少子高齢化などと明らかに2020年代の方が複雑な要因が絡まって発生している。また、先進国においては、1990年代以降のグローバリゼーションにより、海外に生産拠点を置くことで国内の供給力を低下させ、株主資本

          書評④世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~

          書評③(世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~)

          P82~96までのまとめです。純粋に時間がないのでつらい アメリカの現在のインフレの原因はインフレは、「ディマンドプルインフレ」と「コストプッシュインフレ」に分類される。 過去、第二次世界大戦以降、アメリカが消費者物価上昇率が5%を超えたことは6回ある。①1946年7月~1948年10月②1950年12月~1951年12月③1969年3月~1971年1月④1973年4月~1982年10月⑤1989年4月~1991年5月⑥2008年7月~2008年8月である。 このうち④⑤⑥

          書評③(世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~)

          LIVE PARADE千秋楽 PARADEの終着点今までありがとうございました。

          全然考えがまとまりませんが、軽く書きます。 2か月続いたLIVE PARADEも本日ついに千秋楽だった。今年のHEROESから奈々さんファンに復活して、初めてのライブツアーのPARADE。青森から始まって色々楽しい経験をさせてもらいました。 さて本日の感想を列挙します。 ○「Welcome To The Black Parade」を聞きながら、これを会場で聞くのも最後かという思いの下、万感の思いを込めて拍手をしていた。 ○衣装が黒いのは渡りガラスなのは確かにと思った。 ○B

          LIVE PARADE千秋楽 PARADEの終着点今までありがとうございました。

          PARADE有明2日目の感想を徒然なるままに書いただけ

          LIVE PARADE有明2日目、セミファイナル行きました。興奮冷めやらず、深夜のテンションで書きます。 ライブ前の失態まず、ライブ開始前に失敗事項があり、昨日会場が16時だったので、同じ時間で開場かと思ったら、15時開場という勘違い。会場に到着したのが14時半だった。そのせいで、結構ライブ前から忙しく動いていた。まず会場に到着すると、直筆色紙を撮影しに行くのだが、かなり混んでいて焦ったが、何とか撮影した。 そして、フォロワーの方たちに挨拶して色々お話をさせてもらった。幸い

          PARADE有明2日目の感想を徒然なるままに書いただけ

          書評②(世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~)LIVE PARADE前夜なのにこの題材

          はじめにLIVE PARADEを明日に控えているのに、なにやってるのと言われそうだが、P80まで要約した。理論的な部分について難しいので省略した。それでもかなり奥深いというか、鋭い分析をしていると思う。 インフレの原因先進国の奇異状況 2020年代においては、アメリカや日本、欧州などの先進国においてインフレが起き、それを抑制するため、議論が分かれている。しかしこれは奇異な状況である。なぜなら、2008年のリーマンショック以降、低インフレ、低成長、低金利という「長期停滞」

          書評②(世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~)LIVE PARADE前夜なのにこの題材

          書評(外資系コンサルのリサーチ技法(第2版))

          調査業務が必要となったので、急遽読んでる。コンサルティングファームなどでは必読のリサーチに関する書籍らしい。 本書では、リサーチの技法を10個あげている。具体的には、①web検索②文献検索③記事検索④公的調査・統計⑤民間調査レポート⑥アンケート調査⑦ソーシャルリスニング⑧フィールド調査⑨インタビュー⑩ワークショップである。このうち①~⑤は情報をさがすツール。⑥~⑩は情報をつくるツールとしている。 ⑥~⑩は今回の業務に関係ないので記載しない。 情報をさがすWEB検索 WEB

          書評(外資系コンサルのリサーチ技法(第2版))

          書評①(世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~)

          世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~のP48までの要約です。外交と経済の要約はなかなかムズイ。どこも内容を削れないというのが正直な感想。しかし、本書は著者の地政経済学を色濃く出た書籍で示唆に富む内容である。ここで重要なのは、特に世の中の情勢の理解には大変な努力と知性が必要だということである。 グローバリズムの終焉 ロシアのウクライナへの侵攻をもって、グローバリゼーションは終わった。これは、世界のエリートの認識となった。世界の投資会社や経済学者などは既にこのことを相次い

          書評①(世界インフレと戦争~恒久戦時経済への道~)

          書評④(どうする財源-貨幣論で読み解く税と財政の仕組み)完

          楽しかった。本書の要約もこれで最後です。この本の内容が世の中に広まり、世の経済学者やコメンテーターがいかにいい加減であり、それを認識する人が増え、正しい議論が巻き起こることを願っています。 財政担当者は資本主義を理解しているのかデフレ下において、歳出削減や増税を推し進めることは、MMT論者だけではなく主流派経済学者も反対している。しかし、日本国政府とりわけ、財務省は推進している。これはなぜか。財務省の職員は何を考えているのか。 財務省の事務次官であった矢野康二氏の論文からそ

          書評④(どうする財源-貨幣論で読み解く税と財政の仕組み)完

          書評③(どうする財源-貨幣論で読み解く税と財政の仕組み)

          P118~P180までの内容の要約である。書いていると、自分の考えも研ぎ澄まされて楽しい。結構疲れるが。次でラストになると思う。 機能的財政論における「税」の役割機能的財政論に基づくと、「税」の役割とは国民経済を望ましくするための政策手段であり、財源確保の手段ではない。たとえば、所得税は所得の格差を縮小させるものである。そして、税には望ましくないものを減らすために課されるものがあり、消費税は「消費」を縮小させるものであるとしている。実際、消費税が8%や10%に引き上げられた

          書評③(どうする財源-貨幣論で読み解く税と財政の仕組み)