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ClassAct Interview〜妊娠9ヶ月社員に聞いたクラスアクトの産休制度について~

女性の在籍数が圧倒的に少ないIT業界で、派遣のインフラエンジニアとして働く。職場は数ヶ月〜数年で変わることも多々あり、夜から朝にかけて働くことも珍しくありません。
今回は、そのような業界で働く女性が取得する産休育休制度にフォーカスして、弊社で実際に産休を取得された先輩社員(Oさん)に、本制度について興味を持っていた後輩社員(安住さん)がお話を伺いました。

【先輩:Oさん】
クラスアクト入社4年目。入社後、おもにネットワークの設計構築を行う現場を経て、サーバの設計構築業務を行う現場に2年従事。2021年5月頃から産休を取得され、2022年4月頃まで育休を取得される予定。
【後輩:安住 美沙紀】
クラスアクト入社2年目。入社後、現場独自のシステムの操作に関するヘルプデスクに従事。造園、飲食業界を経験し、IT業界に就職。趣味は料理や散歩。植物をこよなく愛する。

安住さん「本日はよろしくお願いいたします。私もいつかは子どもを授かりたいなと考えているのですが、実際に産休や育休を取得する想像をすると、仕事面で不安なことや未知の部分が多くて…。なので、今日はたくさんお話を伺えたらと思います。」

Oさん「よろしくお願いいたします。」

安住さん「早速ですが、Oさんが入社された当時、産休や育休について意識されていましたか?」

Oさん「実際に取得されている方がいらっしゃるとは伺ってはいましたが、入社当時は『自分には関係ないもの』でした。産休を相談しようとを決めた時、まさか自分が、とちょっとだけ思いました。笑」

大久保さん記事1

◼︎産休を相談

安住さん「産休の相談を上司や総務の方にされるのって、やっぱり怖かったですか?」

Oさん「そうですね...正直、もっと現場や本社に迷惑がられると思っていました。例えば妊娠の影響で体調が悪いから帰らせていただくとか、子どもが生まれたあとで、保育園に送り迎えするために時短勤務をさせてもらうとか、職業柄、そういう理由を認めてもらうのは難しそうだなと思っていたんです。
ですが、妊娠がわかったのが2週間の出張の直前で、つわりもあったため、現地で何か問題が起きた場合のことも考え、思い切って報告しました。

実際に現場の方や上司に話してみると、妊娠したことを祝ってくださり、体調も気遣ってくださり、とても優しくしていただきました。産休や育休はすごく自然な制度という雰囲気で、スムーズに産休・育休の流れをご説明いただきました。
また、復帰後はなるべく私の希望に沿った勤務体系をとれるよう、会社として努めていくと仰っていただきました。やめなくていいんだと、とても安心したのを覚えています。」

安住さん「たしかに産休や育休って、制度としてはあってもなかなか取得し辛いイメージがあります。私もクラスアクトの選考中、社長面接で将来的な出産の予定について聞かれました。女性が少ない業界だから子育てしながら働くのは難しいという意味なのかと身構えたのですが、そうではなく。『入社後は産休や育休を取って長く働いてもらえると嬉しいです』と仰っていたのを思い出しました。

ちなみに産休の相談をされてから、仕事の調整や引き継ぎなどで苦労が多々あったと思います。その際、どのように仕事と妊娠後の生活を両立されていたのでしょうか?」

◼︎仕事と体調

Oさん「最初のうちは、妊娠で迷惑をかけるわけにはいかない、仕事は頑張るしかない、という気持ちで残業して働きました。ですがそんなにうまくいくはずもなく、体調が優れない時は定時で帰り、スケジュールをうまく調整しつつ、仕事を頑張りたい気持ちと自分の体調を大事にしたい気持ちの折り合いをつけながら取り組んでいました。しかし、どうしてもイレギュラーは発生してしまいますので、残業でカバーすることもありましたね。

ただ私の場合、妊娠がわかったのが現場でのプロジェクトが終盤に差し掛った時期で、チームが縮小される時にタイミング良く退場させていただきました。そのため引き継ぎなどは特に必要なく、現場の方には私が把握している資料の場所をお伝えしたくらいでした。」

安住さん「そうだったのですね。体調面は個人差があるとは思いますが、
『気持ちの折り合いをつけながら行う』というのは大切だなと思いました。
無理をし過ぎてはいけないですが、責任感を持って最後まで仕事に取り組む姿勢が、とてもかっこいいです。」

大久保さん記事2

◼︎出産・育休を終えられた後のこと

Oさん「育休後は、本社勤務をさせていただく予定です。その後は未定ですが、本社でエンジニアとしての復帰を目指しつつ、持ち帰り案件や社内研修に携わるか、総務へ移動するのかなどの選択肢をいただいています。」

安住さん「なるほど...まずは母子ともに、無事に出産を終えられることを願っております。女性エンジニアが多くはない中で不安だったので、今回お話を聞けてよかったです。子どもを授かるタイミングは考えすぎなくてもいい、自然体で迎えてもいいのかなと思えました。O先輩、ありがとうございました!」

◼︎お話を終えて

今回は実際に産休を取得され、出産を経て育休を取得される予定のOさんのお話をご紹介させていただきました。質問に対して、アドバイスをくださったり、穏やかに言葉を紡いで答えてくださる姿勢が、もう既にお母さんだなぁと実感したひと時でした。

また、今回の対談を通して「将来自分がどのようにクラスアクトで働いていたいか」を考える良い機会となりました。次回のClassact Interviewもお楽しみに!


◆クラスアクトについて

”世代を超えて永続する一流の組織であること”
”ここで働く人が自分らしい幸せを感じられること”

これこそが、クラスアクトが目指す会社のあり方です。
SDGsの達成目標にもある通り、働きがいも経済成長もある社会の実現に
貢献していきたい。
社員のみなさんが、出産や育児などのライフイベントを楽しみながら、一流のエンジニアを目指せる環境を用意していきたい。
そのように心身ともに健康に過ごせる環境で、技術力を高めてお客様により高度なサービスを提供することが、お客様に選ばれる最高のエンジニアを多く輩出すること、ひいては日本のITインフラを支える企業になることにつながると信じています。

そんなクラスアクトでは、エンジニアを募集中です。
現エンジニアの方はもちろん、未経験の方もエンジニアとして活躍していける制度を整えています。
まずはホームページや弊社のWantedlyを覗いてみてください。



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