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チームが変わるスピードは、ダイエット曲線と同じ!?

この記事のタイトル「チームが変わるスピードはダイエット曲線と同じ!?」は、
私がFBライブを行った時に指導してくれたメンターからの言葉がきっかけでした。

「チームが変わるスピード」の話をした際に、
「それって、ダイエットと同じですね」と言われたのです。

最初は驚きましたが、ふと思い出した話がありました。

それが・・・・・

◆「タックマン・モデル」によれば、チームは4段階で発達する

チームビルディングの分野で有名な理論に、
心理学者のB・W・タックマン氏が提唱した「タックマン・モデル」というものがあります。
このタックマン・モデルによれば、チームの発達段階には4段階あるとのことです。
まず1段階目が「形成期」、2段階目が「混乱期」、3番目が「統一期」、4番目が「機能期」です。

形成期というのは、チームのメンバーがはじめて集まった段階、
もしくは新しいメンバーが入ってきた段階を指します。

次の混乱期は、チームのメンバーそれぞれの考え方が出てくるものの、
意見が対立したりしてまとまらないという段階です。

その次の段階である統一期に入ると、
チームの目的やそれぞれのメンバーの役割が明確になってきて、
働きがいを感じ、

「この会社やチームでやっていきたい」
「本音で何でも言い合える」

といった状態になります。

最後の機能期は、統一期の本音で話し合える段階からさらに進み、
新しいものを生み出す、イノベーションを起こすといった、
もう一歩力強い結束がある段階です。

チームビルディング、組織変革に取り組むには、
この4段階を知っておくことで、今チームがどの段階か確認でき、
各段階ごとにチームとして望める事、そうでない事が分かり、

「形成期」において、いきなり「チームでイノベーションを!」
ということを望むのでなく、

まずはお互いをよく知り、それぞれの違った意見も認め合い、
徐々にチームの目的を共有できる関係性を築き、
本音で言い合える「機能期」になってはじめて、
「チームでイノベーションを!」とい動き出せるのです。


◆ドラマ『ドラゴン桜』で出てきた「学習の成長曲線」

横軸を「努力した時間」、縦軸を「成長の度合い」とした際に、
自分が期待する成長曲線は、正比例グラフのような右肩上がり。
努力した分の成長することを期待します。

しかし、実際の成長曲線は、低空飛行から急に伸びていく曲線状の上がり方。

理想と現実にはギャップが生じます。

この『ギャップがある』ということを知らずにいると、
「これだけ努力しても自分は成績を上げられないから無理」とモチベーションが下がります。

しかし、『ギャップがある』ことを知っていると、
「今は我慢の時。この後、必ず成績はぐっと上がる」と自分を信じることができる。
心理的余裕も生まれます。



◆チームの発達も、学習もダイエットも同じ!熱意は自ら育める!

チームが自ら変革の成果を出すために

(1)使える時間の確保
(2)熱意と積極性、コミットメントを保つ
(3)自分とチームの課題・目標を扱える状態に

上記の3つは、2,000人のコミュニティ運営を行うメンターからの教えを
自分のコンサルタントに活かし、伝えている内容です。

「熱意と積極性、コミットメントを保つ」
これは人から与えてもらうものではなく、自らが育むことができます。
チームの仲間でも育めます。

どのように自分、自分達で行っていけるか、
長期的視点の成長曲線、チームの発達段階を使って
チャレンジしてみませんか?


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